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  • 数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語(前編)スペシャル - NHK

    https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pzwyDRbMwp/ (2022年4月10日の放送内容を基にしています) 2020年4月。「abc予想」と呼ばれる数学の重要な未解決問題を、日本人が証明したというニュースが駆けめぐりました。論文を書いたのは、京都大学数理解析研究所教授 望月新一博士。世界的天才として知られてきた人物です。 abc予想を証明した、博士の「宇宙際タイヒミューラー理論」。査読の完了と専門誌への掲載は、望月博士の偉業が、世界に正式に認められたことを意味しました。ところが…望月の証明はまだ受け入れられないと主張する数学者が多数現れ、今も激論が続いているのです。一つ一つ論理を積み上げていけば、誰もが同じ結論に達するはずの数学の世界。完全に正しいとする数学者がいる一方で、なぜ多くの数学者が理

      数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語(前編)スペシャル - NHK
    • 【翻訳】テスト駆動開発の定義 - t-wadaのブログ

      このブログエントリでは、テスト駆動開発(TDD: Test-Driven Development)の考案者Kent BeckがTDDの定義を改めて明確化した文章を、許可を得たうえで翻訳し、訳者の考察を沿えています。 きっかけ 2023年の年末、テスト駆動開発(TDD: Test-Driven Development)の考案者Kent Beckは、substackにTDDに関するポストを連投して論戦を繰り広げていました。TDDはその誕生から20年以上が経ち、その間に「意味の希薄化」が発生して議論が噛み合わなくなっていました。意味の希薄化(Semantic Diffusion)とは、新しく作り出された用語が広まる際に本来の意味や定義が弱まって伝わる現象です。 私(和田)はTDDと関わりの深いキャリアを歩んできました。Kent Beckの著書『テスト駆動開発』の翻訳者であることもあり、TDDの正

        【翻訳】テスト駆動開発の定義 - t-wadaのブログ
      • TypeScriptをプロダクト開発に使う上でのベストプラクティスと心得 - Qiita

        同じTypeScriptという言語を利用する場合においても、トランスパイラによってTypeScript自体の機能制限がかかったり、思わぬトラブルを招く場合があります。それぞれのトランスパイラの特徴を踏まえた上で、それにより生じる問題も見ていきましょう。 1-1. tsc TypeScriptの開発元であるMicrosoft純正のTypeScriptトランスパイラです。TypeScriptを利用する際に typescript パッケージをインストールする必要がありますが、それに同梱されています。 公式ツールなだけあって最も早く最新バージョンのTypeScriptに対応したり、言語すべての機能を利用することができる一方で、バンドラではないためminifyやchunkの設定はできません。また、Path Aliasesの未解決や旧ESへの互換性が不完全であることが欠点として挙げられます。 tsco

          TypeScriptをプロダクト開発に使う上でのベストプラクティスと心得 - Qiita
        • 蒸発するブラックホールの内部を理論的に記述

          理化学研究所(理研)数理創造プログラムの横倉祐貴上級研究員らの共同研究チームは、量子力学[1]と一般相対性理論[2]を用いて、蒸発するブラックホールの内部を理論的に記述しました。 本研究成果は、ブラックホールの正体に迫るものであり、遠い未来、情報[1]を蓄えるデバイスとしてブラックホールを活用する「ブラックホール工学」の基礎理論になると期待できます。 近年の観測により、ブラックホールの周辺のことについては徐々に分かってきましたが、その内部については、極めて強い重力によって信号が外にほとんど出てこられないため、何も分かっていません。また、ブラックホールは「ホーキング輻射[3]」によって蒸発することが理論的に示されており、内部にあった物質の持つ情報が蒸発後にどうなってしまうのかは、現代物理学における大きな未解決問題の一つです。 今回、共同研究チームは、ブラックホールの形成段階から蒸発の効果を直

