豊田自動織機は、日本市場向けフォークリフト用エンジンについて、経年劣化による排出ガス国内規制値の超過と、排出ガス国内認証に関する法規違反の可能性を確認したと発表した。 豊田自動織機は2023年3月17日、日本市場向けフォークリフト用エンジンについて、経年劣化による排出ガス国内規制値の超過と、排出ガス国内認証に関する法規違反の可能性を確認したと発表した。同日からディーゼルエンジン2機種とガソリンエンジン1機種の合計3機種を搭載するフォークリフトの出荷を停止している。 これらの法規違反が発覚した流れは以下のような形だ。北米向けガソリンエンジンの2021年年次認証申請に際し、米国環境当局への対応の中で申請済みデータに懸念を持ったために、2021年5月に外部弁護士に依頼し自主調査を開始した。この米国認証に関する調査内容は、米国の環境/司法当局に報告しており、各当局からの調査が進められている状況だと