PLCなどに内蔵する表示器の視認性を向上 ロームは2022年9月、低電流で駆動した時でも発光のばらつきが極めて小さい、1608サイズのLED「CSL1901シリーズ」を開発、量産を始めたと発表した。制御機器や通信制御機器などに内蔵される、複数個のLEDを並べた表示器の視認性を向上させることができるという。 これまでの一般的なLEDは、微発光時に「明るさ」や「色味」などが、製品ごとにばらつくこともあった。CSL1901シリーズは、順方向電流2mAでの発光を考慮し、素子特性を合わせ込むことによって、製品ごとの視覚的ばらつきを低減した。具体的には、最大定格20mA仕様のLEDを2mAで発光させたとき、「明るさ」のばらつきを従来に比べ半減、「色味」の変化は約3nm抑制したという。 パッケージは1.6×0.8mmの1608サイズで、発光色の違いにより5製品を用意した。サンプル価格(税別)は90円。2
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