中国人によるマイナンバーカード大量偽造の衝撃 事件の背景に潜む犯罪集団【専門家解説】 日本カウンターインテリジェンス協会代表理事・稲村悠 マイナンバーカード偽造事件 12月4日、マイナンバーカードなどの偽造を行っていたとして、26歳の中国籍の周桜婷容疑者が逮捕された。 周桜婷容疑者が偽造していたマイナンバーカード この記事の画像(8枚) これまでの報道では、知人から偽造の仕事を紹介された容疑者は、偽造に必要なデータをWeChatを通じて受領し、中国から届いたPCやプリンターを使用してカードを偽造。容疑者は偽造カードを国内の指定場所に郵送し、日当として約1万2000~1万6000円相当の電子マネーを受け取っていた。 容疑者が約1万枚のカードの偽造に関与していた可能性があるとしているが、そのうちマイナンバーカードは750枚ほどで他は在留カードが多いという。 カード偽造に使われたとみられる押収品