            蒸発するブラックホールの内部を理論的に記述
          • ディープラーニングを学び始めた方へ 東京大学/松尾豊教授の動画 - Qiita

            1.はじめに ディープラーニングを学び始めた方にとって、東京大学/松尾教授の動画を見ることは、とても刺激的で勉強になり面白いものだと思います。今回、松尾教授の講演に加えて対談やパネルディスカッションも含めた動画のリンクをまとめましたので、よろしかったら見て下さい。 おすすめは、01, 05, 14, 16, 23, 27 です。 2.動画リンク 講演には★の表示がしてあります。 □2012年 ★01.Computer will be more clever than human beings 東京大学版TEDです(もちろん日本語です)。ウェブを利用した情報の利用と人工知能の可能性についてコンパクトにまとめています。ディープラーニングには触れていませんが、若々しい松尾教授の姿が見れて、内容も興味深いです。<おすすめです。>(15分) □2013年 02.IT融合シンポジウム ~企業・研究者に

              ディープラーニングを学び始めた方へ 東京大学/松尾豊教授の動画 - Qiita
            • ブロックチェーンでそんなことはできない - chike0905の日記

              概要 本稿は、突然ムシャクシャした筆者が自分の考えるブロックチェーンの定義と、世間で言われているブロックチェーンの特性および応用例を批判するものである。 本稿は筆者の見解であり、所属組織の公式見解ではない。 ブロックチェーンの定義 そもそもブロックチェーンとはなんなのか。狭義には、「ブロック」の「チェーン」であることから、以下の定義をしたい。 データが、当該データ直前のデータの暗号学的ハッシュ値を持つリスト型のデータ構造 ここでは、そのデータの中に何を保持するかは一切考慮しない。 データがハッシュ値で連鎖することによって、リスト中の任意のデータのみを書き換えると、ハッシュチェーンの整合性が失われ、書き換えが行われたことを検知可能なデータ構造であると定義する。 しかし、世間で「ブロックチェーン」に興味を持つ諸氏はこの定義だけではいささか狭すぎると感じるだろう。 そこで、狭義のブロックチェーン

                ブロックチェーンでそんなことはできない - chike0905の日記
              • t_wada さんの講演メモ ー 技術書の読み方を中心に - 冷めたコーヒー

                はじめに 和田さん(@t_wada)の講演が素晴らしく良かったのでメモを残しておきたいと思います。和田さんと言えば... t_wada ですね!本講演では、「技術の学び方を学ぶ」ことを目的として二部構成で論が展開されました。「技術の学び方の学び」とは、メタレベルの学びのことを指しています。すなわち、効率的に新しい技術を学ぶためにはどのように学べば良いのかという話です。内容は以下の通りです。 第一部 四半期ごとに技術書を読む 手を動かしながら学ぶ 毎年少なくとも一つの言語を学ぶ 身の回りをプログラミング対象にする アウトプットを行う 第二部 毎日コードを書く 年下から学ぶ 過去から未来を見る 人のつくる渦を見る 大事なことに集中する いずれも非常に興味深い内容だったのですが、細かい事項については2017年の講演メモのエントリーがありましたので、ぜひそちらをご覧いただければと思います。(記事へ

                  t_wada さんの講演メモ ー 技術書の読み方を中心に - 冷めたコーヒー
                • 「謎の日本人サトシ」を追うゲームが14年の時を経て解決。その軌跡を追うドキュメンタリー『謎の日本人サトシ~世界が熱狂した人探しゲーム~』がNHK BSで1月21日22時に放送へ

                  NHKは、実際にあった14年間解決しなかった「人探しゲーム」を題材にしたドキュメンタリー『謎の日本人サトシ~世界が熱狂した人探しゲーム~』を1月21日(金)夜22時から放送する。 チャンネルはNHK BSプレミアム、NHK BS4K。放送時間は22時00分から23時00分。またNHKオンデマンドでも1月22日(土)より配信する。 (画像は謎の日本人サトシ~世界が熱狂した人探しゲーム~ – NHKより) 『謎の日本人サトシ~世界が熱狂した人探しゲーム~』は、イギリスの代替現実ゲーム『Perplex City』にて提示されながらも14年間誰も解くことができなかった「日本人サトシを探す」という問題が2020年末に解決へ至るまでの軌跡を追ったドキュメンタリーだ。 ことの顛末自体は、このサトシを追い続けたファンサイト「findsatoshi.com」にてまとめられており、現在でも読むことができる。

