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ニーチェの検索結果41 - 80 件 / 814件

  • 中国Z世代が傾倒する毛沢東 格差への怒り、政府も警戒:朝日新聞GLOBE+

    彼らは、図書館や地下鉄で、彼の本を読んでいる。彼の著作に特化したオンライン読書クラブを立ち上げた。音声と映像を何時間分もアップロードし、彼の革命思想の教えを広めた。 毛沢東は、中国のZ世代(訳注=1995年以降の生まれで、高度経済成長期やデジタル時代の進行とともに成長した世代を指す)の間で復活を遂げつつある。数十年にわたる不断の政治キャンペーンで何百万もの人命を奪った中国共産党の最高指導者は、1976年の死去からずっと後の生まれで当時の影響を被っていない彼らを奮起させ、元気づけている。彼らにとって毛沢東は、もがき苦しむ名もなき存在の絶望的な自分たちに語りかけてくれる英雄なのだ。 社会的不平等の拡大問題に取り組む現代の中国にあって、搾取的なビジネス階級に向ける多くの若者たちの怒りの感情を毛沢東の言葉は正当化してくれる。彼らは、毛沢東の足跡をたどって中国社会を変えたいと望んでおり、中には、必要

      中国Z世代が傾倒する毛沢東 格差への怒り、政府も警戒:朝日新聞GLOBE+
    • 最後に守るべきもの 1 - 昭和・私の記憶

      『 尚武のこころ 』 三島由紀夫対談集  「 守るべきものの価値 」 われわれは何を選択するか 石原慎太郎 (作家・参議院議員) 月刊ペン 昭和44年11月号 ・ 昭和49年 (1974年 ) 8月8日 二十歳の私が購読したものである 三島  石原さん、 今日は 「 守るべきものの価値 」 に就いて話をするわけだけど、 あなたは何を守ってる ? 石原  戦後の日本の政治形態があいまいだから、守るに値するものが見失われてきているけど、 ぼくはやはり自分で守るべきものは、あるいは社会が守らなければならないのは、自由だと思いますね。 自由は、なにも民主主義によって保証されているものではないんで、 ある場合には、全然違った政治形態によって保証されるものかもしれない。 しかし、われわれはどんな形の下であろうと、自由というものを守ればいい。 僕のいう自由というのは、戦後日本人が膾炙 (カイシャ) して

        最後に守るべきもの 1 - 昭和・私の記憶
      • グーグル、アップル、フェイスブック・・・ 世界的企業がこぞって「哲学者」を雇う理由 | ハイクラス転職ならdoda X(デューダエックス)

        doda X(旧:iX転職)は、パーソルキャリアが運営するハイクラス転職サービス。今すぐ転職しない方にも登録いただいています。 今の自分の市場価値を確かめてみましょう。 組織開発しようにも若者のことが分からない。新商品を開発しようにも市場のニーズが分からない。さらには人工知能やバイオテクノロジーなど最先端技術の急速な発展により、未知の経営的判断が求められるようになっています。 こうした「正解のない時代」に突入したことで、欧米ではいま、ビジネスに哲学を活用する動きが増えています。多くの世界的企業が哲学コンサルティング企業の門を叩き、企業内に専属の哲学者を抱える企業も出始めているといいます。 日本のビジネスパーソンにも哲学を扱った本が多く売れていますが、こうしたトレンドもまた世界的な潮流の中にあると考えていいのでしょうか。「ビジネスに哲学を活用する」とはどういうことなのか、日本初の哲学コンサル

          グーグル、アップル、フェイスブック・・・ 世界的企業がこぞって「哲学者」を雇う理由 | ハイクラス転職ならdoda X(デューダエックス)
        • 必読書コピペにマジレスしてみる・哲学編

          日本文学編→anond:20210222080124 追補編→anond:20210218080224 プラトン『饗宴』おっさんが飲み会で真実の愛について延々語るだけなので、哲学書の入門編にいいんじゃないかな。楽しそうにしてるおっさんはいいぞ。 アリストテレス『詩学』どうしてフィクションで人は感動するかについて述べた本の走りで、後半は散逸しているんだけど、カタルシスについてはなるほどなあ、とは思った。作家になりたいんだったら普通にハリウッドの三幕構成の本を買ったほうがいいかもしれないが、この読書リストを読んでいる人は実用的な知識よりも読んでいて楽しいかどうかを求めている気もする。 アウグスティヌス『告白』読もうと思ったまま長い時間が過ぎてしまった本で、まだ読めてない。アウグスティヌスが若いころややりたい放題やっていた時期のことも書いてあるらしいので、宗教書として以外にも楽しめるんじゃないだ

            必読書コピペにマジレスしてみる・哲学編
          • 【「スゴ本」中の人が薦める】技術習得に貪欲な人ほど陥る「自信喪失の罠」。ITエンジニアに持ってほしい自分を信頼する技術

            1. [超訳]『自己信頼』ラルフ・ウォルドー・エマソン 著 2. 『絶望名言 文庫版』頭木弘樹 NHK〈ラジオ深夜便〉制作班 根田知世己 川野一宇 著 3. 『弱った心がラクになる 後ろ向き名言100選』鉄人社編集部 編 4.『考えない練習』小池龍之介 著 5. 『自省録』マルクス・アウレリウス 著、神谷美恵子 訳 自信満々のITエンジニアって、あまり見かけない。優秀なエンジニアほど、謙虚に振舞う人が多く、自分が足りないものを意識し、それを補おうと努力し続けている。これは素晴らしい美徳なのだが、不足分を意識するあまり、自信を見失っているエンジニアもいるようにも思える。 ここでは、そうした自信喪失気味のITエンジニアに向けた本を紹介する。自分自身を信頼する技術を身につける本といっていい。悪い方、悪い方へ考えがちなメンタルを改善し、自分自身を信頼する技術を身につける本だ。 keyboard_a

