令和4年1月15日に発生した、フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山の噴火による潮位変化のメカニズム等に関し、「津波予測技術に関する勉強会」で分析を行い、その結果が取りまとめられました。 また、当面の対応としている情報発信について、本勉強会の報告書を踏まえた運用の改善を行います。 (1)「津波予測技術に関する勉強会」の報告書について 令和4年1月15日に発生した、フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山の噴火による潮位変化のメカニズム等に関し、「津波予測技術に関する勉強会」(座長:佐竹健治 東京大学地震研究所教授)において分析を行い、その結果がとりまとめられました(別添1、別添2)。概要は下記の通りです。 最初に観測された気圧波は、その速度からラム波(※1)と考えられる。これに伴う潮位変化が最初に発生したと考えられる。 その後の大きな潮位変化は、ラム波等の気圧波との間の共鳴や地形等の影響による増