                    「謎の日本人サトシ」を追うゲームが14年の時を経て解決。その軌跡を追うドキュメンタリー『謎の日本人サトシ~世界が熱狂した人探しゲーム~』がNHK BSで1月21日22時に放送へ
                  • ChatGPT(GPT-4) で一撃でスクレイピングするコードを生成出来たので感想とコツ - Qiita

                    今回やりたかったこと 目標:ChatGPT(GPT-4) で一撃でスクレイピングするコードを生成 するにはどうしたらいいのか、ChatGPT のハードルとかコツとかを知りたい。 ※最終的なプロンプトの入力と出力の全文は本ページ下部に貼り付けてます。 作ったもの概要 保険組合のウォーキングイベントの会社内の3チームの歩数進捗の slack への自動投稿 bot を作成しました。 処理は大きく2つに分かれています。 ウォーキングイベントサイトから歩数をスクレイピング&スプシへアップロード スプシの GAS で投稿文字列作成& slack へ自動投稿 今回 ChatGPT でやったのは1の方です。 2は前回半年前開催分のコードをほぼそのまま流用しました。 運良く(?)今回のタイミングでウォーキングイベントのサービスサイトが変わり、 HTML がまるっと変わり1のスクレイピングコードは作り直しが必

                      ChatGPT(GPT-4) で一撃でスクレイピングするコードを生成出来たので感想とコツ - Qiita
                    • 洗い物のインターフェイスを統一して全部食洗機に投入できるようにするといい - Lambdaカクテル

                      先日食洗機を買ったけれど、フライパンだけは取っ手が食洗機に収まりきらずに洗えないという問題があった。仕方がないのでフライパンだけ手で洗っていたけれど、手で洗うためにはスポンジや通常洗剤を常時シンクに露出させておく必要があるがために、プログラミングで言うとフライパンのためだけに各種実装が行われているという不健全な状態になっていた。統一的に洗い物ができないのであれば、食洗機を導入したメリットが半減してしまう。 この問題を解消するためには、フライパンの大きさを小さくするか、取っ手が外せるフライパンを導入するしかない。今回は後者のアプローチをとることにした。 取っ手が取れるフライパン 最強 取っ手が取れるフライパンといってもいろいろなメーカーがある。例えばアイリスオーヤマも出している。一般に知名度でいえばティファールのフライパンが有名。 どう選ぶか。とりあえず一番知名度が高いということは、ユーザの

                        洗い物のインターフェイスを統一して全部食洗機に投入できるようにするといい - Lambdaカクテル
                      • 「なぜ時間は過去→未来にしか進まない?」を“量子もつれ”で説明か 未解決問題「時間の矢」に切り込む

                        このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 普段感じている時間は、過去から未来へと一方向にしか流れていかない。このような時間が一方向に進む概念を「時間の矢」と呼び、物理学の未解決問題の一つとしている。この時間の矢を説明する新しい考え方を提案したのがこの研究である。 この論文では、宇宙が始まったときには「量子もつれ」は少なかったと主張(宇宙の初期状態が非常に低いもつれエントロピーを持つ状態であったという仮定)しており、これを「量子もつれの過去仮説」(Entanglement Past Hypothesis、EPH)と呼んでいる。 「量子もつれ」とは、2つ以上の量子がどんなに遠く離れていても互いに強

                          「なぜ時間は過去→未来にしか進まない?」を“量子もつれ”で説明か 未解決問題「時間の矢」に切り込む
                        • 数学の未解決問題「アインシュタイン問題」が解決? 1つの図形だけで敷き詰めても“周期性が生まれない”

                          Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 英国の数学者らと、カナダのウォータールー大学と米アーカンソー大学に所属する研究者らが発表した論文「An aperiodic monotile」(プレプリント)は、繰り返しパターンを作らず、2次元の表面を無限に敷き詰めることができる単一のタイル形状を発見した研究報告である。 このような図形を非周期的なタイルと呼び、2次元の平面にタイルを隙間なく敷き詰めるが決して周期的ではない形状を指す。 非周期的なタイルの最初の集合は、1966年に発見された2万種類以上のタイルの組み合わせだった。その後、タイルの種類を減らす方向に研究が進んだ結果、最も有名な非周期的なタ

