並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

81 - 120 件 / 716件

新着順 人気順

マルクスの検索結果81 - 120 件 / 716件

  • マルクス「資本論」自筆サイン本、日本に4冊あった:朝日新聞デジタル

    生誕200年を今年迎えたドイツの思想家カール・マルクス。その「資本論」の自筆サイン入り初版本が日本に少なくとも4冊あることが研究者の調査でわかった。 サイン入り初版本は東北大、法政大、関西大、小樽商科大が所蔵していた。いずれも扉ページ横などに、友人や研究者の名前と謝辞、マルクスの自筆サインが書かれている。国際マルクス・エンゲルス財団(オランダ)で全集の編集委員を務める大村泉・東北大名誉教授(マルクス経済学原論)の調査でわかった。 大村名誉教授によると、資本論は1867年、第1巻のドイツ語初版本が1千冊発行された。このうちサイン入りは世界で15冊確認されているという。 国内の大学がサイン入り初版…

      マルクス「資本論」自筆サイン本、日本に4冊あった:朝日新聞デジタル
    • マルクスとソーシャルメディア : 池田信夫 blog

      2011年01月30日21:49 カテゴリIT経済 マルクスとソーシャルメディア 先週のUstream中継でも議論したことだが、今のマスコミが広い意味でのソーシャルメディアに支配的な地位を譲ることは、遅かれ早かれ避けられない。しかし問題は、それによって今より大きなメディア産業ができるのかということだ。私はたぶんできないと思う。 その理由は、従来のメディアはそのインフラ独占によって高い利潤を上げてきたが、ウェブは非常に競争的なので、高い価格が設定できないからだ。たとえば、かつてNTTの電話の売り上げは年間6兆円だったが、今は2000社以上のISPを合計しても8000億円ぐらいだ。しかしそこを流通する情報の量は何万倍にもなり、ウェブを利用する情報サービス全体の付加価値は数十兆円にのぼる。このような知識の外部性は成長理論で全要素生産性として知られているが、逆説的なのは資本主義のエンジンが市場を通

        マルクスとソーシャルメディア : 池田信夫 blog
      • 哲学者マルクス・ガブリエルが解く「私たちを危機に晒すテクノロジーの闇」 | 「フェイスブックを使うな」

        ソーシャルネットワークに対して常に厳しい姿勢を貫いてきたマルクス・ガブリエル。彼は、政治や環境問題にまで影響を及ぼすこうしたツールを「禁止すべきだ」と断言する。 マルクス・ガブリエル(41)は、28歳で記録を樹立した。ボン大学で正教授職を手に入れた最年少の哲学者となったのだ。彼は古い実在論、唯物論、ポストモダニズムに対抗して世界を再解釈するために「新実在論」を説く。 彼の著書『なぜ世界は存在しないのか』は、『「私」は脳ではない:21世紀のための精神の哲学』と同様に、ドイツで大ベストセラーとなった。9ヵ国語を操り、質問からは決して逃げない。そんな彼は哲学界の「スター」として世界を飛び回り、時差ぼけの日々を生きている。 資本主義は「不都合なもの」ではない ──世界が不安に包まれているこの時代を、どのように定義しますか? 「不安」がすでに良い言葉です。けれども私は 「暗黒の時代」という表現のほう

          哲学者マルクス・ガブリエルが解く「私たちを危機に晒すテクノロジーの闇」 | 「フェイスブックを使うな」
        • 共産党の片柳進氏が「しくじり先生」に反論「マルクスはしくじってない」 (2016年5月5日掲載) - ライブドアニュース

          by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 片柳進氏が3日、「」の番組内容についてTwitterで反論した 番組で、マルクスの「資本論」によって結果的にソ連は崩壊したと説明された 「マルクスはしくじってない」として、社会主義の失敗ではないと指摘した ◆片柳進氏のTwitter 昨夜のテレビ朝日のバラエティ番組『しくじり先生』で、カール・マルクスを取り上げましたが、スターリン以後のソ連の専制政治や統制経済まであたかもマルクスの失敗かのように描くものでした。 そこで、日本共産党綱領から、日本共産党がソ連をどう見ているかを書いた部分を、連続ツイートします。 この記事を見るためには この記事はlivedoorNEWSアプリ限定です。 (アプリが無いと開けません) 各ストアにスマートフォンでアクセスし、 手順に従ってアプリをインストールしてください。 関連の最新ニュース 記事時間 記事時間 記事

            共産党の片柳進氏が「しくじり先生」に反論「マルクスはしくじってない」 (2016年5月5日掲載) - ライブドアニュース
          • 「マルクス=エンゲルス全集online」サービス開始 - 株式会社 大月書店 憲法と同い年

            「マルクス=エンゲルス全集online」サービス開始! ●『全集』の全53巻4万ページが読み放題 ●会員登録でPC版・タブレット版どちらも利用可能 ●全巻会員は月々1000円、資本論会員は月々500円(税別)から このたび株式会社大月書店と株式会社寿限無は、大月書店版『マルクス=エンゲルス全集』をインターネット上で全文閲覧できる会員制サービス「マルクス=エンゲルス全集online」の提供を開始しました。書籍版『全集』の全4万ページをPCやタブレット端末でどこからでも閲覧できる、日本最大のマルクス=エンゲルス著作データベースです。 〈便利な新機能〉 ●電子書籍のようにスムーズなページ送りや拡大・縮小が可能 ●事項索引・人名索引等をデータベース化し、検索結果から該当ページへジャンプ ●付箋や画像クリッピング、ページ印刷など付属機能も充実 〈コース・会費〉 全巻会員コース:月額1,000円/年額

