9月 14, 2010 (中国通信=東京)フフホト13日発新華社電によると、専門家は先ごろ、内蒙古自治区オトグ旗のアルパス山で、チンギス・ハン(在位・西暦1206~1227年)の時代に使用されていたウイグル体モンゴル文字が記された岩を発見した。 ウイグル体モンゴル文字は、チンギス・ハンの時代に使用が始まった、ウイグル文字を改良したモンゴル文字を指す。その後、フビライ・ハン(在位・西暦1260~1294年)の時代に、新しいモンゴル文字のパスパ体モンゴル文字が作られ、元朝の法定文字となった。16~17世紀、ウイグル体モンゴル文字に改革が加えられて新たなモンゴル文字が作られ、現代モンゴル文字の直接の前身となった。 中国モンゴル語文学会の名誉会長で、中央民族大学教授のハスオルドン氏は先ごろ、第1回内蒙古オトグ・アルサイ文化高級フォーラムで、「オトグ旗岩画写真展覧会」を見学していた際、1枚の写