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  • 信田さよ子×温又柔<「母」と「国家」(後編):「家族」と「国家」は連携し、共謀する>

    娘は母の愚痴ネイティヴ 温 それにしても、信田先生の「自分の言葉を持ったり使ったりしたら家族は成り立たない」、衝撃的な言葉でしたが、先生のお仕事の中から日々実感されることなのだと思います。 信田 ええ。父親は、企業に入ったら、まず自分の言葉は捨てるでしょう。母親もまた企業の中で捨てるし、家庭の中でも捨てますよね。もしくは捨てたように見えて実はすごい暴虐な言葉を持っているんです。たとえば、「あんたなんか生まなきゃよかった」とか。そういう言葉をたくさん持っている。そして中間がなく、また自分の考えではなく、パパがこう言ってたから、という言い方をしたりする。そしていざとなったら、あんたなんか絶対幸せになれないから、とトドメを刺すわけです。 温 家族の中で言葉が通じない状況というのは、私の場合は本当に具体的で、日本語が達者ではない母親との関係のことなんです。たとえば高校生の頃、友だちと閉店間際までマ

      信田さよ子×温又柔<「母」と「国家」(後編):「家族」と「国家」は連携し、共謀する>
    • あずまんにもわかるようにあずまんの何が不味かったのか説明するよ②

      ①から続く https://anond.hatelabo.jp/20220714042431 あずまん、震災まであんたはおれにとってののヒーローだったよ。 今でも方向性こそ違えど、当然意味のあることをやっているのだと思ってたよ。 それがまったく転向したならまだいいけど、今でも誤配とか言ってるらしいじゃん。 かっこつけて「誤配の可能性を意図的に高めていかなければならない」とかさ。 福島の郵便をあんたはそもそも受け取ろうとも思っちゃいなかったろう。 本当にがっかりだ。 「外国人のカルト宗教団体が政府やメディアなどを支配して、奴らは自分に都合の悪い情報を隠蔽している」というとても公的な言葉とは思えない言葉こそが公的に働いて、「テロリズムに屈してはならない」という言葉が私的なものとされる状態がどれだけ「例外的」であるかは、おれなんかよりあんたのほうが余程うまく説明できるはずだろう。なのにそれができ

        あずまんにもわかるようにあずまんの何が不味かったのか説明するよ②
      • ドレフュス事件すごろく: 極東ブログ

        ドレフュス事件(L'affaire Dreyfus)は、高校で世界史を勉強する人なら必須項目ではあるし、現代的な意味も大きい。自由を標榜する社会での民族差別による陰謀といったあたりの話題にも関係する。印象に過ぎないが、この事件についてなんらか語ることができるかというあたりが、教養人・知識人というものの境界を作っているようにも感じられる。 同時代的に当然といえば当然だが、この事件の社会的な影響を含むプルースト『失われた時を求めて』を読むと、そうした世界史的、あるいは社会的な意味合いに加え、社交界的な、大衆社会的な意味合いに独自の感触があることに気がつく。そうしたなかで、私はドレフュス事件すごろく(Jeu de l'oie de l'affaire Dreyfus)を知った。Wikipediaにも掲載されているので私が無知であった。とはいえ、あらためてこれはいったい何なのだろうかと考えさせられ

        • 東浩紀さん、大ヒット著書「訂正する力」の源は…「僕は本が読めれば、それで十分、幸せなんです」 - スポーツ報知

          新書「訂正する力」(朝日新聞出版)が好調だ。1万部売れたらヒットの今の出版界で昨年10月末の発売以降、6万部突破という驚異的な売れ行きを見せている。著者は批評家・東浩紀さん(52)で、哲学の専門家でもある。討論番組などでも知られた論客だが、聞いてみると、30年間活動していてスポーツ新聞のロングインタビューは「初めて」とのこと。難解な話は抜きにして一体どんな素顔の持ち主なのでしょうか。「時の人」に会いに行ってきました。(内野 小百美) 優しい目をした人だ。映像で時折見せる舌鋒(ぜっぽう)鋭いやり取り。普段から“ピリピリの人”だったらどうしよう…。こちらから取材を申し込んでおきながら一抹の不安。しかし心配は杞憂(きゆう)で、どこか「くまのプーさん」を思わせるほんわかした印象。受け答えも柔和そのもの。「スポーツ紙の取材は今までなかったので珍しいなと思って」。話題の「訂正する力」が、これまでの読者

            東浩紀さん、大ヒット著書「訂正する力」の源は…「僕は本が読めれば、それで十分、幸せなんです」 - スポーツ報知
          • 石原慎太郎氏の死去を米有力紙はどう報じたか 日本のメディアが報じない性差別、人種差別、南京事件否定(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            作家で元東京都知事の石原慎太郎氏が死去した。 石原氏は、アメリカでは、ジャパン・バッシングの嵐が吹き荒れていた日米貿易摩擦時代、ソニーの創業者盛田昭夫氏と共同執筆した『「ノー」と言える日本』の中で、日本の技術の優位性やアメリカにある人種的偏見を批判し、アメリカに対して立ち向かうよう訴えたことで知られる。 そんな石原氏の死去をアメリカの有力紙はどう報じているのか? 日本のメディアの報道を見ると、ほとんどのメディアが同氏は偉大な政治家だったというような賛美に終始している。それは“死者に鞭打たない”という気遣いからなのか、何かに忖度しているからなのか、あるいは日本の報道の自由度が低いからなのだろうか。 一方、アメリカの有力紙は容赦なく、石原氏の負の側面も報じている。 差別発言で思い出される 米有力紙ワシントン・ポストは、石原氏が東京五輪招致に尽力したりディーゼル車を規制したりしたことに触れつつも

              石原慎太郎氏の死去を米有力紙はどう報じたか 日本のメディアが報じない性差別、人種差別、南京事件否定(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
            • 合成ヌード写真を拡散、「俺がどれだけデカいかじっくり味わえ」と脅迫…知られざる「中国当局の嫌がらせ」実行犯の意外な素顔 | 文春オンライン

