先週に引き続き、デスク周りから外に視点を移し整理を考えてみよう。中でも大切なツールとして、かばんを挙げることができる。整理に適したものを選べば、移動中に本を読んだり、ちょっとした仕事をしたりする時の便利さが格段に違う。取引先で書類を出す時などにもたつく心配もない。たかがかばん、と思わないでほしい。 では、実際にどのようなかばんを選び、使いこなせばよいのだろうか。今回は「かばんの整理術」について解説する。 どこに何を入れるのか決めておく まず、かばんを選ぶ時のポイントをいくつか紹介しよう。A4サイズの書類が楽に入る大きさで、手提げと肩かけ(取り外し可能)両用のものが便利だ(写真1)。さらにマチがファスナー式で広げられるものだと、出張などで荷物が多い時にも使える(写真2)。素材は防水加工が施されたナイロン製だと軽くて持ち運びが楽だ。