マツダは2018年12月5日、環境負荷を低減しながら、高い質感を実現できるバイオエンジニアリングプラスチック(バイオエンプラ)を用いた新意匠2層成形技術を開発したことを発表した。同技術により開発した自動車内装意匠部品を、今後の新型車から順次採用していく予定である。 バイオエンプラ新意匠2層成形技術は、透明感のあるバイオエンプラを使用した表層樹脂と、表面に柄を刻み込んだ基材樹脂の2層成形から構成される。「深みのある色合いと精緻感、陰影感など、従来の技術では実現困難な意匠を実現させながら、環境負荷の低減を可能にする技術」(同社)だという。 マツダは、植物由来原料を使用することにより石油資源の使用量削減やCO2排出量の抑制につながるバイオエンプラの開発に注力してきた※)。2014年12月には、三菱化学と共同開発した、塗装することなく材料着色のみで高い質感を実現する「マツダバイオテックマテリアル」
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