「もし自動車メーカーが自動運転に興味がなければ、自動運転ソフトウェアが完成しても何も実現しませんよね。住宅にも同じことが言えます。」 シリコンバレーで「HOMMA(ホンマ)」を立ち上げた本間毅氏は、アメリカのスマートホーム市場に挑戦する理由をこう例える。 かつて学生起業家として事業売却まで経験した本間氏だが、実は「もう起業はない」と考えていたという。 13年ぶり2度目の起業となった本間氏に、アメリカの住宅産業で再挑戦を決めた理由と、日本人だから出来る戦い方について伺った。 スタートアップが 「住宅産業」を変えられるのか?HOMMAのユニークさは、「テック系ホームビルダー」としてソフトウェアの開発だけでなく、住宅の建築も手がけている点ですね。本間 実は、スマートホームの中でもソフトウェアに絞って開発していた時期がありました。 しかしそこで痛感したのは、アメリカのホームビルダー(住宅建築業者)
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