一部の中国ネット民が、大災害となった能登半島地震を「処理水放出の報い」などと喜び、著名キャスターも便乗して物議をかもしている。 中国国内にもこうした「日本たたき」を批判する良識のある人たちもいるが、支援の動きが広がる台湾の人たちとは対照的だ。 背景には、対外的な敵意をあおり、思想統制も強める習近平独裁体制の悪影響がありそうだ。このままでは、中国人はますます「性格の悪い国民」になってしまいかねない。 (福島香織:ジャーナリスト) あけましておめでとうございます。と言いたいところだが、2024年早々、日本ではマグにチュード7.6の能登半島地震、そして羽田空港での海上保安庁機とJAL旅客機の衝突事故という大災害、大事故が相次ぎ、正月気分どころではなかった方も多かっただろう。この原稿執筆中も余震の報道が続き、懸命の救援作業が続いているようだ。 能登半島地震がなければ、救援物資輸送のための海保機が羽
![能登半島地震を「処理水放出の報い」と喜ぶ中国人、習近平の思想統制の影響か 独裁体制により、中国人はますます「性格の悪い国民」になりかねない | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c2eacdf1e602cf9215a4a1a189d3a88fb193a318/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2Fd%2F1200mw%2Fimg_dd4a1b744d4b7f819c3c9825502262183525116.jpg)