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ブックマーク / yamamomo-2.hatenadiary.org (35)

  • 障碍の表記の当事者はみんなである - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-12-17 當山日出夫 豊田徳治郎さんのことが、朝日新聞に掲載になっていらい、そのブログが賑わいをみせている。まずは、議論をおこすこと、これが大事であると思う。 tokujirouの日記 http://d.hatena.ne.jp/tokujirou/20091201/1259622095 世の中には、この種の問題について、だまっていたい人もいるだろう。そのような人を無理に発言の場に出てもらうこともない。それはそれで、そっとしておいてあげるのがよい。しかし、発言しようと思った場合、きちんと言うべきことを言う、そして、言えるようになってきた、また、そのツール(ブログなど)が整備されてきたことは、ひとつの進歩であろう。 ここで思うこと、「しょうがい」の表記の当事者は、いったい誰であるのか、という観点である。以下、私見を記すならば、それは、「みんな」である。 障碍(以下、この表記で書く

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  • 「障碍」についての見識 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2010-04-05 當山日出夫 今日の朝日新聞の記事。「障害者」か「障碍者」か/常用漢字に追加求め意見 (白石明彦さん) 論点としては、これまで、ここに書いてきたこと。「障害」と書くか「障碍」と書くか、書くときの文字の問題。「害」と「碍」。 通常は、両論併記で新聞記事はすませることがおおいのであるが、この記事は、一歩ふみこんんだ記載となっている。最後に次のようにある。 いずれの結論を採るにしても、文化審議会はこの問題に対する見識を示すべきだ。害という漢字が嫌なのです、と訴える人たちのためにも。 ここで、記されている、「害」の字を嫌うひとの一つの例が、COMHBO、である。 COMHBO(地域精神保健福祉機構) NPO法人 http://www.comhbo.net/ ここで、年、「精神障害者」の呼称と表記を考えるシンポジウム を開催している。2010年2月20日。 常用漢字の委員会、文

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  • 常用漢字、今年はどうなるか - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2010-01-02 當山日出夫 どうも、ディスプレイの文字がぼやけて見える、これはパソコン(あるいはOS)のせいだと思っていたら、どうやら眼鏡があっていなかったらしい。まったく、歳はとりたくないものである。 ところで、いよいよ2010年は、常用漢字改定の年。さて、どうなるか。まずは、第2回目のパブリックコメントである。 最大の「課題」は、第2回パブリックコメントが、改定案についてのものをメインに募集と銘打っていること。つまり、これに直接関係しない意見は、「その他」として一括してとりあつかわれてしまう懸念である。 たしかに、2010年に決める、という当初の方針からすれば、日程上はやむをえないのかもしれない。しかし、意見は意見として、きちんと取り上げてもらいたいものであると思う。 こう思うのは、おそらく今回の「改定常用漢字表」についての、パブリックコメントで、「碍」の字の追加要求が相当数にの

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  • 常用漢字表という名称 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-10-23 當山日出夫 いまのところ、報道のサイトなどによると、名称は、「常用漢字表」を踏襲するとのこと。まあ、「目安」としての基が変わらないということを、より強く印象づける、あるいは、別の名称を選択したときの混乱を回避する、というあたりが落としどころかと、推察する。 ならば、なぜ、字種を増やす必要があるのか・・・という、根源的なところの問いかけに戻るような気がしてならない。旧(現行)常用漢字表であっても、必要に応じて、表外字の使用は認められていたのだし、現に使ってもいる。 それにしても、「毀損」は書けても「瑕疵」は書けない……まあ、一般的には、「名誉毀損」の使用例が多いのだろうが。あるいは、「〜〜を毀損する」など。頻度がたかいといえばいえそうだけれど。 なお、やはり「礙」は無理であったか。 當山日出夫(とうやまひでお)

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  • 祖・ネ且・示且 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-09-08 當山日出夫 小形さんの「もじのなまえ」にさっそくアクセスして、資料を見る。小熊さん、小形さんに感謝。 http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20090908 許容字体の表示法、これは理解できるのだが、そうすると、「祖」はこれでいいのだろうか。 まず、確認しておくのは、今回の、「新常用漢字表(仮称)」には、「しめすへん」の字は無い、ということ。 印刷標準字体(表外漢字)では、「しめすへん」「しょくへん」「しんにゅう」が、三部首許容となっている。このうち、「しんにゅう」の「謎」などが、大問題になっていることは、周知のことである。 ところで、「しめすへん」については、最新の表示法、試案(「表」のページ見)、において、 ネ且(示且) の形式で、( )によって、康煕字典体をしめすとなっている。 はたして、このあつかい、印刷標準字体との整合性は、問題ないだ