              わが国でも水面下において、中国による国家主権の無視や、中国側の警察権力の介入やインテリジェンス活動が、他にも数多くおこなわれていることはほぼ確実だ。 では、仮に現在の状況を放置した場合、日本にはいかなる事態が出来するのか? 答えは欧州にある。話の舞台を移し、現地で進行している壮絶な実態を伝えていこう。 中国当局の嫌がらせの実態 「2022年後半から、中国当局の嫌がらせが一気にエスカレートしました。きっかけはこの年の6月4日、ベルリンで開かれた在外中国人の天安門事件追悼運動を取材したこと。集会中から中年の中国人男性が執拗に私を撮影し、帰路も尾行してきたんです。それから、私の住所などの個人情報や誹謗中傷がネットにばらまかれるようになりました」 2023年5月7日、40代の中国人記者である蘇雨桐は、ベルリン市内のカフェでそう話した。目鼻立ちの整った女性で、聞き取りやすい標準的な中国語を話す。 ベ

                合成ヌード写真を拡散、「俺がどれだけデカいかじっくり味わえ」と脅迫…知られざる「中国当局の嫌がらせ」実行犯の意外な素顔 | 文春オンライン
              • 安倍氏のレガシーがのしかかる、一党独裁国家に近い日本 ビジョンがないから選ばれた岸田氏 米報道(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                岸田文雄氏が新首相に就任するが、今や、日本の“影の首相”は安倍晋三氏なのかもしれない。 米紙ワシントン・ポストが「安倍氏のレガシーが日本の次期首相岸田氏にのしかかっている」というタイトルの分析記事を掲載している。 安倍氏のレガシーで前に進めない 同紙は安倍氏の長かった在任期間が日本に残した影響力について、「安倍氏は、第二次大戦後の他のリーダーたちより長い9年間日本のリーダーを務め、メルケル氏ほど長くはないものの、去り行く同氏のように国と国際関係に大きなレガシーを遺した。今、少なくとも日本は、前に進むのに難航している」と安倍氏の遺したレガシーゆえに日本が前進できなくなっているとし、首相に就任する岸田氏について「安倍氏による暗黙の支援で総裁を勝ち取ったかに見える岸田氏は、主流派による選択だと考えられている」と同氏勝利の背後にも安倍氏のレガシーがあったと指摘している。 また、岸田氏を選択したこと

                  安倍氏のレガシーがのしかかる、一党独裁国家に近い日本 ビジョンがないから選ばれた岸田氏 米報道(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                • ルー・リードのあまりに辛辣なミュージシャン評と彼の大規模展覧会の話 - YAMDAS現更新履歴

                  boingboing.net ルー・リードの他のミュージシャン、バンドについての評を集めたツイートが取り上げられている。1973年に出版された雑誌からの転載らしい。 まず、ボブ・ディラン。 ディランにはイライラする。パーティでヤツと会ったら、黙れって言いたくなると思うよ。 続いて、キンクス。 知識人みたく、俺は腰を下ろし、キンクスを聴いて、大いに楽しむんだけど、しばらくするとうんざりしてしまって、あまり長くは聴いてられないよ。 そして、フランク・ザッパ。後述するが、これは有名である。 あいつは俺の人生で聴いた中で一番才能のないヤツだ。安物で、もったいぶってて、空疎で、何もうまくやれない。あいつは負け犬だから、ロックンロールをプレイできない。だからあいつはおかしな恰好をするんだ。それは自分に満足できてないからで、正しいと思うよ。 アリス・クーパーに対しても容赦ない。 なってこった、ホントに「

                    ルー・リードのあまりに辛辣なミュージシャン評と彼の大規模展覧会の話 - YAMDAS現更新履歴
                  • 「刑務所」は実在した。新疆で考えたウイグル問題(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                    人権重視を掲げるバイデン米政権は、新疆ウイグル自治区での少数民族問題に対する人権侵害を「ジェノサイド(民族集団虐殺)」と認定し、中国政府は「少数民族の人権は守られており、荒唐無稽(むけい)なデマだ」と反論する。 米中関係の大きな焦点の一つとなったウイグル問題について、まずは現地の状況を見てみようと2月末から3月初めにかけて、ウイグル族の人口比率の高いカシュガル、アクス両地区を回った。 ◇やはり刑務所だった 特に最近は新疆での取材は難しいと聞いていた。現地の少数民族住民が自由に話をできる状況ではなく、外国人記者に対する監視も厳しいためだ。相手に迷惑をかける可能性を考えると、インタビューで人権侵害などについて聞くことは不可能に近い。 そのため、目的の一つを、衛星写真から新疆の状況を分析している豪戦略政策研究所(ASPI)の「2017年以降に監視の厳しい収容所が多数、新設、増設されている」との指

                      「刑務所」は実在した。新疆で考えたウイグル問題(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                    • 第1回 「ダーウィニアン・レフト」再訪

                      いまわたしたちが直面している社会的諸問題の裏には、「心理学や進化生物学から見た、動物としての人間」と「哲学や社会や経済の担い手としての人間」のあいだにある「乖離」の存在がある。そこに横たわるギャップを埋めるにはどうしたらよいのか? ポリティカル・コレクトネス、優生思想、道徳、人種、ジェンダーなどにかかわる様々な難問に対する回答を、アカデミアや論壇で埋もれがちで、ときに不愉快で不都合でもある書物を紹介しながら探る「逆張り思想」の読書案内。 1999年に出版されたA Darwinian Leftは、英語版の原著が70ページ、2003年に出版された邦訳である『現実的な左翼に進化する』でも本文が100ページほどしかない、薄くて小さな本だ。出版当時はともかく、それから20年経った現代では、あまり振り返られることがないような本である。 しかし、この本で提唱されている「ダーウィニアン・レフト」という考え