              「マルクス=エンゲルス全集online」サービス開始 - 株式会社 大月書店 憲法と同い年
            • 墨東公安委員会 on Twitter: "呉座さんや麻田先生は1980年ごろの生まれのはずで(私もその辺ですが)、その世代が大学や院で専門教育受けたのは21世紀に入るころです。とっくにマルクス主義は退潮していました。むしろ我々の世代の先生が、すでに脱マルクスした世代と言え… https://t.co/pbXKTm80eX"

              呉座さんや麻田先生は1980年ごろの生まれのはずで(私もその辺ですが)、その世代が大学や院で専門教育受けたのは21世紀に入るころです。とっくにマルクス主義は退潮していました。むしろ我々の世代の先生が、すでに脱マルクスした世代と言え… https://t.co/pbXKTm80eX

                墨東公安委員会 on Twitter: "呉座さんや麻田先生は1980年ごろの生まれのはずで(私もその辺ですが)、その世代が大学や院で専門教育受けたのは21世紀に入るころです。とっくにマルクス主義は退潮していました。むしろ我々の世代の先生が、すでに脱マルクスした世代と言え… https://t.co/pbXKTm80eX"
              • 資本主義の問題点をわかりやすく言えば、そもそも労働力はピンハネ(搾取)されてるってこと? ~マルクスが何故アダム・スミスの労働価値説を批判したかといえば、労働力はそのまま賃金が支払われるわけではなく差額こそが資本家の儲けになるかららしい【マルクス『資本論』】 - 日々是〆〆吟味

                資本主義の問題点 〜そもそも労働力はピンハネ(搾取)されてるって? マルクスと労働力 商品から労働力の差額が儲けとなる 物の価格と労働力 気になったら読んで欲しい本 【マルクス『経済学批判』『資本論』】 【アダム・スミス『国富論』】 資本主義の問題点 〜そもそも労働力はピンハネ(搾取)されてるって? 資本主義の成立条件を色々と見てみましたが、前回少しだけマルクスの名前を出してしまいましたし、マルクスがどんな風にして資本主義の問題点をあげていったのか、ちょっとだけ見てみましょうか。マルクスなんて膨大でとてもじゃありませんが手に負えないのでまともに説明出来ませんが、まぁ、関係のあるところをちょこっとだけ試してみましょう。 マルクスと労働力 マルクスが資本主義の問題と考えた点は、おそらく労働力にあるのだろうな、と一応思います。というのもマルクスによれば資本主義とは労働力によって売買することが可能

                  資本主義の問題点をわかりやすく言えば、そもそも労働力はピンハネ(搾取)されてるってこと? ~マルクスが何故アダム・スミスの労働価値説を批判したかといえば、労働力はそのまま賃金が支払われるわけではなく差額こそが資本家の儲けになるかららしい【マルクス『資本論』】 - 日々是〆〆吟味
                • マルクスは正しかったか? - himaginary’s diary

                  先月、WSJインタビューでのヌリエル・ルービニの以下の言葉が話題になった(例:この記事)。 Karl Marx said it right. At some point capitalism can self-destruct itself because you cannot keep on shifting income from labor to capital without having excess capacity and a lack of aggregate demand. That’s what’s happening. We thought the markets work. They’re not working. (拙訳) カール・マルクスは正しかった。ある点に到達すると、資本主義は自らを破壊することがあり得る。というのは、供給能力過剰と総需要不足を伴わずに労働か

                    マルクスは正しかったか? - himaginary’s diary
                  • 本を出します 『超訳マルクス』 - 紙屋研究所

                    本を出すことになりました。 『超訳マルクス ブラック企業と闘った大先輩の言葉』(かもがわ出版)です。 http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ta/0645.html 超訳マルクス ブラック企業と闘った大先輩の言葉紙屋 高雪 かもがわ出版 2013-10-25 売り上げランキング : 7693 Amazonで詳しく見る by G-Tools カール・マルクス著、紙屋高雪訳、ということです。イラストがかなり使われていて、本文以上に印象に残るかもしれませんが、加門啓子さんにお願いしています。10月中・下旬に書店に並ぶと思います。 ほぼ国際労働者協会(第一インタナショナル)関連でマルクスが書いたりしゃべったりした文章ばかりです。 働いてるおまえらに聞いてほしい(国際労働者協会創立宣言) 金持ちの相続権なくせば世の中かわるのかよ(相続権についての総評議会

                      本を出します 『超訳マルクス』 - 紙屋研究所
                    • マルクスを読む - 内田樹の研究室

                      財務省の広報誌に巻頭言の寄稿を頼まれたという話を少し前に書いた。 総選挙について、政権交代の意味について私見を記して送稿したところ「使えない」という返答があった。 「大変残念ではございますが、財務省広報誌という性格上、政治の現状について直接言及するものは、従来より掲載を控えております。本来であれば予め原稿をお願いする際にお断りをすべきところ、失念しておりました失礼をお詫び申し上げるとともに、掲載が難しいと申し上げざるを得ないことを併せて深くお詫び申し上げます。」 ということであった。 あ、そうですか。 書いた物がボツになることは珍しくないから、別に憤慨するわけではないが、驚いたのは「財務省広報誌という性格上、政治の現状について直接言及するものは、従来より掲載を控えております」という一文に接したことである。 「政治の現状」という以上はそこには外交内政全般のトピックが含まれる。 およそこの世の