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  • 「碍」を入れない理由をのこす - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-08-20 當山日出夫 「しょうがい」をどう書くか。障害・障碍・障がい。これを、誰が、どのようによって、決めることになるのか、このこと自体を考えなければならないと思う。 結果的には、「碍」の新常用漢字表(仮称)への追加は、なくなった。 ここでは、この結果のみを見るのではなく、どのような手続きのもとに、「碍」の字を入れないことにしたのか、その判断について考える必要がある、まず、このことが理解されているかどうか。 少なくとも、委員会の議事録は残るだろう。この残った議事録を読んで、後世のひとたちは、どのように思うだろうか。 残念ながら結果的には「碍」は、はいらない。これは、やむを得ず甘受することとしよう。だが、「碍」の字をめぐって、どのように議論されたか、これは、今こそ、記録として残し、史料としなければならない。この責務はある。「碍」をいれないと決まった段階で、おわったわけではない。

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  • NHKによる新常用漢字表の調査 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-08-22 當山日出夫 たまたま、今朝(2009-08-22)の朝のNHKのニュースで、新常用漢字表のことをとりあげていた。基的には、追加候補(191字)のうち、「読める字/読めない字」を、主に若いひとを対象にした調査の報告。 たとえば、読めない字(厳密には「語」とすべきか) 「葛」※番組では、「葛」は「0208字体」で表示。「」も拡張新字体。 「鹿の子」 さらに、読めない字、ほとんど1〜2%に近い、となると、 「領袖」 「陶冶」 「進捗」 など。 言語研究の視点からは、理解語彙と使用語彙、その表記の関係ということになる。 上記、番組で紹介の事例のついて、「葛」単独では読めない(知らない)としても、「葛飾」という地名であれば、読めるはずである。今のわかいひとたちで、「こち亀」を知らないということは、無いであろうから。 「葛」を知らないとしても、年末になって、「つき」「

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  • 視聴者はどのくらい“漢字表記”を求めているのか - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-08-22 當山日出夫 さて、気になったので、ダイレクトに上記の論文名で、Google検索。家のNHK放送文化研究所がトップにヒットするのは当然としても、その次には、私がさきに書いたものが出る(この間、ほぼ半日経過している)。さらに見ても、新常用漢字表をめぐる議論のなかで、格的に言及・引用してあるものは、(Google検索によるかぎり)多くは見当たらない。 だが、この論文は、これまで「新常用漢字表」について種々に議論されてきたことを考えるうえで、必須であると、私は判断する。 メディア研究部(放送用語) 塩田雄大 視聴者はどのくらい“漢字表記”を求めているのか〜「放送における漢字表記についての調査」から〜 http://www.nhk.or.jp/bunken/book/pdf/d08.pdf そう長い論文ではないし、難解でもない。読みやすい。まず、基のスタートとして、コンピ

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  • 文字の伝統は何時から考えるか - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-08-07 當山日出夫 産経新聞の8月5日の夕刊(大阪版)に書いたこと。もちろん、「新常用漢字表(仮称)」について、である。この原稿を書きながら、あるいは、書いてから、ああ、このことが実は一番大事なのに議論されていない、と感じたこと。それは、 文字の歴史的な流れとは何であるのか。たとえば、当用漢字が戦後に制定された時点から考えるのか、近代の活版印刷史にさかのぼるのか、さらには、それ以前の版や写の時代まで考えるのか。そして、最も重要なことは、現在の日語の表記を考えるときには、どの観点にたつべきかという点である。 自分で書いた文章(一太郎で残した原稿)からの引用。 どうも、これまでの「新常用漢字表(仮称)」をめぐる議論で、錯綜するのは、このあたりの論点が整理できていないからだと思う。特に、「しんにゅう」の点がどうのこうのという議論は、視点の設定によって、まったく論点が変わる。そ

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  • 「鬱」と「碍」 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-07-28 當山日出夫 小熊さん、いつもありがとうございます。さっそく、ダウンロードして、ざっと目をとおしました。 「」という字があるからといって、かならず、漢字で書くときは「」をつかわなければならない、ということはない。このことは、委員会で確認されていることだと、私は理解します。また、この考え方についても、同感です。 であるならば、「碍」という字があっても、絶対にその字をつかわなければならないわけではない。「障碍」「障害」「障がい」「しょうがい」、種々の書き方が許容される。 ならば、「碍」が入ってもかまわないではないか、と思えます。 ただ、問題は、どういうプロセスで、その字を「新常用漢字表(仮称)」に入れることにしたのか、整合性があるようにしたい、というレベルの議論に、すりかわってしまっているように思えます。ある団体が運動したら字が入る、ということは避けたい、ということでし