                        第1回 「ダーウィニアン・レフト」再訪
                      • 西洋が世界最強に躍り出たキッカケ、十字軍|shinshinohara

                        もしこの事件が起きなければ、西洋が世界を牛耳ることもなかったかもしれない。世界中で侵略を重ね、各地に植民地をもち、科学技術を発展させ、今も世界をリードし続ける存在にはなれなかったかもしれない。この事件が西洋を目覚めさせ、世界最強の地域に変貌させることになった。それが十字軍。 十字軍が起きる前、西洋は世界でもとびきり技術が遅れていた地域だった。というと、不思議に思われる人もいるかもしれない。西洋は古代ギリシャ・古代ローマ帝国の時代から、世界最先端地域だったはずではないか、と。ところが中世ヨーロッパは、一時、石器時代にまで技術が後退していたといわれる(※技術を残した地域もある)。 確かに古代ローマ帝国が健在だった頃は、世界最先端地域だった。ところが4世紀にゲルマン人の大移動が起きて、帝国が崩壊すると、あれよあれよと文明も技術も失われてしまった。「連鎖倒産」が起きたからだ。 ゲルマン人達はローマ

                          西洋が世界最強に躍り出たキッカケ、十字軍|shinshinohara
                        • 読書メモ:『ポジティブ病の国、アメリカ』 - 道徳的動物日記

                          ポジティブ病の国、アメリカ 作者: バーバラ・エーレンライク,中島由華 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2010/04/10 メディア: ハードカバー 購入: 2人 クリック: 40回 この商品を含むブログ (12件) を見る 内容はタイトル通り、アメリカに蔓延するポジティブ・シンキングや楽観主義を批判する本。 著者によるポジティブ・シンキングの批判点は「ポジティブ・シンキングはカルト化しやすい」ということと「ポジティブ・シンキングは野放図な資本主義を肯定して、経営者や資本家にとって都合よく、過剰労働や経済的不平等を助長する考え方だ」という二点。 ポジティブ・シンキングのカルト化とは、「笑っていればガンが治癒する」式な似非科学やエセ医療方法、また悪名高い『引き寄せの法則』や「コーチング」など。 エセ医療が有害なのは私も同感だが、引き寄せの法則とかコーチングなんかはやりたい奴には

                            読書メモ:『ポジティブ病の国、アメリカ』 - 道徳的動物日記
                          • 話せる(しゃべる)こと以上の、読む(理解)ことの重要性/英語(外国語)習得と日本 〜渡部昇一の意見を参考にしてみよう! - 日々是〆〆吟味

                            話せること以上の、読む(理解)ことの重要性 渡部昇一ってどんな人? 渡部昇一の英語観 語学(外国語)の解剖的理解としての漢文法 欧語へと応用した、漢文法的解剖理解の手法 文法的理解としゃべれること 〜原理原則からの理解の優位点 日本語を学ばせることを忘れる日本人 無口な(つまりしゃべらない)日本人留学生の研究と、国内研究水準への貢献 外国語の使用と理解の違い 参考となる本 【渡部昇一小論集成】 【平泉渉,渡部昇一『英語教育大論争』】 話せること以上の、読む(理解)ことの重要性 『大漢和辞典』のお話をしましたが、昔の日本人は偉かった、なんて言うと、ちょっと昨今の様子では肩身が狭いかもしれません。その前日にも加藤周一の『日本文学史序説』のお話を少ししましたが、左翼の超大物である加藤周一だけでは偏っていると思われてもよくないので、保守の大物である渡部昇一からも昔の日本人は偉かった、といったお話を

                              話せる(しゃべる)こと以上の、読む(理解)ことの重要性/英語(外国語)習得と日本 〜渡部昇一の意見を参考にしてみよう! - 日々是〆〆吟味
                            • ノア・スミス「“新自由主義への転換”は本当に生じたのだろうか?」(2022年9月24日)

                              以前までは「新自由主義プロジェクト」の名で知られ、今は「新自由主義センター」として知られるシンクタンクの改名に気づいた。 私たちは「新自由主義プロジェクト」の名称を取りやめることを決定しました。これは何年もかけての移行作業の一環ですが、新しいウェブサイトへの移管は、これを確定するに非常に良い機会でした。 なぜなのでしょう? CNL〔新自由主義センター〕には、名称に関するゴタゴタよりも、はるかに大きな使命があると考えているからです。 https://twitter.com/ne0liberal/status/1572576692249694208 これは起こるべきして起こった事態だ。このシンクタンクはクリントン系の中道左派リベラルを標榜していたが、ツイッター上の社会主義たちがバラク・オバマや、バーニー・サンダース派に同調しない民主党員を「新自由主義者」と呼び始めてから、一種の悪ふざけとして「

                                ノア・スミス「“新自由主義への転換”は本当に生じたのだろうか?」(2022年9月24日)
                              • ウイグル問題とは何か =「深刻な人権侵害」は、なぜ・いつから・どのように問題視されているのか | The HEADLINE

                                公開日 2022年09月12日 20:05, 更新日 2023年09月15日 18:14, 有料記事 / アジア / 人権 8月31日、国連人権高等弁務官事務所は、中国が新疆ウイグル自治区で少数民族に対し「深刻な人権侵害を実施」しており、「人道に対する罪にあたる可能性がある」とする報告書を発表した。同報告書は、5月に実施されたバチェレ国連人権高等弁務官による同地域の訪問を受けてのもので、同事務所がウイグル問題に関する報告書を発表するのはこれが初となる。 新疆ウイグル自治区での人権侵害は2017年ごろから報じられており、「ジェノサイド(民族集団虐殺)」にあたるなどと国際的に非難されてきた。2022年北京冬季五輪で、米国などが同問題をめぐって外交ボイコットを表明したことも記憶に新しい。 他方で、中国・習近平国家主席は7月に北西部の新疆ウイグル自治区を8年ぶりに訪問した。同地域は、中国が進める経

