国連大学で開催された、エクアドルから来日中のラファエル・コレア大統領の講演会に行ってきた。 例のあの人である。 ベネズエラのチャベスが国連総会でブッシュ米大統領を「悪魔」と呼ぶ演説をしたとき、「ブッシュを悪魔に比べるのは悪魔に失礼だ。悪魔は邪悪だが、少なくとも知性はある」と突っ込んだ人。 案内には10時からと書いてあったが、着いてみると、開始が10時40分に変更されたとか。 おかげで、真正面6列目あたりの良い席を確保。 隣に座っていたのが、兵庫県から来られたエクアドル人の男性。 三島由紀夫のファンで、政治には本来興味はなく、まして社会主義にはかなり疑問があると言っておられたが、では、なぜ、はるばる来たのか。 「しかし、彼の3年間のもと、現実にエクアドルは良くなったからだ」 以前のエクアドルは、ハーバード大学を卒業した経済通という触れ込みの(新自由主義を掲げた)大統領が頻繁に交代するような状