産業機械メーカーのスギノマシンは2021年5月25日、早月事業所内に建設を進めてきた新工場・微粒テストセンターの完成を発表した。超高圧微粒子化技術を生かした装置の開発と製造、同装置群を生かしたバイオマスナノファイバー材料の開発と製造などを行い、同分野の売上高1.5倍を目指す。
産業機械メーカーのスギノマシンは2021年5月25日、早月事業所内に建設を進めてきた新工場・微粒テストセンターの完成を発表した。超高圧微粒子化技術を生かした装置の開発と製造、同装置群を生かしたバイオマスナノファイバー材料の開発と製造などを行い、同分野の売上高1.5倍を目指す。
既に実用化されている透過型タンデム型太陽電池は、ガリウムヒ素(GaAs)半導体と結晶シリコンを組み合わせる。結晶シリコン太陽電池の1.5倍程度の変換効率を実現するが、価格が数千倍と高額で、人工衛星など特殊な用途に限られ、一般的に利用されるには至っていない。 東芝は19年1月、このタンデム型太陽電池の市場に参入すると発表した。その切り札がCu2O。低コストで高効率だが透過性のなかったCu2O太陽電池の透明化に成功したのだ。 同社はタンデム型太陽電池を開発する際、ボトムセルとして結晶シリコン太陽電池を選択した。「長波長光で効率的に発電でき、価格がこなれており、技術面での蓄積があったからだ」(同社研究開発センターの山本氏)。さらに開発品のCu2Oは、結晶シリコン太陽電池を補完するのにうってつけだった。 主成分である銅(Cu)と酸素(O)は豊富に存在し、資源供給面で安定している上に安価。ワット単価
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