              【「スゴ本」中の人が薦める】技術習得に貪欲な人ほど陥る「自信喪失の罠」。ITエンジニアに持ってほしい自分を信頼する技術
            • 生まれることは悪いことか? では産むことは? 【特別対談】川上未映子×永井均 反出生主義は可能か〜シオラン、べネター、善百合子|Web河出

              対談 単行本 - 日本文学 生まれることは悪いことか? では産むことは? 【特別対談】川上未映子×永井均 反出生主義は可能か〜シオラン、べネター、善百合子 川上未映子 永井均 2020.05.22 昨年、毎日出版文化賞(文学・芸術部門)を受賞し、この春に英訳が刊行され、The New York Timesをはじめ、The New Yorker、VOGUE といった主要メディアに書評やインタビューが掲載されるなど、海外でも大きな話題になっている川上未映子さんの『夏物語』(文藝春秋・刊)。この作品を巡って行われた、初の総特集本「文藝別冊  川上未映子」掲載の永井均さんとの対談を公開します。 なお、この対談の参考として「文學界」2019年8月号に掲載された、永井均さんの「善百合子の主張」も特別掲載いたします。ぜひこちらもご一読ください。 *** 川上 今日のイベントは永井先生と「反出生主義は可能

                生まれることは悪いことか? では産むことは? 【特別対談】川上未映子×永井均 反出生主義は可能か〜シオラン、べネター、善百合子|Web河出
              • 私たちの想像力は小さくなってしまった 〜SF作家 樋口恭介さんインタビュー〜 | 一般財団法人 Next Wisdom Foundation ネクストウィズダムファウンデーション

                「未来を予測する最善の方法は、未来を創り出すことだ」というアラン・ケイの有名な言葉があるが、いま私たちが創りたいと思う「未来」は、既成の技術や考え方に囚われてはいないか? ひょっとしたら「小さな未来」しか描けなくなっているのではないか? <プロフィール> 樋口恭介さん SF作家、会社員(外資コンサル会社のマネージャー)。単著に長篇『構造素子』 (早川書房)、評論集『すべて名もなき未来』(晶文社)。その他文芸誌等で短編小説・批評・エッセイの執筆。ベンチャー企業Anon Inc.のCSFO(Chief Sci-Fi Officer)を務める。https://note.com/kyosukehiguchi Next Wisdom Foundation事務局(以下NWF):いま私たちは「未来」について考えているのですが「未来はどうなるのか?」の前に、まず「未来とは何か?」を考えているところです。こ

                  私たちの想像力は小さくなってしまった 〜SF作家 樋口恭介さんインタビュー〜 | 一般財団法人 Next Wisdom Foundation ネクストウィズダムファウンデーション
                • 「9.11戦争」の終焉と20年に及ぶ介入主義の徒労感 アメリカはどこで間違ったのか ~アフガンから消えた米軍、消えぬ国際テロへの脅威~|FNNプライムオンライン

                  「9.11戦争」の終焉と20年に及ぶ介入主義の徒労感 アメリカはどこで間違ったのか ~アフガンから消えた米軍、消えぬ国際テロへの脅威~ 9.11テロ攻撃は「歴史からの小休止」といわれたポスト冷戦時代に終止符を打った事件だった。90年代は歴史の終焉論が唱えられ、歴史が終わった世界では、もはや世界史的な事件は起きず、非歴史的な日常の連続で、人々は倦怠感と共に生きていく術を学んでいくしかないといわれた。 フランシス・フクヤマが唱えた歴史の終焉論は、冷戦におけるアメリカの勝利を礼賛したものと解されたが、実はフクヤマはこうした倦怠の中から生まれてくるであろう「末人」の危険性についても論じていた。末人はニーチェ哲学の中核にある概念だが、ここでは単に単調な日常を淡々と繰り返すことに満足する「意味を模索しない人間」とでもしておく。 暴力化していったアメリカ 確かに90年代後半のアメリカにはこうした雰囲気が

                    「9.11戦争」の終焉と20年に及ぶ介入主義の徒労感 アメリカはどこで間違ったのか ~アフガンから消えた米軍、消えぬ国際テロへの脅威~|FNNプライムオンライン
                  • お前たちの内輪ネタを教えろよ。PART7 | オモコロブロス!

                    他人の内輪ネタ、死ぬほどどうでもいいし興味ないよな。知らない内輪ネタを聞かされた時ってうんざりするよな。 そんな内輪ネタもいっぱい集めて並べてみたら、そんな全然知らなさがキラキラ輝きだす。 座れ。「お前たちの内輪ネタを教えろよ」の時間だ。 前回はこちら! 今回も「エピソード型」「ハイコンテクスト型」「意味不明型」に分けて紹介していくぞ。正直この分類方法にも限界を感じてきたけど便利だからこのまま行こうね。 全部は紹介できないことをご了承くださいね。でも送られてきたのは全部ちゃんと読んでるからね。 変な先生や印象的なエピソードが内輪ネタになったタイプ 『エピソード型』 良いところ 学生寮に住んでいた時のこと。月に一度の寮の掃除に寮母さんの息子が来ていた。 息子はその日初めて寮に来たらしく、高台からの景色を見て、「日当たりが良くて良いところだねぇ!」と言っていた。 そのことを先輩に話したら彼女の

                      お前たちの内輪ネタを教えろよ。PART7 | オモコロブロス!
                    • 新型コロナウイルスをめぐって/ミシェル・ウエルベック「少し悪化した世界に」(試訳) - 汽水域にて

                      2020年5月4日、仏作家のミシェル・ウエルベックが、パンデミックがはじまって以来、はじめてコロナ禍についての文章を公表しました。原文は仏ラジオ局「France Inter」に掲載(第三者によって朗読された音声もしばらくは聞けます)。すでにどこかで翻訳されているかもしれませんが、以下、わたしの試訳を掲載します。誤訳等ありましたらご指摘いただけるとうれしいです。 少し悪化した世界に —— 何人かの友人たちへの返信 きちんと認めなければならない。この数週間にわたって交換されたEメールのほとんどは、宛先人が死んでいないか、あるいは死にかけていないかと確認することが第一の目的であったということを。それでも、わたしたちはひとたび確認し終えたら、この状況に対して、なにかおもしろいことを言おうとする。だが、それは簡単なことではない——この感染症は、不安を掻き立てると同時に退屈なものであるという離れわざを

