参議院選挙は10日が投票日。 選挙に関わっている人は、まさに一大イベントとして慌ただしくしていると思うが、世の中全体では必ずしも盛り上がりが出ていない。3年前に比べて投票率が低下する可能性を指摘する記事も散見される。 投票日が近付くと、多くの媒体で、「投票に行きましょう」というキャンペーンが行われるが、単に行きましょうと呼びかけるだけでは行動につながらないと実感している。 そこで、今回の選挙を、コストの側面から考えてみたい。 有権者1票のコストは「574円」「選挙には多額の税金がかかる」と良く聞くが、具体的にいくらかかっていて、何に使われているのかを知っている人は少ない。そこで、政府が作成・公表している「行政事業レビューシート」から全体像を探ってみる。 令和3年度行政事業レビューシート(政府資料から抜粋) 上記は、今回の参院選の事業費が書かれている「行政事業レビューシート」だ。予算は約60
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