アメリカ政府が、BSEに感染した牛が国内で新たに確認されたと発表したことを受けて、インドネシア政府は、アメリカ産牛肉の一部の輸入を26日から停止しました。 インドネシアのルスマン・ヘリアワン副農業相によりますと、輸入を停止したのはアメリカ産の牛の骨付きの肉と内臓それに骨粉です。骨なしの肉の輸入は続けますが、水際での検疫を強化するとしています。輸入停止は26日から始まり、安全が確認されるまで続けるということです。インドネシアでは、輸入牛肉の大半はオーストラリア産やニュージーランド産のものが占めていて、アメリカ産のものは高級レストランやホテル向きなどに比較的少ない量が輸入されています。 インドネシアの輸入停止措置は、アメリカ政府が24日にBSEに感染した牛の確認を発表して以降、国が取った措置としては世界で初めてのケースとみられます。 これについて、アメリカのカーク通商代表は、訪問先のシンガポー