                        新型コロナウイルスをめぐって/ミシェル・ウエルベック「少し悪化した世界に」(試訳) - 汽水域にて
                      • 「山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった」最も親しい信者の告白7時間 | 週刊文春 電子版

                        ▶山上の兄“復讐心中”を図り警察に拘束 ▶自殺した兄 東大を目指し本棚にニーチェ、資本論 ▶山上徹也が信者にプレゼントしたスニーカー 自宅の“祈祷室”には、統一教会の開祖である文鮮明・韓鶴子夫妻の写真が並べられている。写真の前に蝋燭を立て、祈りを捧げる母の背中を眺めるのが、その兄弟の日課だった。玄関には乱雑に置かれた靴や生ゴミ。廊下には壊された花瓶や切り刻まれた絵画が放置されている。 「ひと目見て『この家は破綻するな』というのはわかるやないですか。この家族はこの先まともに幸せに生きていけるのか……」 教会の幹部が抱いた一抹の不安は、20年余の歳月を経て現実のものとなった。教会に積年の恨みを募らせた、この家の次男・山上徹也(41)が安倍晋三元首相を暗殺したのは、7月8日。もうすぐひと月が経とうとする今、かつて山上家と最も親しかった教会幹部・小野大輔氏(仮名)が7時間に及ぶインタビューに答えた

                          「山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった」最も親しい信者の告白7時間 | 週刊文春 電子版
                        • 能力主義は魅力的である(読書メモ:『実力も運のうち』②) - 道徳的動物日記

                          実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル サンデル 発売日: 2021/04/14 メディア: Kindle版 前回の記事で論じたように、サンデルによる能力主義批判の核心は、能力主義が人々の「心情」に与える影響についての議論にある。 生まれ落ちた環境のちがいや才能の有無などの「運」の要素を無いものとする能力主義では、ある人の成功はその人自身の能力と努力と意志が成せるものだと認識されて、ある人の失敗はその人自身の無能さや怠惰さが原因であると認識されてしまう。結果として、能力主義社会の勝者たちは驕りを抱き、敗者のことを侮蔑するようになる。そして、能力主義のロジックを内面化した敗者たちは屈辱を感じるようになるのだ……というのが、サンデルの主張のポイントだ。 とはいえ、『実力も運のうち』という本の面白いところは、批判対象である能力主義のロジックの魅力についても、ある程度までは説明されてい

                            能力主義は魅力的である(読書メモ:『実力も運のうち』②) - 道徳的動物日記
                          • はてブもついにここまで来たか

                            痴呆の父本人が嫌がっても強制的に入院させた、という増田にこんなブコメがついてる。 痴呆がすすんでも生きながらえさせなきゃダメなのか。残された家族のQOLが爆下がりするなら安楽死だって選択肢ではないのか。 https://b.hatena.ne.jp/entry/4734234384946062020/comment/emt0 これに10人以上がスターをつけて上位ブコメになってる。 ここでの「安楽死」とは、命にかかわる病気ですぐ先に死が見えている状況で、生きるのに肉体的・精神的な苦痛が続き、本人が望んで死を選ぶ「尊厳死」ではなく、 「痴呆で本人の判断能力が損なわれ、自制力や生活力がなくなり、周囲(家族)に迷惑をかけるので、この世からいなくなってもらおう」という意味で、つまりのところ「お荷物人間の殺処分」てことだ。本人の意に反しても社会的に有益なら殺人を認める、そんな制度を国が法的に認めて整備

                              はてブもついにここまで来たか
                            • なんか哲学の面白知識教えて : 哲学ニュースnwk

                              2022年04月27日00:00 なんか哲学の面白知識教えて Tweet 1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/04/10(日) 08:27:44.637 ID:hcZVJsVf0.net クオリアの話とか 簡単に言えば、クオリアとは「感じ」のことである。「イチゴのあの赤い感じ」、「空のあの青々とした感じ」、「二日酔いで頭がズキズキ痛むあの感じ」、「面白い映画を見ている時のワクワクするあの感じ」といった、主観的に体験される様々な質のことである。 外部からの刺激(情報)を体の感覚器が捕え、それが神経細胞の活動電位として脳に伝達される。すると何らかの質感が経験される[4]。例えば波長700ナノメートルの光(視覚刺激)を目を通じて脳が受け取ったとき、あなたは「赤さ」を感じる。このあなたが感じる「赤さ」がクオリアの一種である。 https://ja.wikipedia.org

                                なんか哲学の面白知識教えて : 哲学ニュースnwk
                              • WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第3回 ジョーカー、あるはずだった未来の不在

                                「未来はわれらのものだ」と言いながら死んでいったサン=シモン、「未来を構築しなければならない」と言いながら自殺していったマーク・フィッシャー、そして「未来はここで終わる」と言ったリー・エーデルマン――。ルイス・キャロルは暗室の中で少女たちの写真を現像し、カール・マルクスは大英図書館で来るべき革命のための書を執筆する。これは、未来と子どもたち、近代と脱近代、革命と反動、19世紀と20世紀、ユートピアとディストピア、メランコリーとノスタルジー、テクノロジーとオカルティズム、そして失われた未来に捧げるエッセイである。 『ダークナイト』(2008)はテロリズムの映画だったが、『ジョーカー』(2019)はポピュリズムの映画だ。 『ダークナイト』のジョーカーは、平穏な市民生活を脅かすサイコパスのテロリストとして描かれていた。この映画が公開された2008年といえば、9・11というトラウマが未だに長く尾を