                            数学の未解決問題「アインシュタイン問題」が解決? 1つの図形だけで敷き詰めても“周期性が生まれない”
                          • ChatGPTによる回答をStack Overflowが一時的に禁止 大量のもっともらしいが不正確な回答に対処しきれず

                            プログラミング関連Q&Aサイトの米Stack Overflowは12月5日(現地時間)、AIチャットボット「ChatGPT」によって生成した回答の投稿を一時的に禁止した。ChatGPTによる回答に間違っているものが多く、「ユーザーにとって実質的に有害」だとしている。 ChatGPTは、OpenAIが開発した実験的なチャットボットで、コンプリートテキストジェネレーター「GPT-3.5」に基づいている。そのデモ版が1日に無料で公開されて以来、人気が高まっている。 Stack Overflowによると、ChatGPTが生成する回答が間違っている可能性が高いにもかかわらず、一見もっともらしく見え、かつ、回答が非常に簡単に生成できることから、投稿前に回答の正しさを確認せずに投稿している人が多数いるという。 数千件にも上るこうした回答の正誤を判断するために「専門知識を持つ誰かが確認しなければならないと

                              ChatGPTによる回答をStack Overflowが一時的に禁止 大量のもっともらしいが不正確な回答に対処しきれず
                            • 数字300桁を適当に言う→数列から96%以上で誰が言ったか特定 数列には個人の「クセ」が現れる

                              115人の参加者を対象に、1~9までの数字を使って300桁のランダムな数列を2回生成してもらう実験を行った。参加者には、数字の出現頻度ができるだけ均等になるよう意識しながら、なるべく予測不能な数列を生成するよう求めた。 そして、2つの数列の類似度を定量化する独自の手法を用いて分析したところ、わずか300桁の数列だけでも、同一人物が生成した数列と、別人が生成した数列を、96.5%の高い精度で見分けられることが分かった。 この現象は、個人によって好む数字の並びや、避ける数字の並びが異なることに起因しており、1週間後に再度実験を行っても、その傾向は変わらなかった。つまり、数列に現れる規則性は、その人固有の認知的な「指紋」のようなものだといえる。 また、この個人差が、単なる認知能力の違いでは説明できないこと、また、個人になじみ深い数字の並び(電話番号や郵便番号、生年月日など)が影響しているわけでも

                                数字300桁を適当に言う→数列から96%以上で誰が言ったか特定 数列には個人の「クセ」が現れる
                              • ネットミームとして使われる理論の一覧

                                ほならね理論syamu game氏が言った「文句言うなら自分で作ってみろ」という理論である。いわゆる「お前だって論法」の延長に該当する、議論の手法(詭弁)のひとつである。 ほんでーまあ…『のびハザ怖くない』の最終パートでね、ちょっとコメントがあったんですけども、 「サムネがつまらない」というコメントがありました。 いやーほならね、自分が作ってみろって話でしょ?そう私はそう言いたいですけどね。こっちは、こっちはみんなを楽しませるために動画のサムネを…作っているわけでして、 やっぱり、前はちょっとサムネシンプルだったのですが、 いや…ちょっとサムネやっぱ凝ったサムネがいいかなーと思って まあサムネ作り始めたわけですけども。 そんな、「サムネつまんない」とか言われたら、じゃあお前が作れって話でしょ、だと思いますけどね?ええ。 結構ー…サムネ作るのは大変だと思いますよ。サムネの構図、から考えなあか