                      • 『『資本論』の新しい読み方 ―21世紀のマルクス入門』 著者 ミヒャエル・ハインリッヒ来日講演 - horinouchi | 00305

                        アーロン・ベナナフ 著 ​2022年10月31日発売 ​ 2,420円 「AI技術の発展にともなう急速な自動化(オートメーション)によって、多くの仕事が不要になり大量失業が引き起こされる」 そんな言説が、シリコンバレーの有力者から、政治家、批評家などにまで広がり、雇用危機が盛んに論じられている。 ​ しかし、本当に「オートメーション化」によって、私たちが直面しつつある雇用危機は説明できるのだろうか? 世界的に注目を集める社会理論家アーロン・ベナナフが、このような「オートメーション論」が抱える誤りを明らかにし、その裏に隠された資本主義の根本的な問題に迫る。 安里 長従、志賀 信夫 著 2022年8月31日発売 ​ 2,640円 ​ 「本土復帰」から50年を経てもなお、いまだに基地と貧困が集中している沖縄。 ​ 安全保障のためには基地の集中は仕方ないという、一方的な主張に加え、近年、沖縄の貧困

                          『『資本論』の新しい読み方 ―21世紀のマルクス入門』 著者 ミヒャエル・ハインリッヒ来日講演 - horinouchi | 00305
                        • ヘーゲルとマルクス、あるいは「行方不明少年」発見のニュースについて考える。 - 文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

                          👈応援クリックよろしくお願いします! 「想定内の思考」と「想定外の思考」。何故、警察も捜索隊も、そして自衛隊も、6日間も発見できなかったのか。私は、警察などを批判するつもりはまったくないが、我々自身を含めて、多くの日本人が、最近、囚われている「思考習慣」については、いくつかの疑問を感じる。 たとえば、警察や自衛隊は、過去の成功体験に固執しているように思われる。そこに限界と陥穽がある。つまり、過去のデータをマニュアル化した体系的思考や理論的思考の限界と陥穽である。科学的思考ではなく科学主義的思考の限界と陥穽と言ってもいい。私は、そういう思考を「イデオロギー的思考」と呼ぶ。 「行方不明少年」は、警察や自衛隊の捜索範囲外から発見された。後で考えれば、当然、誰もが考え付くような場所から発見されたわけだが、それが難しいのだ。「想定内」とか「想定外」とか、簡単に言うが、「想定外」とは、「まだ誰もが考

                          • 森林こそ国家資源と考える国、スウェーデン ノーベル賞に匹敵するマルクス・ヴァレンベリ賞の意義と効用 | JBpress (ジェイビープレス)

                            1980年にマルクス・ヴァレンベリ財団が、Stora Kopparbergs Bergslags Aktiebolag(現ストラ・エンソ社)によって設立され、1981年から賞が授与され始めた。長く同社の取締役を務めたマルクス・ヴァレンベリ氏の功績を称えたものである。 ヴァレンベリ家はスウェーデンでは裕福で有名な一族で、現在の一族の長は、同じ名前の孫であるマルクス・ヴァレンベリ氏である。 筆者は、2004年からマルクス・ヴァレンベリ賞の授与式に招待され、2009年から2012年まで賞選考委員会を補助する4人のアンバサダーの1人を務め、現在はシニアアドバイザーである。現在のところ、日本からの招待者は筆者のみであり、また、残念ながら日本からの受賞者はまだいない。 近年の受賞者を見てみよう。 日本の建築基準法の下で、木造建築が何階建てまで可能かはよく知らない。耐火法の制限があるのかもしれないが、少

                              森林こそ国家資源と考える国、スウェーデン ノーベル賞に匹敵するマルクス・ヴァレンベリ賞の意義と効用 | JBpress (ジェイビープレス)
                            • 千葉雅也×東浩紀「モノに魂は宿るか──実在論の最前線」:マルクス・ガブリエル他について #ゲンロン - 読めたら読んでね!

                              3月末に「ゲンロンカフェ at VOLVO STUDIO AOYAMA #5」として放送されたイベント。前後半合わせて3時間を超える対談を、後日タイムシフトで視聴しました。 genron-cafe.jp とくに後半の議論が面白かったのですが、前半部の千葉さんによるプレゼンは思弁的実在論の状況について分かりやすく整理されており、非常に勉強になりました。今回もメモを取りながら観ていたら大量になってしまったので、前半部のメモをこちらにまとめておきます。 togetter.com 前半部の要点 ガブリエル『なぜ世界は存在しているか』について 結論:マルクス・ガブリエルの話題の書『なぜ世界は存在しているか』は全く面白くない。 多様性を肯定する、かつてのポストモダンに近いが、その実在論化に踏み込んでいる。 一角獣やアニメのキャラのような虚構的存在を含め、すべてのものに、自然科学的なものと同じ「存在する

                                千葉雅也×東浩紀「モノに魂は宿るか──実在論の最前線」:マルクス・ガブリエル他について #ゲンロン - 読めたら読んでね!
                              • 「世紀の顔合わせ」不破・中曽根対談/マルクス、共産党論、そして核密約/『サンデー毎日』19日号