                                  WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第3回 ジョーカー、あるはずだった未来の不在
                                • 千葉雅也が選ぶ「宮台真司の3冊」 強く生きる弱者ーー宮台社会学について

                                  社会学者・宮台真司がリアルサウンド映画部にて連載中の『宮台真司の月刊映画時評』などに掲載した映画評に大幅な加筆・再構成を行い、書籍化した映画批評集『崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する』が、リアルサウンド運営元のblueprintより刊行中だ。同書では、『寝ても覚めても』、『万引き家族』、『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』、Netflixオリジナルシリーズ『呪怨・呪いの家』など、2011年から2020年に公開・配信された作品を中心に取り上げながら、コロナ禍における「社会の自明性の崩壊」を見通す評論集となっている。 今回、リアルサウンドでは同書の刊行を記念し、識者・著名人が宮台の批評との出会いを語るシリーズを企画。自身に大きな影響を与えた3冊を挙げてもらった。第2回は、哲学者・小説家の千葉雅也による、「弱者の強者性」を説く宮台社会学から学んだことについて

                                    千葉雅也が選ぶ「宮台真司の3冊」 強く生きる弱者ーー宮台社会学について
                                  • II-6 「被害者意識の文化」と「マイクロアグレッション」

                                    いまわたしたちが直面している社会的諸問題の裏には、「心理学や進化生物学から見た、動物としての人間」と「哲学や社会や経済の担い手としての人間」のあいだにある「乖離」の存在がある。そこに横たわるギャップを埋めるにはどうしたらよいのか? ポリティカル・コレクトネス、優生思想、道徳、人種、ジェンダーなどにかかわる様々な難問に対する回答を、アカデミアや論壇で埋もれがちで、ときに不愉快で不都合でもある書物を紹介しながら探る論考、そのシーズン2の開始です。 前回の記事では、昨今の学問や言論の世界では「危害」と見なされる行為や主張の範囲が拡がっている、という問題に触れた。 これまでは危険だとされていなかった物事に危害を見出すための概念や考え方はさまざまに登場しているが、この潮流をとくに象徴するのが「マイクロアグレッション」理論である。 危害の範囲が拡大されると、「個人の自由は、他人に危害を与えない範囲内に

                                      II-6 「被害者意識の文化」と「マイクロアグレッション」
                                    • 「エヴァ」の人類補完計画は“グノーシス主義”、「君の名は。」は“聖霊”を象徴… 中世哲学者が語る、日常生活と哲学の“意外な”関係 | 文春オンライン

                                      私は雪国の、とんでもない山奥で育ちました。だから哲学へのあこがれは都会へのあこがれでもありました。山奥ではキリスト教といってもクリスマスぐらいしかありませんでしたが、イエス・キリストの生涯を調べてみるととても不思議な存在で、神でもあり、そういう不思議な思想が西洋文化の根源にあったんですね。そしてギリシアの哲学も西洋文化の基礎となった。それ以来、哲学は外国の不思議なものに見えて、それに触れてみたいと思ったのです。田舎で哲学書を読む人なんて周りにいなかったので、異端視されました。ちょっとは風変わりな人間だと思っていました。 ところが、都会に出てきてみると、都会の若者たちはずっと先を行っていたんですね。ごく普通の田舎から出てきた大学生として埋没してしまいました。私は中学生の時に聖書が勉強したくなって、通信販売で買って読み始めました。他にはキルケゴール、ニーチェ、西田幾多郎なんかを読んでいました。

                                        「エヴァ」の人類補完計画は“グノーシス主義”、「君の名は。」は“聖霊”を象徴… 中世哲学者が語る、日常生活と哲学の“意外な”関係 | 文春オンライン
                                      • 誰もが平等に幸福になれるわけではない - 道徳的動物日記

                                        (某所に掲載する原稿として書きはじめたのだが、書いているうちに論旨が迷子になって自分でも無理を感じる内容になってしまったので、「これじゃダメだな」と判断して取り止めた。でもせっかく書いたのが無駄になるのもイヤなので、無理やりにまとめて、こちらに放流する)。 インターネットが発達した現代では、Twitterやブログなどを通じて、だれもが自分の思いや考えを発信している。自分の生活や人間関係についてつぶやくだけでなく、仕事やキャリアについて熱く論じられたり、社会や政治に関する問題について意見が表明されたりしている。 民主主義の視点からすれば、「多くの人が、自分の価値観や主張をを他人に対して表明している」という状況は、基本的には望ましいことである。多様な意見が提示されたうえで、それらの意見の間の妥協点を見つけて利害の調整をはかろうとしたり、意見を競合させて「もっとも正しい意見はいずれであるか」とい

                                          誰もが平等に幸福になれるわけではない - 道徳的動物日記
                                        • 「もし無人島にひとつだけ持ってくなら」の元ネタ探求をしましょうね い..

                                          「もし無人島にひとつだけ持ってくなら」の元ネタ探求をしましょうね いくつかバリエーションがある 「無人島に[ジャンル無制限]をn個だけ持っていくなら?」 「無人島に[本]をn個だけ持っていくなら?」 「無人島に[レコード]をn個だけ持っていくなら?」 ……のような [本]の場合に「聖書」という回答が西洋でメジャーなことから、元ネタは日本以外なのだろうとあたりをつける 調査の初手はとりあえずこれ Desert Island Discs - Wikipedia Desert Island Discs is a radio programme broadcast on BBC Radio 4. It was first broadcast on the BBC Forces Programme on 29 January 1942.[1] Each week a guest, called a

                                            「もし無人島にひとつだけ持ってくなら」の元ネタ探求をしましょうね い..
                                          • ぜんぶ資本主義が悪い~『人新世の資本論』を読んでの所感~ - メロンダウト