                                  ネットミームとして使われる理論の一覧
                                • タイムスタンプの再発見と「いわゆるブロックチェーン」

                                  (第三者)検証可能な形で情報の非改ざんを保証することブロックチェーン技術の登場により、「情報が改ざんされずに検証できる形で残る」という機能が注目を集めている。しかし、ブロックチェーン技術の文脈でこの機能との関係を考える時に、多くの議論において技術史を踏まえない曖昧な議論が散見され、これが様々な場面で無用なディベートを生み出しているように見られる。そこで、この機能についての歴史を紐解きながら、「いわゆるブロックチェーン」をどう理解したらいいのかを述べたい。 この節のタイトルのように、第三者検証可能な形で情報の非改ざんを保証すること、という要請はもちろん古くから存在する。その多くは、信頼される第三者機関が、ある時点で文書が存在したことを証明するというもので、日本では法務省が所轄する公証制度が存在する[1]。[1]では、公証制度のことを以下のように書いている。 公証制度とは,国民の私的な法律紛争

                                    タイムスタンプの再発見と「いわゆるブロックチェーン」
                                  • 数学の未解決問題に『1億2000万円』の懸賞金がかけられる→内容は簡単に理解できます。数学自慢の方々挑戦してみて

                                    ポテト一郎🥔 @potetoichiro 【WANTED/Collatz problem】 数学の有名な未解決問題である『コラッツ予想』に、2021年7月7日、懸賞金1億2000万円がかけられました。これは、数学史上最高額の懸賞金となるそうです。コラッツ予想の内容は簡単に理解できるものです。数学自慢の方々、是非挑戦してみませんか。 mathprize.net/ja/posts/colla… 2021-07-07 20:05:04 リンク mathprize.net コラッツ予想 懸賞金1億2000万円 コラッツ予想の真偽を明らかにした方に懸賞金1億2000万円を支払います。 コラッツ予想 任意の正の整数に対し、以下で定義される関数 \(f(x)\) を繰り返し適 2 users ポテト一郎🥔 @potetoichiro コラッツ予想とは 『自然数を1つ選んでスタート ①偶数なら2で割る

                                      数学の未解決問題に『1億2000万円』の懸賞金がかけられる→内容は簡単に理解できます。数学自慢の方々挑戦してみて
                                    • 新鉱物「北海道石」、石油生成の謎を解くカギに?

                                      石油や石炭などの有機化合物は、地下深部や海底にある古生物の遺骸が圧力や温度によって変質して生じるものと考えられている。北海道石も同様で、火山活動の熱や熱水によって地下深部の古生物遺骸が変質した鉱物であると研究者らは推測している。このため、北海道石を調べることは、石油生成のメカニズム解明にもつながるという。 鉱石の保護のため詳細な産地は非公開だが、とかち鹿追ジオパークビジターセンターや北海道大学総合博物館などの一部博物館で標本の展示などを行う予定。 この研究の成果は、5月26日に開催した「日本地球惑星科学連合2023年」で口頭講演とポスターで発表された。 関連記事 プラチナ主成分の新鉱物「苫前鉱」 東大の研究チームが北海道で発見 東京大学物性研究所は、北海道苫前町で採集した白金族元素の粒子である「砂白金」からプラチナを主成分とする新種の鉱物を発見した。この鉱物を「苫前鉱」と命名。この成果はプ

                                        新鉱物「北海道石」、石油生成の謎を解くカギに?
                                      • 【国立科学博物館】ニホンオオカミの起源を解明

                                        山梨大学、国立科学博物館、東京農業大学、東京工業大学、国立遺伝学研究所、山形大学、国立歴史民俗博物館などからなる研究グループは、日本列島に生息していたオオカミの化石を用いてゲノムDNAの解析と放射性炭素による年代測定に成功しました。その結果、従来のニホンオオカミの起源に関する定説を覆し、更新世(1)の日本列島にはこれまで知られていない古い系統の大型オオカミが生息していたこと、またニホンオオカミの祖先は、更新世の古い系統のオオカミと最終氷期の後期に日本列島に入ってきた新しい系統の交雑により成立したことを初めて明らかにしました。本研究成果は、日本時間の2022年5月10日に米科学雑誌 Current Biology(カレント・バイオロジー)電子版に掲載されました。 概要 かつて日本には、極めて小型の日本固有亜種ニホンオオカミ(Canis lupus hodophilax)が生息していました。ニ