                                  ウイグル問題とは何か =「深刻な人権侵害」は、なぜ・いつから・どのように問題視されているのか | The HEADLINE
                                • 菅氏は「明確なビジョンが欠如」「メディアに作られた“おじさん”」「温かさやユーモアのセンスなし」米紙(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  菅義偉氏が自民党新総裁に選出され、首相に指名されることとなったが、米二大紙は同氏をどう見ているのか? すでによく報道されている“イチゴ農家出身の苦労人”などの点はさておき、懸念している点をあげてみたい。 明確なビジョンがない ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストは、菅氏にある共通の問題を見出している。それは、菅氏が明確なビジョンに欠けているという点だ。 ニューヨーク・タイムズは「菅氏は安倍氏が中断したことにまた着手すると約束したが、日本に対する彼自身のビジョンを明確にしていない。一般的に、政治家は少なくとも上辺では理想を語るものだ」というカリフォルニア大学サンディエゴ校政治学准教授メグミ・ナオイ氏の意見を紹介している。 つまり、どんな世の中にしたいかというビジョンが菅氏には見えないというのである。 また、約四半世紀、政界にいるにもかかわらず、実質的に安倍氏の参謀であり、主要な政府スポ

                                    菅氏は「明確なビジョンが欠如」「メディアに作られた“おじさん”」「温かさやユーモアのセンスなし」米紙(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                  • 森泉岳土@「佐々々奈々の究明」㊤㊦(1/30) @moriizumii 1997年に「NEWS23」で高校生が「どうして人を殺しちゃいけないんですか」と発言したのをきっかけに筑紫哲也さんはじめ精神分析医や社会学者や知識人たちが「社会の底が抜けた」と大騒ぎして議論をして社会現象にもなったんだけど、テレビに出まくってる経済学者が「高齢者は集団自決を」と提言し、

                                      森泉岳土@「佐々々奈々の究明」㊤㊦(1/30) @moriizumii 1997年に「NEWS23」で高校生が「どうして人を殺しちゃいけないんですか」と発言したのをきっかけに筑紫哲也さんはじめ精神分析医や社会学者や知識人たちが「社会の底が抜けた」と大騒ぎして議論をして社会現象にもなったんだけど、テレビに出まくってる経済学者が「高齢者は集団自決を」と提言し、
                                    • マーク・コヤマ「歴史において起こらなかった出来事と、実際に起こった出来事を比較すること:E.H.カーらの歴史観は正しいのだろうか?」(2017年8月11日)

                                      歴史家は、大抵の場合で、反実仮想(仮定の事実)の考察に懐疑的であるようだ。E.H.カーは「歴史家は、起こらなかった事実について推測を行ってはならない」と論じている(Carr, 1961, 127)。マイケル・オークショットは、反実仮想の推論を「史実の世界に科学を醜悪に埋め込む」ようなものだと表現した(Ferguson, 1999より引用)。 The Counterfactual and the Factual Posted by Mark Koyama, Aug 11, 2017 歴史学者は、大抵の場合で、反実仮想(仮定の事実)の考察に懐疑的であるようだ。E.H.カーは「歴史家は、起こらなかった事実について推測を行ってはならない」と論じている(Carr, 1961, 127)。マイケル・オークショットは、反実仮想の推論を「史実の世界に科学を醜悪に埋め込む」ようなものだと表現した(Fergu

                                        マーク・コヤマ「歴史において起こらなかった出来事と、実際に起こった出来事を比較すること:E.H.カーらの歴史観は正しいのだろうか?」(2017年8月11日)
                                      • 【最難解名著リスト】おすすめの教養となる本(哲学書)の古典的名著30冊。古典とは何かを知り教養を身につけるおすすめの難しい本  - 日々是〆〆吟味

                                        初心者向けのリストは以前に書いたものがこちらにあります。最初に哲学書を読もうと思われたら下記のリストのほうがいいかもしれません。 waka-rukana.hatenadiary.com 最難解な哲学書 30冊 選ぶ基準 1.歴史的評価の高いもの 2.分厚いものや巻数の多いもの 3.翻訳も難しいとされているもの 4.西洋哲学の範囲内のもの 5.哲学以外の本も若干含まれる 古代 8選 『ソクラテス以前哲学者断片集』 プラトン『国家』 アリストテレス『形而上学』 プリニウス『博物誌』 『初期ストア派断片集』 セクストス・エンペイリコス『学者たちへの論駁』 プロティノス『エネアデス』 『ナグ・ハマディ文書』 中世 4選 『中世思想原典集成』 アウグスティヌス『神の国』 トマス・アクィナス『神学大全』 オッカム『『大論理学』注解』 近世/近代 10選 ヤコブ・ベーメ『黎明』 カルヴァン『キリスト教綱

                                          【最難解名著リスト】おすすめの教養となる本(哲学書)の古典的名著30冊。古典とは何かを知り教養を身につけるおすすめの難しい本  - 日々是〆〆吟味
                                        • サンデー毎日:宮台真司、襲撃事件の全貌を明かす 田原総一朗が迫るニッポンの闇 コミュニケーション喪失時代の不気味な影 | 週刊エコノミスト Online

                                          宮台真司、襲撃事件の全貌を明かす 田原総一朗が迫るニッポンの闇 コミュニケーション喪失時代の不気味な影 宮台真司氏 倉重篤郎のニュース最前線 昨年11月、社会学者の宮台真司氏が大学キャンパスで襲撃されて重傷を負った。回復した宮台氏は言論の舞台に復帰、このたび「サンデー最前線」で田原総一朗、倉重篤郎の取材を受け、事件の全貌、自死した容疑者、そして背景に広がる時代の暗部について、透徹した分析眼で語った――。 言論が今ホットなテーマになっている。 その一つが、放送法の政治的公平性をめぐり、安倍政権時代の官邸が所管官庁の総務省に対し圧力をかけていた問題である。2014年11月26日のことだ。その3日前に放送されたTBS番組「サンデーモーニング」の放送内容を礒崎陽輔首相補佐官が問題視、28日に総務省局長を呼び、放送法4条で定めた「政治的公平性」の解釈を巡り疑問を投げたという。 同番組では、翌月に行わ