                                            斎藤幸平さんの『人新世の資本論』を読んだ。 資本主義は限界を迎えており、格差や気候変動といった問題を資本主義による経済成長によって解決するのは、結論としてもう無理であると書かれていた。トリクルダウンのような無限の経済成長を前提とした格差の解消は失敗に終わり、資本の運動に身を任せて「成長」を続ければ世界が良くなるといったものは虚妄や神話に過ぎない。脱成長を目指し、社会のシステムを抜本的に再構築する必要があると書かれている。そのためにコモンズ(公富)によるレジリエンスが必要であると。ピケティなどの主張にも繋がる本だった。最近だとサンデル教授のメリトクラシー批判にも同様の主張が垣間見えるけれど、ようするにもはやこの世界は「公正」ではないのだとあらゆるところで書かれている。それが結論なのでしょう。いまやそれは当たり前の前提として共有されるべき話になっており、それをもとに政策を打ち出しているのがバイ

                                              ぜんぶ資本主義が悪い~『人新世の資本論』を読んでの所感~ - メロンダウト
                                            • 『生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想』人生がどうしようもないほど暗くむなしいときに悲観を楽しむ方法論 - HONZ

                                              『生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想』人生がどうしようもないほど暗くむなしいときに悲観を楽しむ方法論 告白しよう。評者はずっと、なるべく他人と関わりたくないと祈りながら生きてきた。楽しいことも悲しいことも何も経験したいと思わない。誰かと揉めたり争ったりするなどもってのほかだ。人生の糧になる? 知るか。全部ストレスだ。願いは一つ、社会的接点を一切放棄して、永遠に寝床で布団にくるまっていたい……。 こんな暗い感情を披瀝したところで会話が盛り上がるはずがなく、賛同が得られるわけでもなし、むしろメソメソうるさい奴だ、望みどおり早く消えればと思われておしまいだ。だから本書を読んだとき、やっとこの始末に負えない思いを打ち明けられる、と晴れやかな気分になった。助かった。自分の抱えてきた鬱屈はすべて思想家エミール・シオランが書いてくれていた。本書は、彼の人生とそのペシミズム

                                                『生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想』人生がどうしようもないほど暗くむなしいときに悲観を楽しむ方法論 - HONZ
                                              • 【書評】「笑いの力」で人生はうまくいく  植西聰 ゴマブックス - 京都のリーマンメモリーズ

                                                幸せになりたいですか? さて、幸せになるために必要なものは何でしょうか? 大金?地位?名誉?そんな難しいものは不要です。 人間だれもが持っている威力抜群なアイテムがあります。 それは笑いです。 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.関連書籍の紹介】 【1.本書の紹介】 笑いや笑顔は、健康にいいとか、人間関係を潤滑にするとか様々な効用があると言われています。 様々な所に、いろんな事が書かれているので、一体何に効くのかその全容が不明でした。 ここに、「笑いと笑顔」の効果大全集が登場しました! 例えば、初めて会った時に笑いがあると、その場が和みますね。 笑いによって、お互いに打ち解けた話ができることはよくある事だと思います。 仕事がうまく行かない、人間関係がうまく行かない、それはもしかしたら、笑いが解決するかも知れません。 「笑いと笑顔」の力がたくさん紹介されてい

                                                  【書評】「笑いの力」で人生はうまくいく  植西聰 ゴマブックス - 京都のリーマンメモリーズ
                                                • 哲学者フーコーに「児童買春」スキャンダル

                                                  原田 忠男 @harapion ミシェル・フーコー『セクシュアリテの歴史IV 肉の告白』新潮社が刊行された事もあって、新潮社の『波』1月号はフーコーの表紙で、石田英敬氏の「誰でも分かる、フーコー『性の歴史』」が掲載されている。 pic.twitter.com/SdCtrnScYe 2021-01-24 22:23:00 上山和樹 @ueyamakzk なるほど。この1ツイートをめぐって何を語れるのか、それぞれの研究者の言い分を聞いてみたいです。 上野千鶴子らが通りすがりにフーコーを話題にしてるのを、どう見てるのか。フーコーの権威が安っぽくアイデンティティ政治に利用されるのを、どう見てらっしゃるのか。 twitter.com/oubonnn/status… 2021-03-28 19:50:36 うーぼん @oubonnn フェミとかがアイデンティティ政治の都合に合わせてポモ理論を曲解、ハイ

                                                    哲学者フーコーに「児童買春」スキャンダル
                                                  • 20世紀の倫理-ニーチェ、オルテガ、カミュ - 内田樹の研究室

                                                    『ペスト』がいきなり売れ出したということで、集英社の伊藤さんからカミュ論の旧稿をウェブに上げたいという提案を頂いたけれど、これがとてもそのままではお目にかけられるようなクオリティではない。その時にHDの筐底から「こんなもの」が出て来た。たぶん1995年くらいに大学のリレー講義の一部で、「20世紀の倫理」というのを3回くらい担当したことがあって、その時に作ったノートである。そのあと大学の紀要に載せたのだけれど、単行本には採録されていないと思う。カミュ論の部分はのちに改稿して『ためらいの倫理学』という論文になって、同名の論集に収録されている。前半の「倫理についての思想史的概説」は学生向けに書いたので、たいへんにわかりやすい。 1・倫理なき時代の倫理 神戸の小学生殺人事件のあと、あるトーク番組で「なぜ人を殺してはいけないんですか?」と発言した中学生がいて、物議をかもしたことがあった。おそらく、彼