                                          【国立科学博物館】ニホンオオカミの起源を解明
                                        • 書評 「進化心理学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                          進化心理学 (放送大学教材) 作者:大坪 庸介放送大学教育振興会Amazon 本書は進化心理学者大坪庸介の手になる進化心理学の教科書だ.今2023年度から放送大学で「進化心理学」が開講され,その教材として出版されたものだ.放送大学なら(BS視聴環境があれば)誰でも視聴でき,このようにテキストも出版されているので,初学者にとってはとてもうれしい学習環境になったというべきだろう. 冒頭の「まえがき」でいきなり,「進化心理学について学びすぎないようにしてください」とあって驚かされるが,教科書に書いてあることを鵜呑みにするのではなく自分で考えることによって理解が深まるのだという趣旨のようだ.そして進化心理学は「進化・適応」という大原則から統一的な理解が得られるという面白さがあること,進化的な説明が現代の倫理観とかけ離れたものであることが多く,誤謬のリスクがある反面,価値中立的に事実を評価することに

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                                          • 70年以上未解決であった「ミルズの定数の無理数性」が解決か!? - INTEGERS

                                            旧知の仲である数学者 齋藤 耕太 氏(筑波大学、学振PD)が、昨日数学の未解決問題を解決したとするプレプリントをプリプリントサーバーarXivに投稿されました: arxiv.org 論文自体は「現状分かるところまで研究しつくす」という素晴らしい態度で執筆されているので主定理の記述は十行ありますが、その特別な場合をとり出した ミルズの定数は無理数である という定理(これは論文のタイトルにもなっています)が、ある程度長い期間未解決であったと思われる数学上の問題の解決を意味しています。 無理数性の証明はかっこいい 実数という数学的対象は有理数と無理数に分けられます。有理数は などのように という表示を持つ実数であり(ここでは自然数は正の整数を意味するものとします)、有理数ではない実数のことを無理数といいます。 高校数学でも証明込みで学ぶことと思いますが、無理数の典型例としては があげられます。こ

                                              70年以上未解決であった「ミルズの定数の無理数性」が解決か!? - INTEGERS
                                            • イエール大・成田悠輔助教授「選挙も政治家も、本当に必要ですか」:朝日新聞GLOBE+

                                              ――私たちが慣れ親しんでいる民主主義は、かなり過去の社会や技術を前提としていることが問題だと、成田さんは説いていますね。 いくら普遍的な理念を目指したと言っても、私たちが民主主義とよんでいるものの運用は、ざっくり数百年前の人々が考え出したものです。数百年前の社会と技術の環境を前提として作られているのです。 当時はほとんどの人が生まれた土地で育ち、働いて死にました。とくに重要なのが、コミュニケーションがどういうものだったかです。会話はほとんど家族や仲間の間で、情報の伝達はうわさが中心でした。メディアと言えるものは立て看板、貴重品としての新聞や雑誌などしかなかった。そういう、すごく鈍くて、人も情報も流れない世界を前提に民主主義を運営すれば、みんなで決まった日に決まった場所に集まって意見を提出してもらい、それを集計して発表する「お祭り」をやるのも理にかなっていたでしょう。つまり、それが選挙です。

                                                イエール大・成田悠輔助教授「選挙も政治家も、本当に必要ですか」:朝日新聞GLOBE+
                                              • フェルマーの大定理の短証明を査読してみた - INTEGERS

                                                アマチュアの方などが、第一級の数学者が長年取り組んでも解決できない問題(フェルマーの大定理*1の初等証明、コラッツ予想、リーマン予想、ふたご素数予想、P=NP問題、etc.)を解いたと主張して論文や本として発表されることは、ありふれたことのように思います。 あなたがプロの数学研究者だとしましょう。 あなたはそれらの原稿を読みますか? 普通は読まないと思います。なぜなら、 「読まない段階では、その原稿が正しい可能性がある」 ということは、それはそうなのですが、 「その原稿が間違っている可能性の方が圧倒的に大きい」 ということの方が、読むかどうかを検討する側には重大だからです。 定理証明支援系などが更に発展して、近い将来には数学の正しさを効率よく客観的に判定できるようになるかもしれません。 ですが、今のところは、数学の原稿を査読するにはそれなりの時間がかかります。 時間をかけて読んでも間違って

