写真 フィンランドのコデノミコンが開発したプロトコルぜい弱性の検査ツール 東陽テクニカが10月に発売する。 東陽テクニカは10月中にも,フィンランドのコデノミコンが開発した各種プロトコルのぜい弱性検査ツールを発売することを明らかにした。ルーティングやVoIP(voice over IP)など幅広い通信プロトコルに対応し,ぜい弱性テストのパターンを多数用意していることが特徴だ。Java上で動作するアプリケーションで,WindowsやLinuxに対応している。 この製品は,フィンランドのオウル大学のプロジェクト「PROTOS」をベースにしている。PROTOSプロジェクトはプロトコルぜい弱性検査の無償ツールを公開しているが,サポートするプロトコルが少ないなどの制限があるという。これをベースに使い勝手を向上し,サポートを付けたものがコデノミコンのツールである。 IP電話で使われるSIP(sessi