IPの品質は、サードパーティー製IPを使用するSoC設計チームにとても大切です。しかし、新しいIPを使用するときは、どの顧客もある程度のリスクトレードオフがあります。リスクを最小限に抑え、開発期間をできるだけ短縮したいなら、IPを“7つの検証レベル”で評価しなくてはなりません。 IP(半導体知的財産)の品質は、サードパーティー製IPを使用するSoC設計チームにとってとても大切です。高度にコンフィギュラブルなIPでは、顧客が自社のシステムや市場に特有の要件を満たすべくそのIPライセンスを取得するため、なおさら品質が問われます。オンチップインターコネクトファブリックはおそらく高度にコンフィギュラブルなIPの典型であり、その品質はSoC製作の“一発完動”を実現する上で極めて重要です。 コンフィギュラビリティの初期コストはテープアウト(設計完了)の遅れにかかるコストに比べれば小さいため、徹底的な検
![SoC設計で極めて重要なIP品質をどう評価するか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1d641cd9c5444ded772e2bb18c56fe8f59ddab35/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fee%2Farticles%2F1510%2F05%2Ftt151005SoC001.jpg)