                                            サンデー毎日:宮台真司、襲撃事件の全貌を明かす 田原総一朗が迫るニッポンの闇 コミュニケーション喪失時代の不気味な影 | 週刊エコノミスト Online
                                          • そろそろ吉本隆明のことを書いておくか(1)大衆と思想 - ラブラドールレトリバー撫でたい

                                            7月のNHKの100分de名著が『共同幻想論』だったらしいです。 www.nhk.or.jp 安藤礼二『吉本隆明: 思想家にとって戦争とは何か』のような選書も出ていますが、吉本隆明の入門書と言っていい本がちょくちょく出ています。最近のアメリカでもリバタリアニズムが復権しつつあるらしいので、なんとなくそういう空気になりつつあるのかもしれません。 100分de名著のテキストを見ると、担当の先崎先生は1975年生まれで、吉本を読んだのは1990年代みたいです。これは個人的にシンパシーがあります。なぜなら私も後追いだからです。私は1987年生まれでおそらく吉本の読者としてはかなり珍しい世代に入ると思います。 吉本隆明は1960年代の全共闘世代のカリスマとしてのイメージが強く、後年語られるときも「あの時代はすごかった」的な、ほぼ過去の人という扱われ方が大半だったような気がします。思想的なバックボーン

                                              そろそろ吉本隆明のことを書いておくか(1)大衆と思想 - ラブラドールレトリバー撫でたい
                                            • 国際交流で日本にきた中国人200人に「裏切り者」のレッテル

                                              Hundreds of Chinese Academics Who Participated in Japan's Foreign Exchange Program Labeled as 'Traitors' <中国の極端な被害妄想の例として香港紙が報じた。この調子では日中文化交流もできなくなる> 中国におけるナショナリズムが極端な次元に至ったとして6月8日付のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(以下ポスト紙)は、国際交流プログラムで日本を訪ねた中国人の知識人たち数百人が、最近その存在に気づいた反日の徒によって中国のソーシャルメディア上で攻撃の標的にされ、裏切り者の呼ばれていることを報じた。 日本の外務省所管の国際交流基金が費用を負担する訪日旅行は、日本の芸術や文化、日本や日本語を学びたい知識人たちに人気がある。同基金のウェブサイトには、この基金の目的は「日本とほかの国/地域の人々の相互理

                                                国際交流で日本にきた中国人200人に「裏切り者」のレッテル
                                              • 「安倍氏は空気が読めてない。小池氏はNYのクオモ知事のよう」米紙 軍配は小池氏に?(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                ニューヨークのクオモ知事のように、毎日、新型コロナの状況を伝えている小池氏。(写真:つのだよしお/アフロ) “Tone-Deaf” ”Out of Touch” どちらも、空気が読めてない、つまり、KYという意味だ。 アメリカのメディアは、KYな動画を投稿して批判されている安倍首相のことを、そう表現している。 CNNは、国民が在宅勤務がままらなず苦しんでいる時に、家でリラックスしている動画を投稿した安倍首相について、こう伝えた。 「日本のSNSユーザーは、安倍首相は空気が読めてない(Tone-Deaf)と非難している」 また、アメリカの2大新聞も、 「何様のつもり? とても空気が読めていない(out of touch)」 というコメンテイターの発言を紹介している。 小池氏はクオモ氏のよう “貴族か”とも批判された動画を投稿した安倍氏が叩かれる中、したたかにも1本取ったのは小池百合子都知事か

                                                  「安倍氏は空気が読めてない。小池氏はNYのクオモ知事のよう」米紙 軍配は小池氏に?(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                • 大衆と対置される、優れた少数者としての偉い人が自らに課す義務と責任の要求 〜優秀な表現者の仕事や自己研磨と怠惰な自分のままプロに並びたがる新人/素人【オルテガ『大衆の反逆』 】 - 日々是〆〆吟味

                                                  表現者における少数者と大衆の対比例 〜人目につく表現者と見えぬ人々 知らない世界と偉い人 熟知した世界と偉い人 偉い人の持つ明確な高水準と自らへの要求 目につかぬ世界で重要な席に座っている人の可能性 少数者と大衆の関係 気になったら読んで欲しい本 オルテガ『大衆の反逆』 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2020/01/02/180053 表現者における少数者と大衆の対比例 〜人目につく表現者と見えぬ人々 人間を少数者と大衆にわけるのはなんだか偉そばってて気に食わない気もしてきますが、表舞台に出る人たちの質の問題として考えてみるとわかりやすいかもしれません。 知らない世界と偉い人 どの世界でもそうかと思いますが、傑作や名人というものがある一方で、どうしようもない駄作やヘボという人もいます。しかしどの分野でもいいのですが、自分の親しんでいて好きな

                                                  • 中国との情報戦には「彼らに都合の悪い思想」を輸出せよ。例えば上野千鶴子とか【山本一郎】

                                                    中国のフェミニストの間で上野千鶴子が大人気に! ――一体、どうなっているの? Twitterでも話題で、中国語圏では上野千鶴子氏の書籍や言動が取りまとめられて大変な人気を博している。実際には社会の不安定工作としては大変に有効な作戦であることには変わりない。中国社会を揺るがす一大ムーブメントになるかもしれない――!? ロシアのウクライナ侵攻で、我が国・日本語圏でもロシア発か、あるいはロシアの影響力下にある知識人による対日プロパガンダもそこそこ確認されるようになってきました。 あからさまに「こりゃ嘘だろ」と思うようなことでも、ロシア大使館の公式ツイッターアカウントが堂々とロシアは正しいと言い募ります。また、知識人クラスタでも隠れて親ロシアの立場にあった人物が「ロシアもウクライナも、どっちもどっち論」で戦争口実の正当化を図るなど、香ばしくも古典的な作戦を展開しており、さすがに半笑いで対処すること