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  • 「淫」と「害・碍」 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-07-28 當山日出夫 nazokouさんのコメントにあるように、 多くの地方自治体が「碍」は常用漢字ではない、との理由で「障がい者のための障害者手帳」のようなパッチワーク文を書き連ねる異様な状況を良しとする自称「有識者」一同の心理は全く理解の外ですが、せめて「人権上の配慮など特段の理由が有る場合は、表外字を使用することを妨げるものではない」との大臣通達を出すべきであるとの答申ぐらいは出さなければ余りにも無責任ではないでしょうか。 には、まったく賛成。 学校教育で、「淫」の字が教えにくい(「削除」というのは、誤報であったようだが)、というような議論をする時間があるぐらいなら、「障害」と「障碍」の問題について、教えることの意味は、いったいどこにあると考えているのか、といいたくなる。 それから、パブリックコメント。公文書管理法は成立したが、このあつかいはどうなるのだろうか。ひょっとす

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  • 文字研究会の案らしきもの - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009-07-17 當山日出夫 明日は、いよいよ「第3回ワークショップ:文字−新常用漢字表を問う Part2−」兼「文字研究会準備会」である。その「文字研究会」の方。提言する予定の、会則の案らしきものである。とりあえず、ここにしめしておきたい。 2009-07-18 文字研究会(仮称)設立準備・試案 1.名称 文字研究会 2.目的 文字についてのあらゆる事象を研究し、その成果を発表し、相互に議論する。文字に関心のあるものが、自由につどえる場として機能することを目的とする。 3.会員 この会の趣旨にてらして、特に限定的な会員の制度をもうけない。会費などの徴収もしない。 4.会費・参加費 特に会費を徴収することはしない。ただし、研究会の開催にあたり、会場準備・配付資料などのために、いくぶんの参加費を必要とする場合がありうる。この場合の会計は、研究会においてその明細を記録し必要があれば開示しな

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  • 常用漢字がかわれば漢字教育もかわる - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/06/07 當山日出夫 おがたさんの「もじのなまえ」でのコメント takeiさん http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20090602/p2 たとえば「吉」なら上が短くても字種は同じですが、「土」と「士」では明らかに字種が違う。「未」と「末」もそう。これをどうやって小学校低学年に教えますか? 不急かつ複雑な記憶事項が増えるだけです。 ざっくばらんにいえば、手で文字を書くのが主流であった時代、「土」「士」の区別は、 「土」には、「てん」を付加する 「士」は、そのまま だいたい、筆で文字を書いて、線の長さの長短をきちんと区別するというのは、どだい無理なはなし。特に、近世の、実用的な書体においては。 ・手書き書体と活字とでは、字体が異なる これは、言い尽くされている。だが、忘れがちなのは、 ・字体の区別の方式も異なる という点である。 これを、いまさら、昔にもどせ

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  • 「漢字」と「ゆとり教育」 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/06/04 當山日出夫 「」という漢字が難しい、やめてほしい。という中等教育レベルの生徒の気持ちもわからないではない。だが、これが、「英語」だったらどうか。あるいは、「数学」や「理科」だったら。 そんな難しい英語の単語は覚えられませんから、教科書につかわないでください。私は、これからの人生で、二次方程式の解をもとめるような計算をするはずはありませんから、教えないでください。 このような生徒の発言に、すなおに、うなづけるだろうか。 バカ! あまったれるんじゃない。教育というのは、知的トレーニングの場なのであって、それを、実際に社会に出てつかうかどうかは、別の問題だ……と、反応が返ってくるのが、今の社会の趨勢であろう。いわゆる、「ゆとり教育」に対するゆりもどし、である。 では、このなかで、「漢字」の教育はどうあるべきなのだろうか。 はっきりいえば、「英語」よりも、日常的に身近な存在

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  • 常用漢字表からの削除と印刷標準字体 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/06/04 當山日出夫 この問題、あまり論じられていないように思えるのだが、いかかであろうか。 「新常用漢字表(仮称)」試案、では、現行の「常用漢字表」から、 勺 錘 銑 脹 匁 が、「削除」の候補になっている。また、パブリックコメントにも、追加案からの削除以外にも、現行の常用漢字表からの削除希望がある。 では、現行「常用漢字表」から削除された漢字は、「印刷標準字体」(表外漢字)とは、どのような関係になるのか。 (1)印刷標準字体を改訂して、その中にふくめる。 (2)削除するのみで終わる。印刷標準字体には関知しない。 現実の、今の漢字は、 ・常用漢字表の漢字 ・印刷標準字体の漢字 ・それ以外の漢字(上記の中にはふくまれないが実際には使う字) に分かれている。実際には、ダブルスタンダードの状況を甘受しない限り、実際の日語表記は、(現在の日語については)無理である。「目安」である

