米国のKeyssaは、ミリ波帯を利用してデバイス間を超高速に接続する技術を開発するメーカーだ。同社が注力するのは、「無線技術」ではなく、「コネクター技術」である。 米国カリフォルニア州キャンベル(Campbell)に拠点を置く技術メーカーKeyssaは2017年8月16日(現地時間)、モバイルデバイスとIoT(モノのインターネット)機器とを超高速で接続する技術を実現するための活動団体として「Connected World」を発表した。同社は、FoxconnやSamsung Electronicsなどの大手企業から資金提供を受けていることを明らかにし、自社のミリ波技術を勢いに乗せていきたい考えだ。 Keyssaの名前を聞いたことがない人々は、同社を、WirelessHDやWiGigのように、数十年前から存在していながらまだ花開いていない、超高帯域幅の無線通信市場を追求するスタートアップ企業だ