                                                      中国との情報戦には「彼らに都合の悪い思想」を輸出せよ。例えば上野千鶴子とか【山本一郎】
                                                    • 和田春樹教授「安倍の『韓国を相手にせず』は平和国家日本の終焉」

                                                      ソウル大学日本研究所「韓日関係:反日と嫌韓を越えて」学術会議で基調講演 慰安婦合意の締結過程と朝鮮半島平和プロセスに対する安倍の反感を指摘 キム・ヒョンチョル所長「部品・材料分野の技術開発と 新南方政策で禍転じて福とすべき」 26日ソウルの明洞にある銀行会館で開かれたソウル大学日本研究所の「韓日関係:反日と嫌韓を越えて」学術会議で、和田春樹・東大名誉教授が基調講演をしている//ハンギョレ新聞社 和田春樹・東大名誉教授が、安倍晋三首相の「韓国を相手にせず」政策を強く批判した。 和田教授は、ソウル大学日本研究所が26日にソウルの銀行会館国際会議室で開催した冠廷日本研究学術会議で基調講演をし、「最近、日本の専門家と政府関係者の口からは『38度線が東海に下りてきている』として、韓国を排除し韓国との関係を切ることを覚悟しようという議論が出ている」とし、「北東アジアの結合を捨て、中国・ロシア・韓国、北

                                                        和田春樹教授「安倍の『韓国を相手にせず』は平和国家日本の終焉」
                                                      • AIが仕事奪い始めてるけどどうすればいいのか考えてみる - Qiita

                                                        はじめに 多くの人が感じていることで、AIの技術の発達によって仕事がだんだんなくなってくるのではと。知識人の中には全然大丈夫とか、人の感性はAIではできないと言いますが日々人間の感性の部分においても自動化が進んでしまっています。 「人間のキャッチコピーをついにAIが凌駕、JPモルガンがAIキャッチコピーを採用することに」 https://gigazine.net/news/20190801-machines-outperform-humans-copywriting/ 実はMDRでも数年前から業務の自動化やマーケティングの自動化を普通のコンピュータの機械学習を通じて行なっており、結果的に人手を大きく削減しながら、成果を伸ばすことに成功しています。数字と計画が妥当ならエラーがなければ効率化はほぼ約束されたようなものです。 当時はまだ人間の仕事を奪うなと現場の反発もありましたが、最近の物流の多

                                                          AIが仕事奪い始めてるけどどうすればいいのか考えてみる - Qiita
                                                        • 教養人、知識人にならねば、より賢くならねば って熱意は20代くらいまでだな

                                                          いい年になってくると将来への投資しててもリターンが少なくなってくることに気付いて 時間とって余計な耳学問するくらいなら本業の知識を深めた方が役に立つし金にもなるし 残された健康寿命と余暇を考えるといかに充実した休日を過ごすかの方が重要になってくる

                                                            教養人、知識人にならねば、より賢くならねば って熱意は20代くらいまでだな
                                                          • フリーメイソンの秘密解明に一歩 ナチス押収の資料館 ポーランド

                                                            フリーメイソンのシンボルであるコンパスと定規。ポーランドのポズナニ大学図書館で(2021年12月22日撮影)。(c)JANEK SKARZYNSKI / AFP 【1月22日 AFP】第2次世界大戦(World War II)中、ナチス・ドイツ(Nazi)に押収された友愛結社「フリーメイソン(Freemason)」の膨大な歴史的資料がポーランドの図書館に所蔵されている。学芸員は、まだ多くの謎が眠っているとの見方を示している。 ポーランド西部のポズナニ(Poznan)にあるポズナニ大学図書館(Poznan University Library)には、17世紀から第2次大戦前までのフリーメイソンの資料約8万点が所蔵されている。女性版ロッジ(支部)に関する見解や、非公開の式典で使われた楽譜など、あまり知られていない歴史にも光を当てる資料群だ。 だが、すべての資料を調べ尽くすにはまだ多くの作業が残

                                                              フリーメイソンの秘密解明に一歩 ナチス押収の資料館 ポーランド
                                                            • 【2020年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                              2020年9月〜2020年12月の世界史関連の新刊の紹介 いろんなことがありすぎた2020年も終わりに近づいています。 新型コロナはさまざまな影響を社会にもたらしましたが、人々がステイホームした影響で書籍の売り上げが好調らしいです。怪我の功名というか、せっかく得た読書の時間を今後も皆が維持していってほしいものです。 さて今年最後の新刊紹介参ります。 1.『古代メソポタミア全史ーーシュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで』 小林登志子 著 中公新書 2020/10/21 人類初の文明は5500年前のメソポタミアに生まれた。灌漑農業、都市、文字など、現代でも必須な文明の要素は全てこのときにシュメル人が発明した。その後、「目には目を」で名高いハンムラビ王、初の世界帝国を築いた新アッシリアのアッシュル・バニパル王、「バビロン捕囚」で悪名高いネブカドネザル二世など数々の王たちが現れ、様々な民

                                                                【2020年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                              • 歴史上の統計資料とかに出てくる「"何か"が起こったときにしか見ない形のグラフ」いいよね…「わかります」

