昨年の今頃の時期、北京市内のある場所に80数名の消費者が集まり、不動産開発業者と「団購」契約を結び、1億元を超える取引が成立、一棟の新築分譲マンションが瞬く間に完売した。「団購」とは、集団購買のことである。今や北京、上海など中国の大都市では、見知らぬ消費者同士がネットを通じて「団購」という連帯を形成し、この新しい消費行動が庶民の間で急速に広がっている。マイカーやマイホームなどの高額商品の購入において、「団購」は庶民の強い見方となっているのである。 今から約4年前に登場した「団購」は、インターネットを抜きにしては語れない。02年、マイホームの購入を控えていた70名の北京市民が互いにネットを通じて知り合い、新規住宅地の開発を担当する不動産業者と集団交渉をはじめた。交渉の末、彼らは購入価格の値下げを不動産業者に飲ませただけでなく、購入契約には、購入者の利益を守るための項目を数多く盛り込むことに
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