タグ

ブックマーク / uyushorin.hatenablog.com (4)

  • 名古屋活版地金精錬所について - 烏有ブログ

    名古屋活版地金精錬所が廃業を考えているそうです。 以前、名古屋活版を取材させていただいたことがあるんですが、『印刷雑誌』のバックナンバーを調べてみると、もう6年も前になるんですね。 最近名古屋を訪れた嘉瑞工房の高岡昌生さんの話だと、資金繰りに困っての廃業とは違うようですが、注文の低迷にやる気をなくしているようです。それにしても、このまま廃業してしまうのはなんとももったいない。ない文字は母型から製作してくれるし、活版印刷まで請け負ってくれる、貴重な鋳造所だと思うんだけど。なんとかならないものだろうか……。 当時書いた記事(『印刷雑誌』2006年3月号)を、少し加筆訂正して転載します。活字が足りなくて困っている方々、注文するなら今のうちです。そして、名古屋活版存続のために、できれば、継続的な発注を。 *関東地方からの発注の際には、必ず旧角・新角のご確認を。下記「一緒に組めない6号活字」を参照く

    名古屋活版地金精錬所について - 烏有ブログ
    satoschi
    satoschi 2012/05/06
    ワタクシも昨年伺いましてその模様を便乗して紹介 http://mojirukai.blogspot.jp/2011/02/blog-post_27.html 。50台以上の鋳造機の並ぶ光景は圧巻です。ベントン彫刻機も現役バリバリ。
  • 2010-10-29

    今回の訪英は、実は嫁の用事に便乗してのものだったので、けっこう色んな場所を回りました。 初日は日を午前中に出て、イギリスのヒースロー空港に着いたのが夕方の4時半ごろ。時差は日時間マイナス8時間です。 12時間の禁煙の後、ヒースロー空港で急いで向かった喫煙所でまず一枚目をパチリ。 さっそくニュー・ジョンストン書体のお出迎えかと思いきや、よく見るとちょっと違う。「トランスポート」という書体みたいです。そういえば、この書体をデザインしたジョック・キニア&マーガレット・カルバート両氏の名前は、『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』でも出てきました。 次は路線バス乗り場とバスの車内で見つけた正真正銘のニュー・ジョンストンです。 この日はヒースローで一泊し、翌朝レンタカーを借りてチチェスターへ。 夕で頼んだカマンベール・チーズのフライを一口べて嫁が一言、「不味い」。 不幸にも、嫁にとってはイギリ

    2010-10-29
  • 『ロンドン地下鉄書体』の進捗状況、その2 - 烏有ブログ

    お待たせしてすみません。『ジョンストンのロンドン地下鉄書体』、いま文の最終チェック中で、まもなく表紙周りに取りかかります。 少し内容を紹介すると、 これはエドワード・ジョンストン(Edward Johnston)が1916年にデザインしたジョンストン・サンズ(Johnston Sans)の大文字のデザインです。 左ページは最初期のデザインと改訂版、右ページがほぼ完成版です。 最初期のデザインを見ると、Wには5種類、Xにも幅が広いものと狭いものの2種類があり、J、S、Q、Rやセミコロンなど、ジョンストンが様々な形を検討していたことがわかります。もっと前の最初のスケッチでは、ほんの少しセリフがついた、ちょっとカッパープレート・ゴシックっぽい形だったようですが、そのスケッチは現在行方不明とのことで、書には幸いにも一文字だけ残っていたという「U」の字だけが掲載されています。 左ページの図版は、

    『ロンドン地下鉄書体』の進捗状況、その2 - 烏有ブログ
    satoschi
    satoschi 2010/10/12
    首を長〜くして待つ。
  • 『欧文活字』その2 内容について - 烏有ブログ

    『欧文活字』その1では印刷について書いたので、今回はの内容について書きます。 まず巻頭付録では、著者である高岡重蔵さんのご子息、『欧文組版 組版の基礎とマナー』(美術出版社)でもお馴染みの高岡昌生さんの活版原版刷作品4点を収録しました。 S. H. Steinberg『Five Hundred Years of Printing』Penguin Books 1977のイントロダクションにある、イギリスの詩人ワーズワースの詩を、四つの書体、Rivoli Italic、Mistral、Post Antiqua、Legendで活版印刷したものです。 (写真は「デザインの現場」ブログから) 冒頭を飾る詩の内容は、 話すことは人間に備わった最も尊いもの, 書かれた言葉は人間の手のなせる栄光の印 そして,印刷術は思想――広く絶対的な領域――に影響を与え, 真実を広め,愛を育む大きな力 (S. H.

    『欧文活字』その2 内容について - 烏有ブログ
  • 1