                                                                リンク Wikipedia 丙午 丙午(ひのえうま、へいご)は、干支の1つ。 干支の組み合わせの43番目で、前は乙巳、次は丁未である。陰陽五行では、十干の丙は陽の火、十二支の午は陽の火で、比和である。 丙午は干・支ともに火性である。 西暦年を60で割って46が余る年が丙午の年となる。 「丙午(ひのえうま)年の生まれの女性は気性が激しく、夫の命を縮める」という迷信がある。これは、江戸時代の初期の「丙午の年には火災が多い」という迷信が、八百屋お七が丙午の生まれだとされたことから、女性の結婚に関する迷信に変化して広まって行ったとされる。 江戸 リンク Wikipedia 大躍進政策 大躍進政策(だいやくしんせいさく、繁体字: 大躍進、簡体字: 大跃进、拼音: dàyuèjìn、英語: Great Leap Forward)とは、中華人民共和国の毛沢東共産党主席が主導した農作物と鉄鋼製品の増産政策

                                                                  歴史上の統計資料とかに出てくる「"何か"が起こったときにしか見ない形のグラフ」いいよね…「わかります」
                                                                • 大テロルの再来? ロシア軍、ウクライナ住民を続々拉致・強制移住か | 毎日新聞

                                                                  近くで砲撃が始まった後、息子を守ろうとする母親=ウクライナ南部マリウポリで2022年3月23日、ロイター ロシア軍が、制圧したウクライナ南部の各地で住民を次々と拉致しているとの情報が相次いでいる。ウクライナは約1万5000人の住民がロシアに強制移住させられているとも主張。制圧地で、思いも寄らぬ住民からの反発を受け、ロシア側が強硬手段に出たとの見方が強まっている。 「1万5000人を強制移住」ウクライナ主張 23日未明、南部ヘルソン州で地元の劇場の芸術監督を務めるオレクサンドル・クニーガ氏の自宅に突然、銃を持った男たちが押し入った。ロシア軍だった。家の中を捜索した上で、クニーガ氏を拉致した。その日の夜、自宅から遠く離れた屋外に放置されるまで、警察署の一室に閉じ込められたという。 63歳のクニーガ氏は、国際演劇祭を開催し、国外でも知られた人物だ。米ニューヨーク・タイムズ紙の取材に応じたクニーガ

                                                                    大テロルの再来? ロシア軍、ウクライナ住民を続々拉致・強制移住か | 毎日新聞
                                                                  • 明治の作家は言文一致運動なんてなんでしたの?

                                                                    書き言葉を話し言葉に近づけるためにそういう運動をしたみたいなことが日本語学の本に書かれてたるするが腑に落ちない。 ある言葉(単語)に対して書き言葉とか話し言葉とかいう区別は存在しないと思うから。 つまり、その単語をしゃべるときに使ったら話し言葉、書くときに使用したら書き言葉というだけの話だと思う。 たとえば漢熟語が書き言葉であるとか言われるが、「自分」なんて言葉はしゃべるときも書くときも普通に使う。 単語に依存して規定されるものでないのならば、「話し言葉」や「書き言葉」が何か形の定まった文体になることもありえない。 それなら話し言葉や書き言葉との間に表現の傾向の差みたいなものは生じえないわけで、一方を他方に接近させる「一致運動」なるものもやりようがない。 そもそも言文一致運動が始まる前の明治初期の安愚楽鍋なんか、いわゆる書き言葉的な臭いが全くしない。 たとえばこんな文で書かれているわけだ。

                                                                      明治の作家は言文一致運動なんてなんでしたの?
                                                                    • 三島由紀夫思想としての日本評価の逆説的見解 ~偉大な文明国の世界の大思想と空っぽな日本 - 日々是〆〆吟味

                                                                      偉大な文明国と空っぽの日本 〜三島由紀夫の逆説的日本評価 からっぽの日本 偉大な文明の壮大な思想 日本に訪れる大思想たち 気になったら読んで欲しい本 【三島由紀夫『文化防衛論』】 【吉本隆明,中沢新一,梅原猛『日本人は思想したか』】 【加藤周一『日本文学史序説』】 偉大な文明国と空っぽの日本 〜三島由紀夫の逆説的日本評価 からっぽの日本 中国は偉大ですべてがある、と豪語出来るほどですが、では日本はどうなのでしょうか。これが逆でなにもない、という風に考えられているそうです。 三島由紀夫が述べていたそうですが、日本は空っぽの国である、他の大国と比べてなにもない、壮大な思想もなければ偉大な文化もない、しかし、このなにもないということこそが日本の文化である、だから自分はこの日本の空っぽさを守る、と、自らの保守的立場を明確にしたと言います。福田和也か宮台真司が紹介していたと思います。 これは近代化さ

                                                                        三島由紀夫思想としての日本評価の逆説的見解 ~偉大な文明国の世界の大思想と空っぽな日本 - 日々是〆〆吟味
                                                                      • 不法の中国系ラボで“ヤバい発見” 新型コロナに感染するよう遺伝子操作されたネズミ千匹に病原体多数 米(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                        カリフォルニア州フレズノ郡リードリー市にある中国系のラボから、新型コロナウイルスを含む少なくとも20の病原体が見つかっていたことがわかり、衝撃が広がっている。新型コロナウイルス以外の病原体では、HIV、マラリア、クラミジア、風疹、ヘルペス、肝炎ウイルス、デングウイルスなども米CDCにより検出されていた(下記の裁判所の文書を参照)。 さらに、ラボからは、新型コロナウイルスに感染するよう遺伝子操作された1,000匹近くのネズミや約800もの化学物質、血液などの体液や組織、医療廃棄物、約30台のフリーザーや冷蔵庫なども発見されていた。 リードリー市によると、このラボは、ネバダ州で登記されている中国の企業プレステージ・バイオテック社が不法に運営していた。もっとも、裁判所文書によると、ラボ所有者は中国の空の事務所や住所を使っていたという。 リードリー市は、同社が正規のビジネス・ライセンスを所持せずに

                                                                          不法の中国系ラボで“ヤバい発見” 新型コロナに感染するよう遺伝子操作されたネズミ千匹に病原体多数 米(飯塚真紀子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                        • 懐深く、欲深く。わたしを育てたカオスな街「新宿」 - SUUMOタウン

