タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。
「健全や不健全とは、何をもって定めているのでしょうか」 不健全図書類は「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に基づき、東京都健全育成審議会が青少年の健全な育成を阻害するおそれがあると判断した際に指定される。前都議・栗下善行氏は22年12月12日、「『不健全な図書類』の呼称に関する陳情」を都議会に提出した。ちばてつやさん、福本伸之さん、真島ヒロさん、つくしあきひとさん、村田雄介さんら多くのマンガ家が賛同している。 約30年にわたりマンガ「はじめの一歩」を連載し、日本漫画家協会の常務理事を務める人気マンガ家・森川ジョージさんも、この陳情に賛同したマンガ家の1人だ。2月9日の都議会文教委員会で陳情が審議されるのに先立ち、委員会に所属する各委員や会派に対し、次のように訴えて回った。 「健全や不健全とは、何をもって定めているのでしょうか。線引きの基準が分からないのに、『不健全』と指定されたマンガは
特定の書籍を「有害」だとみなして書籍の発禁(発売・頒布禁止)処分を下す動きは急増しており、アメリカ図書館協会によると、毎年倍近いペースで学校や公共図書館での本の禁止や制限が行われた件数が増加しているとのこと。ノースカロライナ大学グリーンズボロ校で識字能力について研究するゲイ・アイビー氏は、特定の種類の本に若者が害を受ける心配はなく、むしろそのような本に若者が触れることにメリットが多くあることを指摘しています。 How teens benefit from being able to read ‘disturbing’ books that some want to ban https://theconversation.com/how-teens-benefit-from-being-able-to-read-disturbing-books-that-some-want-to-ban-2
書籍の発禁(発売・頒布禁止)処分の試みがアメリカ全土で急増しており、アメリカ図書館協会が2023年3月に発表した報告書によると、学校や公共図書館での本の禁止や制限が行われた例は2022年に前年の約2倍となる1200件が確認され、歴代最多を記録しました。発禁とされる理由には人種差別やLGBTQの問題も深く関わっており、発禁に対する抵抗運動や訴訟が各地で見られるほか、公共図書館が発禁図書をデジタルで取り扱うなど、自由に読書をする権利を守るための運動が広がっています。 Banned books: Here's where to read them for free | Mashable https://mashable.com/article/read-banned-books-access Book ban attempts reach record high in 2022, America
米国イリノイ州の政治家が、シカゴにおけるカージャック事件増加を受けて「暴力的なビデオゲーム」の全面禁止に乗り出しているという。イリノイ州にはもともと、州の刑法12A条において、未成年に対する暴力的なビデオゲームの販売を禁ずる法律があった。このたび民主党下院議員Marcus Evans Jr.氏が提出した修正法案HB3531においては、その効力が拡張される。まず、未成年に対してのみ禁じられていた販売禁止の範囲を全面禁止に拡大。さらに「暴力的なビデオゲーム」の対象を再定義している。いわく、「心理的な危害・児童虐待・性的暴行・動物虐待・家庭内暴力・女性への暴力・ドライバーもしくは搭乗者がいる状態における自動車盗難を含む」ものだという。 With carjackings on the rise in Chicago and elsewhere, a South Side Democratic st
私たちが日常的に口にしているトマト。中には「生のトマトは苦手だけれどケチャップなら大丈夫」だという人もいるかもしれない。非常に身近なトマトだが、その背後には恐ろしいほどの闇が見え隠れしている。 『トマト缶の黒い真実』(ジャン=バティスト・マレ著、田中裕子訳、太田出版刊)が取り上げているのはタイトル通りトマト、とりわけ、ケチャップやトマトペースト、カットトマト缶に使われる加工用トマトである。 加工用トマトは、私たちがよく知る生食用トマトの形ではなく、瓜のように細長い。加工しやすいよう改良された品種で、果肉が詰まっており水気も少ない。しかし大抵のトマト缶に描かれているのは大きく丸く、みずみずしいトマトのイラストだ。これは、著者であるジャン=バディスト・マレによれば「人々がトマトに抱くイメージをうまく利用している」ようだ。 「三倍濃縮」のトマトを輸入、「二倍濃縮」に再加工…… 舌鋒鋭い著者の、標