                                                    • 神が死んだことはわかってる、でも冒涜はする~無神論者のためのポストモダンホラー『ミッドサマー』(ネタバレ) - Commentarius Saevus

                                                      アリ・アスターの新作『ミッドサマー』を見てきた。 www.youtube.com ヒロインであるダニー(フローレンス・ピュー)はもともと精神的な不安を抱えていたが、妹が両親を無理矢理道連れにして自殺して以来、不眠やパニックアタックに悩まされるようになっていた。そんな中、あまり関係良好とはいえない恋人で文化人類学の博士課程院生であるクリスチャン(ジャック・レイナー)が、友人であるペレ(ヴィルヘルム・ブロングレン)の故郷であるスウェーデンのホルガ村に伝統的な夏至祭を見に行くことを知る。ダニーもこの夏至祭体験に参加することにするが、ホルガ村のお祭りにはいろいろ謎があり… 一応お話としては、誠実とはいえない恋人から離れられず、悩んでいる若い女性が、ふさわしくない相手とのお付き合いを捨ててある種の「解放」を得る、というものである。この「解放」過程が宗教に入ること、というのは『アナと雪の女王2』だし、

                                                        神が死んだことはわかってる、でも冒涜はする~無神論者のためのポストモダンホラー『ミッドサマー』(ネタバレ) - Commentarius Saevus
                                                      • アグネスデジタルの哲学トークその他を解析する - 『ウマ娘』考察 - 世界観警察

                                                        こんばんは、茅野です。 もう9月も後半戦という時の流れの速さに戦いております。 さて、今回は久々に『ウマ娘』から。前回の『ウマ娘』の記事は大変に好評を頂き、誠にありがとうございます。 ↑ アプリ『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するテイエムオペラオー君が話すオペラネタを解説した記事です。 スターのみならず、お布施して下さった方々、実際に劇場に足を運んで下さった方々、また、劇場で愚生にお声がけ下さった方々……ここで改めて感謝をお伝えしたく存じます。ありがとうございます! 引き続き宜しくお願い致します。 『ウマ娘』はぽつぽつ続けておりまして、育成ストーリーにオペラオー君が登場しそうなキャラクターを集めております。具体的には、フジキセキ、メイショウドトウ等ですね。しかしながら、彼女らの育成ストーリーにオペラー君自体は登場するものの、オペラネタはなく……。よく「他のキャラクターも集めてオペラ解説

                                                          アグネスデジタルの哲学トークその他を解析する - 『ウマ娘』考察 - 世界観警察
                                                        • 『あつまれ どうぶつの森』は生活シミュレーションではなく現実そのものだった。発売から半年を経て見えてきた真の姿 - AUTOMATON

                                                          ホーム コラム 『あつまれ どうぶつの森』は生活シミュレーションではなく現実そのものだった。発売から半年を経て見えてきた真の姿 読書の秋、食欲の秋、運動の秋、『あつまれ どうぶつの森』(以下、あつ森)の秋。皆様いかがお過ごしだろうか。時の流れは早いもので、私が『あつ森』のコラムを本誌に掲載してから既に5か月が経過した(当該記事)。前稿において私は本作に対し、シリーズのテーマである「スローライフ」を、デイリーで発生するイベントとクラフト要素、そして現実の時間とリンクさせたアンロックのシステムによって見事実現しているという感想を述べた。生活とは機械的なルーティンでありながら、同時に創造的なインタラクションに満ちている。長きにわたりシリーズが辿った変遷の果てに、ようやくそれはゲームの中に実現したのだと。だが更に4か月間ゲームをプレイし続ける中で、また異なる感覚を抱くに至った。本稿は「現実を拡張す

                                                            『あつまれ どうぶつの森』は生活シミュレーションではなく現実そのものだった。発売から半年を経て見えてきた真の姿 - AUTOMATON
                                                          • 弱者男性論 - まなめはうす

                                                            はてブを毎日見ていると、同じ話題が続いて盛り上がっているなぁと観測されるテーマがある。 4月は特に下旬からGWにかけて、弱者男性のタイトルが良く目に飛び込んできた。 GW明けてやっと落ち着いてきたこともあって整理してみようかなと「弱者男性 発端」でツイ検してみたら、このブログが一番上に表示された。 弱者男性論の発端と推察|okoo20|note すると、2015年に盛り上がりを見せていたことが分かった。 というわけで、調べてみたところ、確かに2015年に盛り上がりがあったことは分かった。 そんなことより私が一番気になったのは、このエントリの更新が2021年1月30日であることで、その前後に小さなバズすら存在しなかったことだ。突如出てくるエントリは、長らく思ってきたことがかかれる傾向があり、強いエントリだなぁと思ったのでした。 関係あるかなと思って「非モテ」でも検索してみたが、2005年がピ

                                                              弱者男性論 - まなめはうす
                                                            • 哲学者ペーター・スローターダイク「プーチンはロシアが魅力的でないことを知っている」 | もはや何も信じていない人たちが住む国

                                                              ロシアや中国の生活に魅力はないと言い放ち、衰退してもヨーロッパが一番であると断言するドイツの哲学者ぺーター・スローターダイク。最近ではウクライナ情勢で緊張が高まり、欧米とロシアの溝がさらに深まっているが、それでも彼はプーチンに対して危機感を持っていないと言う。 1947年、ドイツのカールスルーエに生まれたペーター・スローターダイクは、『シニカル理性批判』や『球体』(未邦訳)三部作など、思考を揺さぶる作品を発表してきた。 長年カールスルーエ造形大学で美学と哲学を教えてきたスローターダイクは、ユルゲン・ハーバーマスと共に、おそらくヨーロッパで最も重要な存命の哲学者だ。膨大な想像力を持ち、才能に富み、よくメディアにも登場するこの思想家は、あらゆるテーマに触れ、あらゆる種類の「水たまり」に飛び込むことができる。 ポリティカル・コレクトネスの敵にして、ニーチェとハイデガーの偉大な後継者。さらにアカデ

                                                                哲学者ペーター・スローターダイク「プーチンはロシアが魅力的でないことを知っている」 | もはや何も信じていない人たちが住む国
                                                              • 現代でニーチェが刺さる要素ある?マジレス希望