                                                  フェルマーの大定理の短証明を査読してみた - INTEGERS
                                                • 周期性のない図形「ペンローズ・タイル」が量子コンピュータのエラーを訂正? カナダの研究者らが発表

                                                  このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 カナダの研究所Perimeter Institute for Theoretical Physicsとエジンバラ大学に所属する研究者らが発表した論文「The Penrose Tiling is a Quantum Error-Correcting Code」は、繰り返さないパターンである「ペンローズ・タイリング」が、量子コンピュータの誤り訂正に応用できることを提案した研究報告である。 量子コンピュータは量子力学の原理を利用することで、従来のコンピュータでは解くことが難しい問題を高速に解くことができる。しかし、量子情報は環境ノイズからの影響に

                                                    周期性のない図形「ペンローズ・タイル」が量子コンピュータのエラーを訂正? カナダの研究者らが発表
                                                  • ChatGPTなどのAIで科学論文を書くことが国際会議で禁止に、ただし自分の文章の編集・推敲はOK

                                                    機械学習に関する国際会議の1つであるInternational Conference on Machine Learning(ICML)が、「ChatGPTのようなAIを使って科学論文を執筆することを禁止する」という方針を発表しました。この方針をめぐって、AI研究者の間でも意見が割れています。 ICML 2023 https://icml.cc/Conferences/2023/llm-policy ChatGPT and AI language tools banned by AI conference for writing papers - The Verge https://www.theverge.com/2023/1/5/23540291/chatgpt-ai-writing-tool-banned-writing-academic-icml-paper ChatGPTのような

                                                      ChatGPTなどのAIで科学論文を書くことが国際会議で禁止に、ただし自分の文章の編集・推敲はOK
                                                    • ChatGPT、公開6日目で100万ユーザー突破

                                                      11月30日(米国時間)に公開されたAIチャットbot「ChatGPT」のユーザー数が、5日時点で100万人を突破したと、このbotを開発した米OpenAIのサム・アルトマンCEOがツイートした。 ChatGPTは、テキストで質問を投げかけるとAIがその回答を表示するサービス。プレビュー期間である現在は、OpenAIのアカウントがあれば、誰でも無料で利用できる。日本語でも使えることから、日本でも話題だ。 アルトマン氏は「ずっと無料で使えますか?」という質問に対し、「どこかの段階で有料にしなければならないだろう。(インフラの)コストは涙が出るほどかかっている」と答えた。 イーロン・マスク氏の「チャット当たりの平均コストは?」という質問には「おそらく1桁セントくらいだ。より正確にコストを割り出そうとしており、また、最適化にも取り組んでいる」と答えた。 関連記事 ChatGPTによる回答をSta

                                                        ChatGPT、公開6日目で100万ユーザー突破
                                                      • 統計数理シンポジウム 生成モデル 岡野原

                                                        株式会社 Preferred Networks 岡野原 大輔 @hillbig 生成モデルは世界を どのように理解しているのか 「統計的機械学習」の中核としての 統計数理シンポジウム 2023/05/25 アジェンダ • 現在の代表的な生成モデル 大規模言語モデル/ 拡散モデル • 自己教師あり学習 / メタ学習 • 未解決問題 岩波書店 2023 一般向け 関連書籍 岩波書店 2023 専門家向け 技術評論社 2021 2022 ディープラーニングの基礎知識 日経BP 2022 個別の深い話題 生成モデル x ~ p(X | C) X: 生成対象 C: 条件 • 生成モデル:対象ドメインのデータを生成できるようなモデル – テキスト、画像、動画、化合物、行動列 等 – 条件を通じて、制約、指示、対象ドメインなどを指定する (条件付き生成モデルの方が学習の面でも使いやすさの面 でも有利であ