                                7日発売の『サンデー毎日』(7月19日号)が「世紀の顔合わせ」と銘打った日本共産党の不破哲三前議長と中曽根康弘元首相の異色の対談を掲載しています。話題は、初めての出会いから旧制高校の思い出、国会論戦からマルクス、核密約問題までスケール大きく広がりました。 最初の論戦は40年前にこの場所で 「最初にお会いしたのは毎日新聞社のこの部屋(5階貴賓室)ですね」。不破氏は、中曽根氏にこう切り出しました。これは毎日新聞が1968年から69年にかけて安全保障問題で各党を順に政権与党と野党に見立てた政党討論会を行ったときのことです。「共産党政権への質問戦」(69年)のとき、大臣役が不破氏で「野党」自民党からの質問者のトップバッターが中曽根氏だったのです。 これが、中曽根氏51歳、不破氏39歳での初論戦でした。 不破氏が「中曽根さんは『共産党政権になると徴兵制をやるのか』なんて(笑)なかなかの“野党”ぶりで

                                • 『高校生からわかる「資本論」』で学んだマルクスの資本論 - のほほん感想録

                                  『高校生からわかる「資本論」』を読みました。著者はニュースのわかりやすさに定評のある池上彰さんです。本書は、文章が難解だと言われている資本論の分かりやすい解説が書かれております。 とても濃い内容だったので、気になった内容について全て触れていくと、相当長い記事になってしまいかねません。そこで、今回は資本論を要約した文章の解説を書こうと思います。紹介というよりも読書メモですね。 資本論の要約と説明 資本論を要約すると、以下の通りです。 人間の労働があらゆる富の源泉であり、資本家は、労働力を買い入れて労働者を働かせ、新たな価値が付加された商品を販売することによって利益を上げ、資本を拡大する。 資本家の激しい競争により無秩序な生産は恐慌を引き起こし、労働者は生活が困窮する。労働者は大工場で働くことにより、他人との団結の仕方を学び、組織的な行動ができるようになり、やがて革命を起こして資本主義を転覆さ

                                    『高校生からわかる「資本論」』で学んだマルクスの資本論 - のほほん感想録
                                  • 入門数理マルクス経済学 - 株式会社ナカニシヤ出版

                                    マルクス経済学とは何だったのか。今後、何でありうるのか。現代経済学と比較対照しながら、マルクス経済学の現代的意義――所得分配の何が問題であり、どのような改善策があるのかという理論的問い――を平易に解説する。 ●著者紹介 山﨑好裕(やまざき よしひろ) 福岡大学教授(経済学部・大学院経済学研究科)。東京大学大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科修了。『経済学の知恵』『おもしろ経済学史』『経済学オープンセサミ』(いずれもナカニシヤ出版)、他。 序章 マルクス経済学とは何であったのか 1 21世紀の資本論 2 『資本論』と経済学批判 3 搾取をどう考えるか 第1部 マルクス経済学のミクロ理論 第1章 搾取と利潤 1-1 小麦だけの経済 1-2 マルクスの基本定理 1-3 たくさんの品物のある経済 1-4 たくさんの品物のある経済でのマルクスの基本定理 第2章 搾取と階級 2-1 資産のある

                                      入門数理マルクス経済学 - 株式会社ナカニシヤ出版
                                    • 生産過剰により歴史的に起こる恐慌状態の資本主義経済 〜生産をし続けることにより余る商品と必然的結果として起こる恐慌【マルクス『資本論』】 - 日々是〆〆吟味

                                      生産過剰と恐慌 〜『資本論』は恐慌の必然の書だった? 生産し続けるシステムとしての資本主義 あまる商品、続けられる生産 結果として起こる恐慌 恐慌を避けられないものとしての資本主義システム 気になったら読んで欲しい本 【マルクス『資本論』】 【宇野弘蔵『恐慌論』】 生産過剰と恐慌 〜『資本論』は恐慌の必然の書だった? もう1つだけマルクスの考えた資本主義批判について書いてみますね。 生産し続けるシステムとしての資本主義 前回資本主義は生産をし続けるシステムだ、とも書いたかと思います。資本主義はもともと分業と機械によって大量に物を作ることを可能にしたために生まれたので、生産こそその肝だと言えないことありません。マルクスによればかつては農村で作られたものは自分たちの消費する分だけ作って、余ったものを交換(売買)したのだ、と言います(たしかそんな風に書いてあったと思う)。しかし資本主義は生産する

                                        生産過剰により歴史的に起こる恐慌状態の資本主義経済 〜生産をし続けることにより余る商品と必然的結果として起こる恐慌【マルクス『資本論』】 - 日々是〆〆吟味
                                      • 松尾匡・橋本貴彦『これからのマルクス経済学入門』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                        松尾さんのサイトで紹介されていたので購入。松尾匡・橋本貴彦『これからのマルクス経済学入門』(筑摩書房)は、昔の『近代の復権』のリニューアル版という感じもありますが、細かいところも結構興味深い論点があって、一気に読みました。 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__160314.html なにしろ、 搾取と貧困が深刻化する今、「階級」「疎外」「労働価値説」「唯物史観」といった、マルクス経済学の基礎概念を再検討し、現代的な意義を明らかにする、画期的な書! ですからね。 一見とてつもなく時代遅れでアウトオブデートな議論に見えて、実は世に横行する諸々の議論よりもずっとアクチュアルな概念であることを見事に論証していく手際がかっこいい。 そしてそれが実は、例えば松尾流疎外論が、昨今どこかで話題になっている「意識高い系」に対する根底的な批判になっていたりするわけです。 ・・