                                                                なんJネタ(深淵を〜)以外で2020年の現代においてなにか刺さる要素ある?敬虔なクリスチャンでも無いのに? もちろん、子どもの頃ハマったものに深い思い入れがあるのはわかる ワイもチョコカステラが好きだしきな粉棒が好きだし長編ドラえもんが好きだしムーミン好きだ それっぽいものをあげるなら子どもの頃に読んだサルトルとアドラーは好きと言えば好きだ 古いマンガ(たとえば奥瀬サキとか)だけでなく最近のマンガ(ニーチェ先生 など。なお未読)やエンタメや個人創作でも 未だにニーチェ推す人々を見るのですが いったい、なにがそんなに刺さるの?キャッチーだから?あるいは厨二心をくすぐるし学校習うから?(太宰治的な)

                                                                  現代でニーチェが刺さる要素ある?マジレス希望
                                                                • 反出生主義者はへこたれない 森岡正博『生まれてこないほうが良かったのか?』を読む - 関内関外日記

                                                                  生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ! (筑摩選書) 作者:正博, 森岡 発売日: 2020/10/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) おれは反出生主義者を自認している。 おれの反出生主義は、シオランを読んで目覚めたものでもなければ、べネターを読んだせいでも、ショーペンハウアーから学んだわけでもない。 まず、おれの中から生じてきた思いがあって、その後に「反出生主義」という言葉を知ったのだ。 反出生主義、この世に生まれ出るという不運―シオラン『生誕の災厄』を読む - 関内関外日記 べつに今いるのを殺すことはないけれど、これ以上増やさなくてもいいとはわりと本気で思う。 おれはこれを書いたとき「これだ」と思った。べつにだれの言葉の引用でもない。おれの内から湧き出た言葉だ。ひょっとしたらだれかの影響を受けているのかもしれないが、それを言い出したらキリがない。ここに今叩きつけて

                                                                    反出生主義者はへこたれない 森岡正博『生まれてこないほうが良かったのか?』を読む - 関内関外日記
                                                                  • “自分なんかたいしたことない” と思うなかれ。挑戦心を持ち続けるための「10のしないこと」 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                                                                    「資格試験、挑戦してみようか。でも難しそうだし、自分には無理かな」と考える人と、「資格試験、難しそうだけど挑みがいがあるな。たとえ落ちても学んだことは無駄にはならない」と考える人……。 今後、どちらがビジネスパーソンとして飛躍的に成長するかは、言うまでもないことでしょう。「挑戦する心」を持ち続けることは、仕事で成功をおさめるためには欠かせません。そこで、今回は挑戦心を持つための「10のしないこと」を考えてみました。 リストアップした10の項目は、“するべきこと” ではなく “しないこと”。厳しいルールを課して、無理に自分を変えようとするものではありません。もともと新しいことに挑戦するのが苦手な人も、歳を重ねるごとに挑戦心が弱まってきた人も、いま一度、挑戦する心の持ち方について考えてみましょう。 挑戦できる人・できない人の違いは「新奇探索性」にあり 挑戦する「心」というと、性格の問題と考えて

                                                                      “自分なんかたいしたことない” と思うなかれ。挑戦心を持ち続けるための「10のしないこと」 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                                                                    • 「毎日が同じことの繰り返し」そんな退屈な人生が激変する"ニーチェの画期的なメソッド" "永遠に繰り返したい一瞬"をどれくらいもてているか

                                                                      単純な日々の繰り返しで感動が足りない。ニーチェは、そんな退屈な毎日を充実させる画期的なメソッドを提唱している。フランスで高校生が学ぶニーチェの哲学の基本を紹介しよう――。 ※本稿は、シャルル・ぺパン(著)永田千奈(翻訳)『フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者』(草思社)の一部を再編集したものです。 一八七〇年に最初の本を出してから、精神に異常をきたして一八八八年に活動を終えるまでのあいだ、ニーチェは非常に精力的に執筆し、次々と多様な本を執筆したなかには矛盾する内容の作品もあり、その活動をひとことで言い表すのは難しい。 そこでまずは、年代別ではなく、その主題によって彼の作品を三つのグループに分けてみる。ほかの哲学者と異なり、ニーチェを三つの側面から語るのはある意味、当然とも言えるだろう。 ニーチェは、人格や性質について各人の奥底には常に変わらない確固たる核があるという考え、つまりアイデ

                                                                        「毎日が同じことの繰り返し」そんな退屈な人生が激変する"ニーチェの画期的なメソッド" "永遠に繰り返したい一瞬"をどれくらいもてているか
                                                                      • 哲学者ニーチェが「道徳を最も嫌った」論理的理由

                                                                        「ニヒリズム」「神は死んだ」はニーチェ以前から存在 ニーチェは、ニヒリズムについて「絶対的な価値が消失すること」「絶対的な目的がなくなること」「絶対的な意味がなくなること」といった表現を使います。ニヒリズムという言葉は、もともとドイツのロマン主義者たちが使っていた言葉で、ニーチェが初めて使ったわけではありません。 ちなみに、有名な“神は死んだ”という言葉もニーチェが最初ではありません。ニヒリズムや“神は死んだ”という言葉は、ニーチェが最初に使ったように思われがちですが、言葉としてはすでに存在したものを、ニーチェなりに再定義して使っているのです。 ニーチェ以前のニヒリズムは、絶対的な価値といった言い方は使いません。どちらかと言うと、肯定的なものや華やかなものを求めず、虚無主義的な、あるいは斜に構えて否定的なというイメージが強く、特別な形で定義付けられてはいませんでした。それに彼は定義付けを行

                                                                          哲学者ニーチェが「道徳を最も嫌った」論理的理由
                                                                        • 【エア旅行】鷹の巣村エズの熱帯植物園から地中海を展望 - Ippo-san’s diary