                                                                          著者: 小野美由紀 この街を愛すると同時に憎んでると歌い上げたのはMSC、他の街を歩く資格がなかったから私この街が好きと囁くのは大森靖子。 歌謡の中の新宿には、どことなく陰鬱で後ろめたいイメージが常につきまとう。 だけどベイベー分かってる?それはただの歌舞伎町のイメージ、「殺し屋1」と「龍が如く」で描かれるマッド・バイオレンス・タウン。けど新宿ってそれだけじゃない、生も死も愛も夢も暮らしも非日常も仕事も自然も全部ぜんぶぜーんぶ包摂したカオティック・ファンタジー・ワールド、誰もが物質世界の快楽を追求するハイパー消費シティ。 汚くってくさくって、綺麗で清潔で、きらびやかで淀んでて、ポップでお上品で、馬鹿で賢くて、そのどっちもある街、そのどっちにも属せない人間たちがそれでも居心地よく居られる街。全てがそろった東京のミニチュア、濃縮還元された「消費大国ニッポン」、生のごった煮、なんでもそろってなぁ

                                                                            懐深く、欲深く。わたしを育てたカオスな街「新宿」 - SUUMOタウン
                                                                          • 羽田圭介「ミニマリストの流行は人生を手早く変えたい欲求の表れ」

                                                                            ──著書『 滅私 』はミニマリストの男を主人公としています。所持品をできる限り減らし、最低限の物だけで暮らす「ミニマリスト」。日本でこの言葉やスタイルが広まりだしたのは2015年ごろだといわれますが、根強いブームがまだ続いています。小説に取り入れようと思った、着想のきっかけを教えてください。 ミニマリストたちの極端な生活スタイルそのものよりも、メディアやSNSで彼ら彼女らが発している言葉に違和感を覚えたのがきっかけです。「人生を最大化する」「物より経験」など、みな一様に、コピーしたように単語レベルで同じフレーズを多用していました。どこかで見聞きした他人の言葉を、咀嚼(そしゃく)しないでそのまま自分の言葉として発信している。 僕自身も片付け好きではあり、来客には「物が少ないですね」と言われますが、見えるところに置いていないだけで所持品自体は多い。引っ越しでも「単身パック」では足りずに、2トン

                                                                              羽田圭介「ミニマリストの流行は人生を手早く変えたい欲求の表れ」
                                                                            • 「文化系」がひと昔前の「体育会系」になっている(常見 陽平) @gendai_biz

                                                                              文化系が“体育会系化”している 尊敬するライターであり『モヤモヤするあの人』(幻冬舎)の著者、宮崎智之さんのSNS投稿に激しく胸をうたれた。こんな投稿だ。 彼らしく、平熱なようで、エモく、「そうそう」と膝を乱打したくなる内容だった。自分のここ数年の問題意識とも重なる。なんと、ご本人と編集者からこのテーマでの執筆依頼をいただいた。昔のmixi風に言うならば、バトンを受け取った気分だった。 左系知識人だと呼ばれる私だが、文化系か体育会系かといわれると、文化系だと思っていた。しかし、この「文化系」という言葉にモヤモヤしていることもまた事実だ。 文化系は、分野を意味する言葉だが、その姿勢は多様である。TBSラジオで13年続く「文化系トークラジオlife」という番組がある。社会学者鈴木謙介氏がパーソナリティーを務める。番組のコンセプトは、“学生時代の文化系の部室でのおしゃべりのような空間・時間をつく

                                                                                「文化系」がひと昔前の「体育会系」になっている(常見 陽平) @gendai_biz
                                                                              • 巻き肩はこうやったらいいんじゃないかな~って話です~! - ハマサンス コンプリートライフ

                                                                                こんばんは~! ハマクラシー君!グッドイブニング~!ムハハハ。 健康に過ごしているかい? 最近、オイラのブログの知り合いからこんなことを言われたのだよ~。 「ハマサンス~!マキガタってどうしたら良くなるんですか~?」 オイラ「ハッハッハ!マキガタか!マキガタね・・・。うん。よくわかるよ。あんなもん私の手にかかれば赤子の手をひねるより楽な作業よ。」 「さすが、リハビリの先生だ!ぜひ教えてください!」 オイラ「え~と。私は今忙しいので、後日教えてしんぜよう。」 「ありがとうございます」 ・・・・マキガタってなんぞや? はあ。はあ。なんだマキガタって? マキガタ?確か“マキガタ”って言ったな。 クワガタの仲間かな? オイラはマキガタというのを知らなかったのだよ。 ネットで見ると肩が前に出ている姿勢で、それによって肩や首が痛んでいるときの状態をいうみたいだ。 ハマクラシー君。知ってたか? まあ、ス

                                                                                  巻き肩はこうやったらいいんじゃないかな~って話です~! - ハマサンス コンプリートライフ
                                                                                • 東浩紀による自伝的経営奮闘記──『ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる』 - 基本読書

                                                                                  ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる (中公新書ラクレ) 作者:東浩紀発売日: 2020/12/11メディア: Kindle版この『ゲンロン戦記』は、ゲンロンという、SF作家養成や批評家養成スクールを開いたり、批評家や作家や哲学者らの対談イベントを自前のカフェで開いたり配信したりして利益を出している小さな会社を経営していた東浩紀氏の自伝的奮闘記である。経営本であるというと基本的には大成功を収めた人がその華々しい経歴やその経営哲学を語るものだが、本作で描かれていくのは無残な失敗の連続だ。 それも、「それならしょうがねえよな」と同情してしまう失敗、というより理念や理想が先行してそのうえ行動力も伴っているがゆえに実態がまるで追いつかず、「そんなことやっているんですか……」と絶句してしまうような失敗が多。それを真摯に反省し、なんとかしようと奮闘し、また同じような失敗をして落ち込む……という繰り返しが

                                                                                    東浩紀による自伝的経営奮闘記──『ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる』 - 基本読書