アメリカの気象衛星NOAAのリアルタイム画像を受信して、専用ソフトで加工すると素晴らしい気象衛星写真が得られます。 気象衛星写真はテレビの天気予報でも使われているのでだれでも直感的にわかりますし、人工衛星との通信は、さまざまな物理法則も関係しているので、中高生の自由研究ネタには最適だと思います。 しかし、NOAAは極軌道衛星で高速に移動しており、日本上空には10分ほどしか滞在していないため、画像データの受信の方法をきっちりと学んでおかないと、良好な結果が得られません。 本記事ではソフトウェア無線とUSBチューナー(RTL-SDR.COM)の付属アンテナを使って、NOAAの気象画像を受信する方法についてご紹介します。 気象衛星NOAAとは? アメリカ海洋大気庁(NOAA: National Oceanic and Atmospheric Administration)が打ち上げて、運用してい
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