11月18日夕方の共同記者会見。両社は、ラグビーW杯日本代表の結束を示す言葉として使われ、流行語大賞にもノミネートされた言葉「One Team(ワンチーム)」を用いた。 撮影:小林優多郎 ヤフー(10月1日にZホールディングスに商号変更)がLINEとの経営統合を発表した。 ヤフーといえば、井上雅博社長時代はどっしりと動かず、安定した広告収益を稼ぎ続けるのが取り柄の会社だった。 しかし、宮坂学社長時代を経て、2018年に就任した川邊健太郎社長は、ファッション通販大手ZOZOの買収に続き、今度はメッセージアプリ大手LINEとの統合と、「拡大か死か」を体現し続けるソフトバンク流経営を、ヤフーでも実践しているようだ。 巨大プラットフォーム同士の統合となるため、重複するサービスの整理は必要だが、顔となるLINEアプリの確保と、PayPayを補完するLINEペイの存在だけで、ヤフーにとっては魅力的だろ
![なぜLINEは“失敗”したか。ヤフーの力を借りて「スーパーアプリ構想」は実現するのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d7b110dd03c4f564ea4b1a06c35b493afeb4fb8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2019%2F11%2F19%2FLIneYahoo1.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)