                                          松尾匡・橋本貴彦『これからのマルクス経済学入門』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                        • マーク・ソーマ 「リバタリアンの面々がマルクスを読むべき理由」(2017年6月28日)

                                          ●Mark Thoma, “Why Libertarians Should Read Marx”(Economist’s View, June 28, 2017) クリス・ディロー(Chris Dillow)のブログ記事より。 “Why libertarians should read Marx” by Stumbling and Mumbling: 「わざわざマルクスを読む気になんてなれない」と語るのは、クリスティアン・ニーミエッツ(Kristian Niemietz)。そんな彼を説き伏せてみようと思うが、果たしてうまくいくかどうか。 本題に入る前に指摘しておくべきことがある。それは何かというと、ニーミエッツも含めたリバタリアンの面々は、マルクスの意外な面を知って驚かされることが多いに違いないということだ。例えば、マルクスは計画経済について驚くほどわずかしか語っていない。計画経済を是とす

                                            マーク・ソーマ 「リバタリアンの面々がマルクスを読むべき理由」(2017年6月28日)
                                          • 【正論】「マルクスの亡霊」を眠らせるには 京都大学教授・佐伯啓思 (1/3ページ) - MSN産経ニュース

                                            急速に左傾化する若者 若い人を中心に急速に左傾化が進んでいる。しかもそれはこの1、2年のことである。小林多喜二の『蟹工船』がベストセラーになり、マルクスの『資本論』の翻訳・解説をした新書が発売すぐに数万部も売れているという。若い研究者が書いたレーニン論がそれなりに評判になっている。書店にいけば久しぶりにマルクス・エンゲルス全集が並んでいる。私のまわりを見ても、マルクスに関心を持つ学生がこの1、2年でかなり増加した。 私のように、マルクス主義左翼全盛の学生時代に知的好奇心をやしなった者にとっては、マルクスを「卒業」したところから社会科学の研究は始まったはずであった。そのような時代的経験を経た者からみると、この動向は何か奇妙にみえる。 しかし、考えてみれば決して不思議なことではない。近年の所得格差の急速な拡大、若者を襲う雇用不安、賃金水準の低下と過重な労働環境、さながら1930年代の大恐慌を想

                                            • 長瀞遷都運動 on Twitter: "亀田先生への波状突撃、呉座先生への当て擦りを見るに、まだまだマルクス史観シンパっているんだな、フムフム。"

                                              亀田先生への波状突撃、呉座先生への当て擦りを見るに、まだまだマルクス史観シンパっているんだな、フムフム。

                                                長瀞遷都運動 on Twitter: "亀田先生への波状突撃、呉座先生への当て擦りを見るに、まだまだマルクス史観シンパっているんだな、フムフム。"
                                              • 特集ワイド:愚問ですが 今「マルクス」が売れるわけ 共産党・不破哲三さんに聞く - 毎日jp(毎日新聞)

                                                「蟹工船」の次はマルクスが見直されているらしい。労働と貧困を巡る社会の不安はいよいよ深刻だ。マルクスといえば社会主義、そして共産党だろう。「マルクスは生きている」を出版した同党付属社会科学研究所長、不破哲三さん(79)を直撃した。【遠藤拓】 ◇その先、政党は不要 ◇ルールなき資本主義の不合理 ◇横暴と搾取を抑え一歩前へ --書店では不破さんの著書をはじめ、マルクス本が人気のようです。資本主義を否定したマルクスの本が、市場をわかせるのも皮肉ですね。 不破さん ふふふ。資本主義だから売れているんでしょう。世の中の不合理にぶつかった人たちが、資本主義の病理を分析したマルクスにひかれる。マルクスをありのままに見てもらいたいと思っていただけに、喜んでいます。 --マルクスの評価は時勢によっても変わります。世間は現金だと思いませんか。 不破さん 昔からマルクスに賛成する人もいれば、「資本主義の方がいい

                                                • K・HIRAYAMA on Twitter: "それにしても、網野善彦先生のことで亀田さんを攻撃している方々のツィートをみると、間違いなく網野先生の著作を読んでいないし、マルクス、エンゲルス、レーニンも知らない。戦後歴史学の流れも理解していない。網野先生が、最晩年に石井進先生との対談で自分を「老エンゲルス」と自称されておられた"

                                                  それにしても、網野善彦先生のことで亀田さんを攻撃している方々のツィートをみると、間違いなく網野先生の著作を読んでいないし、マルクス、エンゲルス、レーニンも知らない。戦後歴史学の流れも理解していない。網野先生が、最晩年に石井進先生との対談で自分を「老エンゲルス」と自称されておられた

                                                    K・HIRAYAMA on Twitter: "それにしても、網野善彦先生のことで亀田さんを攻撃している方々のツィートをみると、間違いなく網野先生の著作を読んでいないし、マルクス、エンゲルス、レーニンも知らない。戦後歴史学の流れも理解していない。網野先生が、最晩年に石井進先生との対談で自分を「老エンゲルス」と自称されておられた"
                                                  • KASUGA, Sho on Twitter: "フロリダ大、ウクライナ情勢などを理由に図書館の自習室の名前からカール・マルクスを除去。 / “Karl Marx study room name changed due to Ukraine-Russia war, officia… https://t.co/cCBijEKEfF"

