書店の書棚には、怪しげな漢字の並びをもつ辞書もある。縦書きの背表紙で、書名の漢字が1字ずつ下から上に、逆に置かれている。いくら修飾語が後ろに置かれる性質の文法をもつといっても、これは奇妙だ。何冊かそういう物が並んでいて、漢字が読めない人がデザインしたのか、確信を持っての独自の配置法なのか、気にかかる。 (クリックで拡大) 不可思議な書体字典も並んでいる。道士のような編者名のものもあり、気になり、ビニールが掛かっているが、2冊買ってみた。日本でよく使われている書体字典はそれ自体を遡ってみると面白い物のようだが、それを左右に組み替えたようなものがそのうちの1冊で、ベトナム書道史を反映したものでなかったのが残念だった。 実は、文廟では売っていなかった『三千字』を探していた。 「天地」をティエン・チョイ、ディア・ダットと、字音と、字義に対応する固有語とを重ねて読みながら学習するテキストだ。日本でい
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書道に関する話を、肩の力を抜いてのんびりと、あれこれ思いつくままに書いています。 ついつい放置しがちですが、放棄してしまっているわけではありません。 ---------------------------------------------------------- 今回の試食は黄庭堅の『李白詩巻』です。 もっと長く『李白憶旧遊詩巻』と呼ばれる事の方が多いようですが、ここでは短く『李白詩巻』としておきます。 この書、私が中国書道史上、草書で書かれたものの中では最も好きな書です。 ところが悲しい事に未だに実物は未見・・・(悲) 確か、京都の藤井斉成会有鄰館の収蔵で、もうず~~~っと長い間、「いつか必ず見たい!!」と思っているのですが、なかなかタイミングが合いません(涙) さて、今回採り上げた部分を見て下さい。 初学者の場合、草書と言っても王羲之や孫過庭などを中心に学び始める場合が多いと思うの
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