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2009年8月7日のブックマーク (2件)

  • 文字の伝統は何時から考えるか - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-08-07 當山日出夫 産経新聞の8月5日の夕刊(大阪版)に書いたこと。もちろん、「新常用漢字表(仮称)」について、である。この原稿を書きながら、あるいは、書いてから、ああ、このことが実は一番大事なのに議論されていない、と感じたこと。それは、 文字の歴史的な流れとは何であるのか。たとえば、当用漢字が戦後に制定された時点から考えるのか、近代の活版印刷史にさかのぼるのか、さらには、それ以前の版や写の時代まで考えるのか。そして、最も重要なことは、現在の日語の表記を考えるときには、どの観点にたつべきかという点である。 自分で書いた文章(一太郎で残した原稿)からの引用。 どうも、これまでの「新常用漢字表(仮称)」をめぐる議論で、錯綜するのは、このあたりの論点が整理できていないからだと思う。特に、「しんにゅう」の点がどうのこうのという議論は、視点の設定によって、まったく論点が変わる。そ

    文字の伝統は何時から考えるか - 明窓浄机 YAMAMOMO
  • 中国漢字の字体 : 漢字・韓国語・中国語が好きな福岡人

    中国漢字の字体 昨日、市内の中国の書籍を扱った専門店で「新華字典」を購入した。 当初は東京に行ったときに神保町の・・・中国書籍の古書専門店で購入しようと思っていたが、福岡にもあることを思い出した。 その後の内容は一番下に載せるとして、私が現段階で大きな疑問に感じていたことが取り敢えず解決できたので、纏めたいと思う。 尚、厳密には全ての漢字を簡略化したものが簡体字で、一部の偏や旁を簡略化したものを簡化字と言っているが、以下の文章では特に区別せず、簡体字として書くことにする。 実は、今年5月頃とここ10日ほど、集中して中華人民共和国の漢字政策について調べていた。 それ以前も簡体字と繁体字の対比について興味関心はあった。 一応、私が所有している書籍では1964年の「簡化字総表」が載っていたが、これだけでは私の疑問は解決しなかった。 私はてっきりこの「簡化字総表」の段階で簡体字とそれに対応する繁体

    中国漢字の字体 : 漢字・韓国語・中国語が好きな福岡人