リクルートマーケティングパートナーズは4月28日、同社のオンライン学習サービス「スタディサプリ」を使い、渋谷区が小中学校で実施した実証実験で、学力上位層の比率が増加する、テストの平均点が向上するなどの効果が見られたと発表した。 同社とNTTドコモと渋谷区教育委員会は、2016年5月から、渋谷区立代々木山谷小学校の5年生を対象に、タブレット端末を活用した「新たな学び」共同実証を実施。ここでは、家庭学習や朝学習に「スタディサプリ」を使い、学習意欲と学力の向上について調査した。 また、同社単独の実証実験として、2016年11月から、渋谷区立鉢山中学校の2年生に対して、到達度テストを実施。学び直し教材として「スタディサプリ」を活用した。 代々木山谷小学校では、「スタディサプリ」導入前と比べ、導入後は、学力上位層の比率が計39%向上。さらに、学力向上とスタディサプリの利用量で特に学力下位層での相関性