                                                    フロリダ大、ウクライナ情勢などを理由に図書館の自習室の名前からカール・マルクスを除去。 / “Karl Marx study room name changed due to Ukraine-Russia war, officia… https://t.co/cCBijEKEfF

                                                      KASUGA, Sho on Twitter: "フロリダ大、ウクライナ情勢などを理由に図書館の自習室の名前からカール・マルクスを除去。 / “Karl Marx study room name changed due to Ukraine-Russia war, officia… https://t.co/cCBijEKEfF"
                                                    • 佐々木隆治『マルクスの物象化論 ~素材の思想』 について

                                                      斎藤幸平 @koheisaito0131 佐々木隆治『マルクスの物象化論』:第一部ではマルクスの『ド・イデ』における「唯物論的方法」確立と哲学批判が展開されている。単に現実を「指差す」啓蒙主義ではなく、転倒の必然性を社会構造から解明するための「構え」としての唯物論である。廣松やアルチュセールの誤謬が真に明らかとなる。 2012-01-27 23:00:18

                                                        佐々木隆治『マルクスの物象化論 ~素材の思想』 について
                                                      • Study Guide-マルクス経済学

                                                        このスタディ・ガイドは,『別冊 三田学会雑誌 スタディガイド2003』のわたしの執筆部分に加筆・修正したものです。 無断引用・転載を禁じます。 マルクス経済学 延近 充 1.マルクス経済学ってどんな学問? マルクス経済学は,カール・マルクス(1818年~1883年)がその著作『資本論』を中心に展開した経済理論を基礎とする経済学です。マルクスというと社会主義運動に大きな影響を与えた革命家だから,マルクス経済学は社会主義を論じる経済学と思っている人がいるかもしれません。 マルクスはもちろん革命家で共産主義思想家・運動家でしたが,哲学者でもあり,新聞編集者でもあり,いろいろな側面をもっていました。マルクスが経済学の本格的な研究に取り組みだしたのは,1848年の三月革命の際に参加した革命運動が敗北したのち,1850年代に入ってからのことです。亡命先のロンドンで大英博物館の図書館にこもり,いずれ再来

                                                        • 「みんな頑張って働いているのに幸せそうに見えない」 斎藤幸平がマルクスから見つけた、労働問題の“答え” | 文春オンライン

                                                          晩期マルクスの思想の新解釈から、気候変動などの環境危機を脱するヒントを探り、30万部のベストセラーとなった『人新世の「資本論」』(集英社)の著者の斎藤幸平さん。そして、不安定な時代を生き抜くためのブックガイドである『読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊』(日経BP)を上梓した堀内勉さん。「知の水先案内人」であるお二人に、先行きの見えない時代を生き延びるための教養・ビジネス書について語っていただいた。(全2回の1回目。後編を読む) ◆◆◆ 斎藤幸平(以下、斎藤) 堀内さんは、日本興業銀行でMOF担(旧大蔵省担当)をなさり、ゴールドマン・サックス証券に転職、森ビルのCFO(最高財務責任者)も務めたというご経歴ですよね。まさに資本主義の最前線でキャリアを積まれたわけです。一方、私は『人新世の「資本論」』で痛烈に資本主義を批判し、脱成長まで提案している。そんな

                                                            「みんな頑張って働いているのに幸せそうに見えない」 斎藤幸平がマルクスから見つけた、労働問題の“答え” | 文春オンライン
                                                          • 【書評】超訳 自省録 よりよく生きる マルクス・アウレリウス  佐藤けんいち編訳 - 京都のリーマンメモリーズ

                                                            マルクス・アウレリウス・アントニヌスってご存知ですか?私は、高校時代、世界史を選択していましたので、五賢帝の名前を一生懸命覚えた記憶があります。 不思議ですね~ 昨日の事もすぐ忘れるのに、高校時代に覚えていたこの名前は忘れていませんでした。 少し嬉しい。(笑) 【1.本書の紹介】 【2.本書のポイント】 【3.本書の感想】 【4.出版社より】 【1.本書の紹介】 マルクス・アウレリウスは約2000年前にローマ皇帝として活躍しました。 やはり、皇帝という立場は、日本であれば天皇、米国であれば大統領ですからなかなかの重責だったと思います。 そんな中、現代と同じ様な境遇や壁にぶち当たり、悩んでいる様が伺えます。 そして、当時は、医療が未発達だったのはもちろんですが、戦争をしていた為、死と隣合わせの中で、「生」をよく見つめていた事がよくわかります。 そして、約2000年前の書物が今尚、語り継がれて

                                                              【書評】超訳 自省録 よりよく生きる マルクス・アウレリウス  佐藤けんいち編訳 - 京都のリーマンメモリーズ
                                                            • THIERRY MARX LA BOULANGERIE(ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー) @渋谷スクランブルスクエア アイコンアイテムのブリオッシュ・フィユテから初めまして - ツレヅレ食ナルモノ

