Twitterで人気のゆるキャラ「もんじゅ君」による自叙伝『さようなら、もんじゅ君―高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなし』が、3月8日に刊行される。 福島第一原発事故にショックを受けてTwitterを開始したというもんじゅ君は、福井・敦賀にある高速増殖炉「もんじゅ」の非公認ゆるキャラ。原発と放射能に関するニュースを鋭い批評眼でわかりやすく解説するツイートで人気を集め、多くの著名人からも支持を得ている。 巨額な国費を使いながらほとんど発電することなく20年近い歳月を重ね、いつの間にか日本の原子力関係者からも疎まれる存在となってしまった高速増殖炉もんじゅ。同書では、日本の原発の歴史や問題点、未来などを、もんじゅ君が自分自身の自叙伝として語り尽くす。目次には「はやくおしごとやめたいよ ―ナトリウム漏れ事故のこと」「世界の高速増殖炉のなかまたち ―そして、みんないなくなった」「2050年もんじ
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