東芝は、透過型片面発光有機ELパネルと、そのパネルを用いた有機EL透明照明のプロトタイプを展示した。有機EL材料を細いライン状に形成することで、点灯時のみ片面が発光して明るくなる。点灯中でも裏面方向から見た場合には、パネルの後ろ側を見ることができるなど、空間に溶け込む照明を演出することが可能となる。 東芝は、「LED Next Stage 2014」(2014年3月4~7日、東京ビッグサイト)で、透過型片面発光有機ELパネルと、そのパネルを用いた有機EL透明照明のプロトタイプを展示した。有機EL材料を細いライン状に形成することで、点灯時のみ片面が発光して明るくなる。点灯中でも裏面方向から見た場合には、パネルの後ろ側を見ることができる。空間に溶け込む照明を演出することが可能な技術であり、同社では2014年中にも商品化したい考えである。 照明に用いられる有機ELパネルは、一般的に有機EL材料を
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