ジュリアン・ムーア(64)がおよそ20年前に発表した児童書が、トランプ政権により発禁処分となったという。『フレックルフェイス・ストロベリー』が国防総省の運営する学校で禁止となったことに、ジュリアンは驚きを表している。 自身も国防総省下の学校出身で、ベトナム戦争も経験した軍人の父を持つジュリアンはインスタグラムにこう綴っている。「私の処女作『フレックルフェイス・ストロベリー』が、トランプ政権によって国防総省の運営する学校で禁止とされたことに大きなショックを受けています。『フレックルフェイス・ストロベリー』は、自分のそばかすが大嫌いで仕方のない7歳の少女が、人はそれぞれ違うのだということに気づき、受け入れていく姿を描いた半自伝的物語です」「これは誰もが苦しむことはあるけど、人間性とコミュニティによって結束しているということを私の子供や他の子供たちに思い出してもらうために書いた本です」「私は当時
(福島 香織:ジャーナリスト) 最近、習近平政権にタブーとみなされている刊行物を国外や香港、マカオなどから中国内に持ち込んだとして、きびしい懲罰にあったり、党籍はく奪や刑事罰に遭うケースが増えているらしい。そのタブー視されている刊行物の中には、温家宝が、自分の母親を偲ぶエッセイを寄稿した週刊紙「マカオ導報」も含まれているという。 すでに一部では報じられているが、温家宝が自分の亡き母親の思い出を清明節(中国のお盆に相当。墓参りをして故人を偲ぶ日。2021年は4月4日)に合わせて4回にわたって連載した内容が、どうやら習近平の逆鱗に触れて、ネット上では閲覧制限され、ちょっとした騒ぎになっていた。 温家宝の「我が母親」というタイトルのエッセイは、「マカオ導報」に3月25日から4月15日にかけて4回に分けて掲載された。微信の媒体公式アカウントにも転載されたが、すぐに閲覧制限され、事実上の発禁扱いにな
日本学術会議が新会員として推薦した候補者105人のうち6人が任命拒否された問題で、小説家の村山由佳さん(56)は「今後は権力の介入が小説や表現の世界へ広がるのではないか」と懸念を示す。折しも最新作は、権力の弾圧と闘いながら、自分の生きざまを貫き通した大正時代のアナーキスト、伊藤野枝の評伝だ。村山さんは直木賞作家、さらには恋愛小説の名手として知られ、政治的な発言はほとんどなかった。なぜ、声を上げているのか。野枝の生き方とともに考えた。【上東麻子/統合デジタル取材センター】 発禁処分はすぐそこに来ているのでは ――ツイッターで「#日本学術会議への人事介入に抗議する」というハッシュタグを付け、「水はいきなり煮え湯にならない。火を消し止めるなら今だ」と投稿されていました。任命拒否のニュースをどう感じましたか? ◆今回は学問分野への介入でしたが、歴史上、権力者にとって都合の悪い雑誌や小説が、発売禁止
切迫感に満ちた1冊である。タイトルに「発禁」とあるのは、「このようなご主張のある」作品を含んだ刊行はしない、と40年来付き合いのある某出版社に単行本の企画を断られたことが大きいだろう。内容が主に同社発行の文芸雑誌に既に掲載された作品にかかわらず、である。 その「ご主張」とは、女性であり、純文学の作家である自らの立ち位置からの、痛烈な政治批判。特に新世紀以降、新自由主義にて経済原理が台頭し、国が弱きものを守るのを放棄し始めたことを、そこから予想される未来を、強く危惧している。 しかし、主にジェンダー保護の解釈を巡って(これはあまりに複雑で難解である)「差別」「ヘイト」と糾弾されることとなり、だんだんと仕事は減ってゆく。コロナも相まって手元の現金が枯渇し、息詰まる綱渡りの金策が続く。加えて自身の難病、飼い猫の病気、訴訟を抱える。政府は無策どころか、何か邪悪な宗教じみている。そんな中に、はかなき
「関係者から糾弾されますよ」 親からの虐待やネグレクト、死別や経済的な理由などから、家庭での養育が困難な子供が保護される児童養護施設。全国に約2万5000人の入所児童がいる児童養護施設だが、秘匿性が高いことからも、施設の実態や子供たちの不遇な家庭環境に対する認知は行き届いていない。 こうした福祉の暗部に切り込んだ作品のひとつが、漫画『それでも、親を愛する子供たち』(新潮社)だ。 5月9日に発売された第一巻では、母子家庭で育ち、7歳で施設に保護された女児が登場する。彼女の母は、覚せい剤使用等で前科があり、あげく交際相手との痴話喧嘩の末に傷害事件を起こし、現在は服役している。創作であってほしいと願いたくなるような家庭環境はすべて実話がベースであり、全国の児童養護施設には近しい境遇を抱える児童も少なくないという。 「今後、これから作品で取り上げる児童の両親は、当然のように累犯者もいます。なかには