                                                                          日本人観光客に人気のある「鷹の巣村」エズ、何といっても海抜427mから眺める地中海の大パノラマが最大の魅力ですね。 エズの歴史は古く、紀元前12世紀ころに溯る。高い石作りの壁に挟まれた路地を歩くと中世の面影を感じる。何世紀にもわたりトルコ、イタリア、フランスがエズを巡って争うが、エズの村民は1860年投票でフランス帰属を選択。 そんな歴史を持つエズ村の入り口に着いたが、駐車場の空きがない。待つこと30分。やっと1台分空いた。それではエズの城址に造られたエズ熱帯植物園などの「エア旅行」に向かいましょう。 エズ村 Eze 熱帯植物園 Jardin Exotique d'Èze 村内を散策しながら熱帯植物園へ 熱帯植物園内の散策 モナコからの行き方 【紹介】フランス・スイス ドライブ旅行記 【海外旅行・フランス旅行関連記事の紹介】 おわりに エズ村 Eze 垂直に近い岩壁の上にたち、中世の面影が

                                                                            【エア旅行】鷹の巣村エズの熱帯植物園から地中海を展望 - Ippo-san’s diary
                                                                          • Amazonプライム会員が無料で観られる私の好きな映画10本+有料5本 - チェコ好きの日記

                                                                            リモートワーク生活が始まっており、今週の私の外出はといえば「近所のスーパー」「近所のタイ古式マッサージ」「税務署」の3箇所のみとなっている。税務署は確定申告ね。ひとり暮らしだし喋る相手もいなくて寂しいかなと思ったけど、私は元来、超根暗のオタク。人との関わりが不必要とは言わないが、Slackなどでチャットできる環境があれば全然人恋しいとは感じないのであった。通勤時間を映画鑑賞や読書や料理の時間とすることで、めちゃめちゃQOLが上がっている感がある。とはいえ、オフィスワークも全然嫌いではないんですけどね。あと自宅の椅子が安物なので、長時間のデスクワークはちょいと腰がしんどいね。 それはそれとして、しばらく外出を控える人も少なくないと思うので、先日のツイート内容をまとめておく。Amazonプライム会員なら無料で観られる映画10本に加えて、有料だけどAmazonで観られる私の好きな映画を5本追加し

                                                                              Amazonプライム会員が無料で観られる私の好きな映画10本+有料5本 - チェコ好きの日記
                                                                            • もぎたてニーチェ「物事に必ず一家言せずにいられない人は、それゆえに真正の生産力を失っている」「半可通は、英知に対して圧倒的勝利を博する」 - 頭の上にミカンをのせる

                                                                              ワイのブログを全否定するのはやめてくれるか(´;ω;`) まあ少なくとも一家言ツイートがバズったりしている人に天才はいないと思う。この辺はニーチェが上手いこと言っている。彼は、物事に必ずツイート(一家言)せずにいられない人は、それゆえに真正の生産力を失っているのだ。大衆は専門知を軽視し、半可通ほど誉めそやすと分析した。以下、引用(続)— kemofure (@kemohure) 2024年3月7日 「君たちはあらゆる物事に一家言するのを自分の義務と思っている! 君たちは埃と騒音を立てれば、歴史を動かす車両になれると思いこんでいる! 君たちはいつも聞き耳を立てて、一家言を吐ける瞬間を常に待ち構えている! だから、その為に真正の生産性(創造性)をすっかり失ってしまった!」 「半可通(の浅い知識)は、英知に対して圧倒的勝利を博する。 それは、事物を実際よりも単純に解釈するから。 ゆえに半可通の意

                                                                                もぎたてニーチェ「物事に必ず一家言せずにいられない人は、それゆえに真正の生産力を失っている」「半可通は、英知に対して圧倒的勝利を博する」 - 頭の上にミカンをのせる
                                                                              • トラブルや怒りの元になる「誤った解釈」はなぜ生まれる? 澤円氏が説く、正解のない問いに向き合える人の思考法

                                                                                JAC Digital主催のイベント「リスキリングは本当に仕事に生かせるのか? VUCA時代、可能性を広げるためのキャリアの育て方」の模様をお届けします。元・日本マイクロソフト業務執行役員でJAC Digitalアドバイザーの澤円氏が登壇し、これからの時代のキャリアについて深掘りしました。本記事では、キャリアを考える上でリスキリングが重要となる理由を語りました。 元・日本マイクロソフト業務執行役員の澤円氏が登壇 澤円氏:よろしくお願いします。澤でございます。さっそくセッションに入っていこうと思います。今回は実際のセミナーというか、僕のプレゼンは若干短めにして、Q&Aをたっぷり取りたいなと思います。 今日のセミナーは、興味ある人が多いのではないかなと思うので。僕が話し続けるよりも、疑問や不安をどんどん寄せていただいて、それに僕が答えていくスタイルを取りたいなと思っています。 チャットは、賑や

                                                                                  トラブルや怒りの元になる「誤った解釈」はなぜ生まれる? 澤円氏が説く、正解のない問いに向き合える人の思考法
                                                                                • 大槻ケンヂ「今のことしか書かないで」(第6回)私はバンギャになりたい

                                                                                  入院にしている母の90歳の誕生プレゼントに、白と黒のうわっぱりをあげたら「意外に地味な色だね」と言って笑った。でも気に入ったようで「退院したら家で着れるよ」とベッドの脇にちょこんと座ってうわっぱりをなでていた。 僕はロックを生業としているけれど、その日常が他の一般的なお仕事の方々とさして変わらない面が多いことにたまに茫然とする。母の年齢的に言って、退院後に自宅ではなく、介護施設的なところに入ってもらう可能性もあり、その事を告げる役どころは、兄はもう死んでいるから、次男の僕になるのだ。今まで何度も大規模会場で何千人の前で「もう一回、行ってみるかぁ!!」なんて平気で話しかけてきたけれど、病院の大部屋の隅でたった一人に「あ……お母さん、実は……」と声をかけることがこんなにもためらわれる。 ……挫・人間の下川リヲ君には青い革ジャンをプレゼントした。7月2日に僕のバンド・特撮と、下川君のバンド・挫・

                                                                                    大槻ケンヂ「今のことしか書かないで」(第6回)私はバンギャになりたい