                                                              ブリオッシュ・フィユテ 1,500円(税抜) 料理人であり、パン職人としても知られるティエリー・マルクス氏は、フランスでもっとも名高い2ツ星シェフ。その彼が手がけるブーランジェリーは日本初です。そして銀座のレストランでも大人気だったのが、このブリオッシュ。 なんともユニークでおしゃれな箱に入ったブリオッシュは、高さ20cmはあろうかという巨大サイズ。 こだわりの素材を使ったマルクス氏のスペシャリテは、カリっとしたクラストと柔らかくしっとりした生地のマッチングが魅力です。 そう、これはマルクス氏のスペシャリテ。ブーランジェリーを代表するアイコンアイテム。 北海道産小麦はるきらり、甘みが強くコクのある那須御養卵に発酵バター。 あれ?小麦は国産なの?そこはマルクス氏が選んだのですよねーもちろん。日本では中村屋さんが作ってるのね。 漂う発酵バターの香りに、まずはどうカットしようか悩む。そのまま手で

                                                                THIERRY MARX LA BOULANGERIE(ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー) @渋谷スクランブルスクエア アイコンアイテムのブリオッシュ・フィユテから初めまして - ツレヅレ食ナルモノ
                                                              • マルクス対コース:ある実証結果 - himaginary’s diary

                                                                雇用契約の実験を行ったエルンスト・フェール(Ernst Fehr)*1らの研究を、クリス・ディロー(Chris Dillow)が取り上げ、それをEconomist's Viewが紹介している。 以下はその概要。 フェールらの研究における一回限りの雇用契約の実験では、51%のプリンシパルがエージェントを搾取した。 マルクスの搾取という考えに沿う結果。 繰り返し雇用契約の実験では、搾取の割合が21%に低下した。 雇用者は、労働者が雇用契約を維持するのを促すために、公平という評判を得ようとした。 この研究から、企業がマルクスの描写する企業ではなくコースの描写する企業となる4つの条件を考察することができる: 公平に関する強い規範の存在 企業が「良き」雇用者としての評判を欲していること この条件は、労働者を巡る競争が存在する完全雇用に近い状況下で満たされやすくなる 強力な組合の存在 労働者が搾取的な

                                                                  マルクス対コース:ある実証結果 - himaginary’s diary
                                                                • ロマンスとプロパガンダ 中国共産党、マルクスのアニメ化で若者取り込み狙う

                                                                  中国のアニメ「領風者」の一場面。ドイツ人思想家カール・マルクス(中央)、その妻のイェニー・フォン・ベストファーレン(右)、ドイツ人思想家フリードリヒ・エンゲルス(左、2019年2月25日取得)。(c)AFP PHOTO /WAWAYU 【3月7日 AFP】中国共産党が、ドイツ人の社会主義思想家・経済学者のカール・マルクス(Karl Marx)を主人公に抜てきしたアニメシリーズで若い世代の支持を獲得するという新たな作戦に出ている。この作品に登場するマルクスは従来のイメージとは異なり、ひげを生やしていない。体形もスリムで、おまけに、どうしようもないロマンチストだ。 アニメ「領風者(The Leader)」は、子どもたちが分厚い教科書や授業の中で初めて出会うマルクスのイメージを変え、より受け入れられやすくするために制作された。 「カール・マルクスに関する書籍はたくさんあるが、若者向けのものはあま

                                                                    ロマンスとプロパガンダ 中国共産党、マルクスのアニメ化で若者取り込み狙う
                                                                  • マルクス・アウレリウス・アントニヌス - Wikipedia

                                                                    マルクス・アウレリウス・アントニヌス(古典ラテン語:Marcus Aurelius Antoninus [notes 1]121年4月26日 - 180年3月17日[3])は、第16代ローマ皇帝である。五賢帝最後の皇帝。第15代皇帝アントニヌス・ピウスの后妃ファウスティナ・マイヨル(大ファウスティナ)の甥で先帝の外戚にあたり、また大ファウスティナはハドリアヌスとトラヤヌスの傍系血族でもある。 外叔父アントニヌスの皇女で自身の従姉妹であるファウスティナ・ミノル(小ファウスティナ)と結婚して帝位を継承したが、共同皇帝としてハドリアヌスの重臣の子ルキウス・ウェルスが立てられていた。アウレリウスは小ファウスティナとの長女ルキッラ(英語版)を嫁がせて両皇帝の結束を固めたが、169年にウェルスが崩御した事で単独の皇帝となった。 ストア哲学などの学識に長け、良く国を治めた事からネルウァ、トラヤヌス、ハド

                                                                      マルクス・アウレリウス・アントニヌス - Wikipedia
                                                                    • 柄谷行人と「帝国」論の隘路 ――ウィットフォーゲルとマルクスの間で(上) | ちきゅう座

                                                                      <石井知章(いしいともあき):明治大学教授> 「わがヨーロッパの反動派が、すぐ目の前に迫っているアジアヘの逃亡のさい、ついに万里の長城にたどりつき極反動と極保守主義の堡に通じる門前にたったとき、門の上に次の文字をみないと誰が知ろう――中華共和国・自由、平等、友愛」(『マルクス・エンゲルス全集』、第7巻、223-224頁)。 はじめに 柄谷行人の『世界史の構造』(岩波書店、2010年)は、前著『トランス・クリティーク――カントとマルクス』(2001年)で最初に提出された「交換様式」の観点から社会構成体の歴史そのものを見直すという方法によって、現在の<資本=ネーション=国家>を超える展望を開くことを主な目的としていた。柄谷にとって、「マルクスをカントから読み、カントをマルクスから読む」という行為は、ヘーゲルをその前後に立つ二人を「批判的に」読むということを意味している。ここで柄谷は、マルクスの

