「共働きで中学受験」は可能か? ~元塾講師の視点から~ 2012年11月15日14:00 カテゴリ学び Tweet 『AERA』が投げた「小6の娘から『お母さん、仕事辞めて』働く母親のジレンマ」という記事が話題だ。 ネット上での抜粋版だけでは、「進学塾の宿題多すぎ、他の子はお母さんがべったりついて成績を上げている、だから会社やめて面倒見て」と訴える娘に睡眠時間を削って答える女性管理職の悩みが描写される。 この問題の根本原因は、記事内に登場する「非協力的な夫、批判的な実母」にもあるのだが、筆者は元塾講師の立場から、「母親がべったりつかないと中学受験は成功しないのか?」という視点で語ってみたい。 私が教えていたのは関西難関校狙いの中学受験塾と、中学受験~高校受験で幅広いレベルをカバーする総合塾の2つだ。単に「中学受験」と言っても、「どの志望校を選び、どの塾を選ぶか」でしんどさは異なる。 カギは