「ボーイングは中国でのシェアを失くすだろう」 上海で昨年12月9日、中国初の国産旅客機メーカー・中国商用飛機(COMAC)製「C919」型機が商業運航用の機体として、中国東方航空(CEA)へと引き渡された。CEAは、2023年春にも正式に路線投入する方針を固めており、“中国が作った飛行機“が人を乗せて空を飛ぶことになる。 フォーリーCEOが率いるエアバスは、180~200人乗りのナローボディ機(1本通路の機体のこと)のベストセラーともいえる「A320ファミリー」を量産している。2016年からは「A320neo(ニュー・エンジン・オプション)」という、環境にやさしいエンジンを搭載した改良モデルが飛び始めた。 さらに、航続距離を従来型の6500~7000kmから8600kmまで延ばした「A320XLR」も開発し、小さな機体ながら効率よく遠くへ飛ばすという航空会社にとってうれしい“高コスパ商品”
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