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  • 漢字で書かなければいけないという呪縛 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/06/03 當山日出夫 おがたさんの「もじのなまえ」 "”を追加しないでください http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20090602/p2 「」をつかう例としては、「憂」「血」「蒼」それに「病」ぐらいであろうか。漢字を、パーツの組み合わせとして見た場合、「」の字は、そう難しいという字ではない(と、思う)。しかし、全体としての画数が多くなり、一瞬の見た目の印象としては、「難しい漢字」。 だが、問題は、そもそも「漢字で書かなければならない」という、意識のありようにあるのかもしれない。この延長上に、「交ぜ書きは美しくない」という考え方もある。 「漢字」にのみこだわることなく。日語の「ことばの表記」としてみれば、ある「語」の書き方として、交ぜ書きがあっても、かまわないではないか。さらに、「ゆううつ」でも「ユーウツ」でもいい。現在、「うつ病」は普通の

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  • 「障害」の用例 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/06/01 當山日出夫 いま、たまたま読んでいる(途中まで)、 徳田雄洋.『デジタル社会はなぜ生きにくいか』(岩波新書).岩波書店.2009 この、「障害」の用例がたくさんでてくる、 公共システムの停止や障害で社会的混乱が発生する(p.18) 取引依頼の確定通知が回線障害等で届かない場合(p.46) 動作障害(p.59) しばしばサービスが動作障害を起こすからである(p.60) 決して探して読んだわけではない。もっとたくさんある。たまたま目について、付箋をつけた箇所の一部。 こういう例を見ると、「しょうがいしゃ」の人たちが「障害者」の表記を忌避したくなる気持ちに同感する。 理想をいえば「しょうがいしゃ」が無くなるのが望ましい。だが、そのための一歩として、意識を変えよう。そのひとつのきっかけに、表記としての「障碍」の問題がある。いや、あるべきである。私は、このように認識している

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  • 「壊滅」と「潰滅」 - 明窓浄机:YAMAMOMO

    2009/05/30 當山日出夫 『猿蟹合戦』は新常用漢字で書けるか(2009年5月29日)のコメントにある、 nazokouさんのご指摘の件は、毎日新聞の、 http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20090527ddm004070159000c.html 記者の目:「常用漢字見直し試案」に疑問=平山泉(情報編成総センター校閲グループ) ◇「聘」入って「柿」ない不自然 読めるか否か、調査を にあるものですね。 確認のため引用しますと、 また、当用漢字の時代に、文化審の前身の国語審議会は、表外字を含めて「同音の漢字による書きかえ」を例示し、「潰滅(かいめつ)→壊滅」のように定着したと思われるものは多いのだが、今回「潰」を追加しながら「壊滅」「潰滅」の両様の表記をどう扱うのかについての説明はない。 とあります。 「潰滅」と「壊滅」とどうちがうんだ

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  • 「しょうがいしゃ」の表記の多様性こそ大事である - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/05/27 當山日出夫 もじのなまえ http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20090517/p2 ますます、泥沼状態(?)であるようなので、私の意見はこちらに。 「しょうがいしゃ」の表記「障害」「障碍」「障がい」とは、やや観点が異なるが、nazokouさんが、非常に貴重な指摘をしている。 それと、何も「障害者」に対する忌避感は2000年に多摩市が交ぜ書きの「障がい」を採用した時(≒「政治的に正しくない」という指向が広まった時期)から突発的に生じた訳ではなく、聴覚の分野では戦後(1956年に「書きかえ」で「障碍」が否定されて以降)の比較的早い時期から「聴覚障害者」を忌避し「ろう(聾)者」を自称として使用する傾向が有りました。「ろう者」も交ぜ書きですが、その意味は「聾」と「者」に分割可能なため「障がい」や「子ども」のように問題視されることは余り有りません。「盲人

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  • 「碍」は新常用漢字表に入れるべきである - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/05/26 當山日出夫 おがたさんの「もじのなまえ」での議論について。ブログのコメント欄で、いくら議論しても、内部の議論が、検索ですぐにヒットするというようにはなっていないので、ここに私なりの意見をのべておく。 私の結論から先にいえば、「碍」は、「新常用漢字表」に入れるべきである。 もじのなまえ http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20090517/p2 nazokouさんのご意見、小形さんのご意見、その他のみなさん、それぞれに、どうもボタンの掛け違えがあるように感じる。お互いに批判しあってもしかたがない。「敵」(といっては語弊あるかもしれないが)は、「新常用漢字」の委員会の方である。「障害」「障碍」について、どのような問題点があるかを整理して、審議に反映させる方向に持っていくべきであろう。 このなかから、nazokouさんの発言を引用する。 個人的には「過

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