東京理科大学や横浜国立大学、物質・材料研究機構(NIMS)らによる研究グループは、2000℃以上という極めて高い温度に耐えられる、ジルコニウム(Zr)-チタン(Ti)合金ベースの「炭素繊維強化超高温セラミックス複合材料(C/UHTCMC)」を開発した。 Zrを多く含む材料が、最も優れた熱防御性を示し耐酸化性も高い 東京理科大学や横浜国立大学、物質・材料研究機構(NIMS)らによる研究グループは2022年11月、2000℃以上という極めて高い温度に耐えられる、ジルコニウム(Zr)-チタン(Ti)合金ベースの「炭素繊維強化超高温セラミックス複合材料(C/UHTCMC)」を開発したと発表した。 時速約6200km(マッハ5)という極超音速で飛行する航空機体の表面温度は、数千℃に達するといわれている。これに耐えうる材料としては、超高温セラミックスと炭化ケイ素の複合材料が注目されている。ところが、ケ
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