SOW@ @sow_LIBRA11 そういや、現在FGOで大人気な紫式部さん。 まさか死後千年を経て、グラマーな水着美女としてTVCMに出るたぁお釈迦様でも思うめぇなと思ったんですが、この人の「死後」のアレコレも大変だったんですよね。 pic.twitter.com/Y2OmN6MGz1 2020-08-27 05:43:30 SOW@ @sow_LIBRA11 紫式部さんが書いた「源氏物語」が、「世界最古の長編小説」と言われることもある、少なくとも日本の文学史のみならず、日本の文化の根底の一つとも言われる、まさに「歴史的傑作」なわけですよ。それ故に千年の間にいろいろあったんです。 pic.twitter.com/Xn2NEg3L2B 2020-08-27 05:45:08 SOW@ @sow_LIBRA11 すでに死後百年の段階で、その存在は伝説化しており、「源氏物語は日本の宝!」「紫式
東京都のいわゆる「不健全図書指定制度」に指定されると「不健全」というイメージから、実質的な発禁処分になるとして、有名漫画家らが名称を改めるよう訴えた。 東京都の不健全図書指定制度は、過激な性描写や残虐表現等が含まれると判断した作品を指定し、未成年への販売を禁じるもの。 都の事務局の職員6人が、都内の書店やコンビニを回って毎月100作品ほどを集め、この中から不健全と思われる図書を選ぶなどしたうえで、審議会で指定する。 実際に不適切図書に指定された漫画家は、指定されたコミックが電子版も含め、大手通販サイトで販売できなくなったという。 人気ボクシング漫画「はじめの一歩」で知られる漫画家の森川ジョージさんらは、「『不健全』という名称が『存在すること自体許されない』という不当なイメージを与えてきた」と訴えた。 また、「本来、成人向け販売は許されているにも関わらず、書店や大手通販サイトなどが自主規制す
文部省による学者の徹底調査と分類、学説変更強要、著書の発禁・絶版・改訂……、大学当局による学者の担当科目外し、学生のノートを使った講義内容のチェック……、学者による服従の誓約、同僚への監視……。学問の自由・独立への介入は、現在の日本学術会議の問題だけではない! 85年前のある事件から連綿と続く政治の陰湿な圧力と現場の過剰な忖度の実態を、文部省思想局の「秘密文書」から読み解く。 85年前の「憲法学説調査」の“気持ち悪さ” 学生に憲法を講義するようになって38年になる。「学問の自由」(23条)について話すとき、天皇機関説事件について必ず触れてきた。だが、それは23条を生み出した「負の前史」として、であった。 2006年12月、文部省思想局『各大学に於ける憲法学説調査に関する文書』(昭和10年)を共同通信ワシントン特派員が米議会図書館で発見して、それについてコメントを求められた。 送られてきた資
ロシアで日本の作家、村上春樹さんの小説が読めなくなる可能性が出てきた。今月初めに成立した「同性愛宣伝禁止法」に関連し、モスクワの図書館に村上さんの本を含む処分リストが届いたと、ロシア系の独立メディアが19日伝えた。 ロシア国外に拠点のある「メドゥーザ」が文芸評論家のSNSを引用して伝えた。リストが発送されたのは16日。処分理由は「その他」とされているという。リストを発送したのが誰かは明らかにされていない。 リストには村上さんの「スプートニクの恋人」のほか、米作家マイケル・カニンガムさんやアイルランドの作家ジョン・ボインさんらの本が含まれる。作品に性的少数者(LGBTQなど)が登場することなどが理由とみられる。 処分対象の本は倉庫に入れるだけでなく、貸し出しができないようにする必要があるという。本は古紙にするよう命令されており、最終的には焼却されるとしている。今後、モスクワ以外の地域にも同様
題名:「聖ジョゼフ・ラティーヌの妙なるも」が発禁となった当世の法的規則を中心として 報告者:ダレナン 現在は様々な規制が緩和され、言論や表現の自由もかつてに比して比較的認められる世の中になってきた。そのため、かつては法的に発禁とされ、日の目を見なかった著書も、今現代に至り、再評価されることもしばしばある。19世紀末に突如として文壇に現れ、突如としてその消息を絶ったヨーロッパのとある国出身 (生誕の国は今もってはっきりとしていない) とされる謎の小説家ラ・シオン・セジョンによる「聖ジョセフ・ラティーヌの妙なるも」も近年、Tekkito Press社から再発行された1)。それ自体は非常に喜ばしい出来事である。そして、今現在、その文体の表現を読み返すと、当世で発禁となった理由が明らかにはできなかった。確かに、アウグヌステゥ家の末娘であった聖ジョセフ・ラティーヌの私生活に伴う若干の性描写は、「聖ジ
