散髪してもらいながら聞こえてきたテレビの音声で、日本テレビ『バンキシャ!』で、麻生内閣の支持率がついに一桁、9.7%にまで落ちたと知った。麻生内閣はもう持たないだろう。 でも、私の頭に浮かんだのは下記のような不吉なシナリオだ。 自民党は、民主党に政権を渡し、小沢一郎を首相とする選挙管理内閣ができる。 そして、自民党は「一からの再出発」を図ると称して、麻生太郎が総裁を辞任し、その後継には突如大阪府知事の地位を投げ出した橋下徹が座る。 そして、解散総選挙。「橋下劇場」が幕を開ける。 選挙結果は自民・民主伯仲となるが、民主党が分裂し、同党の新自由主義者たちが作った新党と橋下自民党が「大連立」ならぬ「中連立」政権を作る。 以上のシナリオは、現在の「橋下ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」に近い雰囲気だったら、決して絵空事ではなさそうな気がする。