                                                                      • 「新しい世界 世界の賢人16人が語る未来」の感想とメモ(後編)~トマ・ピケティ、マルクス・ガブリエル、マイケル・サンデルなど~ - うさるの厨二病な読書日記

                                                                        www.saiusaruzzz.com 前編の続き。 第三章「不平等を考える」 第四章「アフター・コロナの哲学」 第五章「私たちはいかに生きるか」 の感想とメモ。 青字が引用箇所で太字は引用者。 新しい世界 世界の賢人16人が語る未来 (講談社現代新書) 発売日: 2021/01/20 メディア: Kindle版 ダニエル・コーエン(チュニジア) トマ・ピケティを指導した教師。 興味深いのは、産業革命でマルサスの法則が逃れられたと思ったら、今度は人類が「イースタリンの逆説」(年間所得が増えても生活の満足度は上がらない)という別の法則に支配されるようになったことです。(略) 農業が中心だった時代、人はマルサスの法則を理解できていませんでした。今は経済成長が無駄だと言っても、それを認めようとしない人がほとんどです。経済成長こそ進歩だと信じきっているからです。 でも、進歩の部分はほんの一部に過ぎ

                                                                          「新しい世界 世界の賢人16人が語る未来」の感想とメモ(後編)~トマ・ピケティ、マルクス・ガブリエル、マイケル・サンデルなど~ - うさるの厨二病な読書日記
                                                                        • あるマルクス経済学者のプロパガンダ(1)

                                                                          松尾匡 さんのコメント... 1番は、シィーーーっ! ネタばれになる(笑)。 2番は、「英米」って話は書いていませんよ。「財政赤字の拡大と…」ということも書いていません。 3番ですが、この話は、主流派成長論と違う点は、完全雇用を前提していないというだけで、あとは主流派成長論のどんな前提とも両立する話のつもりです。 限界生産力原理を肯定するか否定するかといった論点とは無関係です。 直接自分の頭の中にあるモデルでは、経済主体によって貯蓄性向が違うことを想定(利潤からの貯蓄率は、賃金からの貯蓄率よりも大)していますが、それは議論がクリアになるだけで、均質な経済主体の同一の貯蓄率を想定しても全く同じ話が言えます。 動学的最適化で貯蓄を導いて、貯蓄率を利子率と時間選好の関数にしても、利子率と利潤率が一致する長期を考えたり、両者がだいたい同じ方向に動くとみた場合には、結局この議論を強化するだけですので

                                                                            あるマルクス経済学者のプロパガンダ(1)
                                                                          • マルクスが言った「宗教はアヘン」とは?

                                                                            〈問い〉マルクスが言った「宗教はアヘン」とは、どんな意味で、なぜ今も話題になるのですか? 〈答え〉マルクスは、25歳の時の論文「ヘーゲル法哲学批判・序説」のなかで、「宗教上の不幸は、一つには現実の不幸の表現であり、一つには現実の不幸にたいする抗議である。宗教は、なやめるもののため息であり、心なき世界の心情であるとともに精神なき状態の精神である。それは民衆のアヘンである」と書いたことがあります。 この文脈からも明らかなように、アヘンを単純に毒薬という意味で使っているのではありません。アヘンは乱用すれば有害ですが、アヘンの成分から作られるモルヒネは、鎮痛剤として使われています。 アヘンという言葉には、宗教に対するマルクスの批判もこめられています。宗教は民衆にあきらめとなぐさめを説き、現実の不幸を改革するために立ち上がるのを妨げている、という意味です。ここには、当時のヨーロッパで宗教が果たしてい

                                                                            • カール・マルクスのエントリーシート - shenlongの日記

                                                                              さて、シューカツ生の皆さんは、ES(エントリーシート)を書いているでしょうか? そろそろペン先も掠れ、自分の書いた文を読み直すのも苦痛になってきたた頃でしょうか。ちなみに自分は左利きで、左利きがボールペンで文字を書くという苦痛を知らない奴には左手で般若心経書き写しの刑を与えたいほどでございます まあ、なんだかんだいってそこで出る質問も大体決まっています。じゃあ果たしてESを書いたら本当にその人のパーソナリティーはわかるのか?ということで、誰もが知っている有名人を想定してESを書いてみました。想定したのはもちろん、全世界の労働者の代表、カール・マルクス先生です。 ESは、本人をただいろいろに解釈しただけである。しかし、大事なことは、それを変革することである - 名前;カール・ハインリヒ・マルクス 学歴;1836 ボン大学入学 ベルリン大学入学 1841年イエナ大学 博士課程修了(哲学博士)

                                                                                カール・マルクスのエントリーシート - shenlongの日記
                                                                              • 【追悼】フェミ漫画描きとして悪い意味で有名だったマルクス氏、いつの間にかアカウントが凍結されていた。

                                                                                「狡兎尽きて良犬烹らる」敵国が滅びれば、それまでてがらのあった謀臣は邪魔にされて殺されるということのたとえ 誰もその瞬間を知らないことから最後は本当に誰も注目してなかったんだなと。

                                                                                  【追悼】フェミ漫画描きとして悪い意味で有名だったマルクス氏、いつの間にかアカウントが凍結されていた。
                                                                                • 大月書店版 マルクス=エンゲルス全集online

                                                                                  『マルクス=エンゲルス全集online(オンライン)』は、 書籍版『マルクス=エンゲルス全集』全53巻4万ページを電子データ化し、 Webブラウザで自由に閲覧・検索できる総合文献データベースです。