北大西洋条約機構(NATO)の東方防衛最前線、リトアニアの出版社が、バンス米副大統領の回顧録を書店から撤去する。戦争で疲弊したウクライナへの支援を停止するという米政府の決定を受けた措置だ。 出版社のソフォクリスは4日、バンス氏が執筆した「ヒルビリー・エレジー」のリトアニア語版について、「米国がウクライナに関する外交政策を変更するまで」販売を停止するとフェイスブックを通じ発表。同社は代わりにウクライナ人作家を支援し、ロシアの軍事侵攻に抵抗するウクライナに寄付をするよう読者に呼びかけた。 ベンチャーキャピタリストから政治家に転身したバンス氏は、米中西部アパラチア地方での自身の貧しい生い立ちを描いたこの著作で一躍有名になった。 今回の決定は、米国と他のNATO加盟国の溝が深まりつつある状況を浮き彫りにしている。トランプ米大統領がウクライナへの軍事支援停止を決定したことは、ロシアと国境を接し、ウク
携挙後、、、 聖書は、最早、読めなくなる、、、 そう記載されている、、、 権力によって、 回収された、関連本は、 全て、燃やされる、、、 例え、隠し持っていても、 最早、内容は封印されて、 読めなくなる、、、 時代、、、 携挙とは、、、プロテスタントにおける、キリスト教終末論で、 主・イエス・キリストの再臨において、 起こるとされる、、、 まず、神の全ての聖徒の霊が、復活の躰を与えられ、 霊と躰が結ばれ、最初の蘇りを経験する。 次に、地上に有る、全てのクリスチャンが、 空中にて、主(キリスト)と出会い、 不死の躰を与えられ、蘇りを経験する。 と、、、ある。 時期については、 患難前 患難中 患難後 と、、、 有るのだが、、、 個人的には、患難前だと、確信している。 とは言っても、、、 私は、キリスト教会で、バプテスマ(洗礼)を、受けた、信徒では無い。 では、、何故? この事を、表明し続ける
昨年(2021年)は読んだ100冊のうち42冊がアガサ・クリスティだった。今年はその比率を減らそう、というより自動的に減ることになる。というのは、ポワロもの長篇の6割(33冊中20冊)とミス・マープルもの長篇の半分(12冊中6冊)を読み終え、短篇集も半分以上(ハヤカワのクリスティ文庫で14冊中8冊)読み、今年に入ってもトミー&タペンスものの2冊目と3冊目(短篇集『おしどり探偵』と長篇『NかMか』)を読んで、こちらも6割(5冊中3冊)になったからだ。しかし、まだミステリ読みの惰性が強く残っているので、3年前に手を出した江戸川乱歩(下記リンク参照)に再び手を出した。 kj-books-and-music.hatenablog.com 3年前は角川文庫を読んだが、今回は新潮文庫の傑作選を読んだ。短篇9篇が収録されている。うち「二銭銅貨」、「D坂の殺人事件」、「心理試験」の3篇は、3年前に読んだ角
ホーム ニュース 『RimWorld』がオーストラリアで販売停止に。コンソール版見据えてのレーティングと噂されるも、まさかのSteam版巻き添え発禁 SFコロニー運営シム『RimWorld』のPC(Steam)版が、オーストラリアにて販売を差し止められたようだ。オーストラリアのレーティング機関Australian Classificationにより、RC(Refused Classification、審査拒否)との評価が下されたという。現在、レーティングの該当ページは閲覧できない状態にある。レーティングが下された背景にはコンソール版進出のねらいがあったと推測されているが、逆にSteam版もろとも発売できなくなったかたちだ。 『RimWorld』は未開の惑星を舞台とした、コロニー運営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは不時着した入植者を操作し、サバイバルに挑む。宇宙船の断片や資源を拾い、生
香港警察はデモを鎮圧するため、無数の催涙弾を放った=香港・観塘で2019年8月24日午後、福岡静哉撮影 香港政府による検閲のため現地で上映できない香港の映画の公開が国内で相次いでいる。13日には、2019年6月に香港で始まった政府への大規模な抗議デモをテーマにしたドキュメンタリー映画「時代革命」の上映が東京都内で始まった。周冠威(キウィ・チョウ)監督(43)=香港在住=は「香港の声が世界に伝わっていくことは重要だ。(当局による)不正義が行われる中で市民が奮った勇気を見てほしい」と訴えている。 香港では中国政府が主導して20年、反政府的な言動を取り締まる香港国家安全維持法(国安法)が施行された。これを受けて香港政府は21年、映画の検閲制度を強化。作品の内容が「国家の安全を損なう」と判断すれば上映を禁止できるようになった。このため抗議デモを扱った多くの映画が香港で公開できなくなっている。 19
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く