                                                        • 【「スゴ本」中の人が薦める】AIの限界をAIが超え始めていることを実感できる5冊

                                                          1. 『ヒトはなぜ笑うのか』マシュー・M. ハーレー 、レジナルド・B・アダムズJr.、ダニエル・C・デネット 著、片岡宏仁 訳 2. 『言語の本質』今井むつみ、秋田喜美 著 3. 『教養としてのAI講義』メラニー・ミッチェル 著、尼丁千津子 訳 4. 科学雑誌『Newton(ニュートン)』 2023年10月号、中野太郎 、尾崎太一 執筆、松尾 豊 監修 5. 『天然知能』郡司ペギオ幸夫 著 これは、ヘミングウェイが書いたとされる、たった6語の小説だ(※1)。この短い小説から、何が感じられるだろうか? 売ります 赤ちゃんの靴 未使用 おそらく、悲嘆だろう。我が子のために靴を買ったのだけれど、その靴を履く前に、亡くなってしまったのだろう。靴を見るたびに喪われた子のことを思い出し、悲しみに暮れてしまう。ならばいっそ手放してしまおう―――背後にそんなストーリーを想像させる。 私が想像したこの感情

                                                            【「スゴ本」中の人が薦める】AIの限界をAIが超え始めていることを実感できる5冊
                                                          • 人生で影響を受けた本100冊。英語(77) - Qiita

                                                            はじめに 下記には、typewriterまたはcomputerのkeyboardで全文写経した本は数冊(すべて英語)あります。 輪講で全部読んだ本、日本語と英語でも読んだ本などもそれぞれ10冊以上あります。 100回以上読んだ本が10冊以上あるような気がします。 影響を受けた本というよりは、愛読書かもしれません。 引用は、 https://bookmeter.com/users/121023 https://booklog.jp/users/kaizen https://www.amazon.co.jp/gp/profile/amzn1.account.AEZYBP27E36GZCMSST2PPBAVS3LQ/ref=cm_cr_dp_d_gw_tr に掲載している自分で書いたreviewです。 最初にあるところに記録し、それからamazonに転載し、10,000冊になった頃にNo.1 R

                                                              人生で影響を受けた本100冊。英語(77) - Qiita
                                                            • 中学生が東工大教授に質問 「たし算とかけ算の決定的な違い」は何なのか? | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                              数の世界には「たし算」と「かけ算」があるのはあたり前のことだ。しかし、「このように当たり前で基本的なことが、問題の難しさの根本にある」ことを知っているだろうか。 数学界の重要な未解決問題に「abc予想」がある。「互いに素でありかつ a + b = c を満たすような3つの自然数a、b、c の和と積の関係について」の仮説だ。 数学の世界に混ざり合うように存在しているたし算とかけ算を「分離する」力を備えたこの予想が証明できれば、数々の難問を簡単に解決できてしまうという。そして、世界の多くの数学者が「理解することをあきらめた」ともいわれるこの難解な予想を証明する論文が2021年、受理され、世界に大きな驚きと衝撃を与えた。論文を発表したのは、京都大学数理解析研究所教授の望月新一教授である。 Forbes JAPANでは、数学界の進化を支える根源的な問題ともいえるこの「たし算とかけ算の違い」、そして

                                                                中学生が東工大教授に質問 「たし算とかけ算の決定的な違い」は何なのか? | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                              • ABC予想のよくある間違い - tsujimotterのノートブック

                                                                望月新一先生の「宇宙際タイヒミュラー理論」に関する論文が、論文誌に採録されることが決まったというニュースが飛び込んできました。 mainichi.jp 論文の原稿は8年も前から発表されており、その内容の壮大さから、数学好きの間で度々話題になっていました。特に、この理論の系として「ABC予想」と呼ばれる未解決問題が導かれるということが、数学好きとは限らない数多くの人の興味を引きました。 論文の主張が正しいかどうかは、結果的には論文を読んで自分で確かめる他ありません。 (論文誌に掲載されたということは、関連分野の専門家に査読されたということを意味しますが、これは主張の正しさが証明されたことを意味しないからです。) しかしながら、一数学ファンとしては、論文誌に掲載されるというニュースを聞いて、純粋に嬉しい気持ちになりました。 一つの節目として、せっかくなので、自分の中の理解の確認のためにも、AB

                                                                  ABC予想のよくある間違い - tsujimotterのノートブック
                                                                • コンピュータビジョン(CV)の動向 2021 | gihyo.jp

                                                                  はじめに 国立研究開発法人 産業技術総合研究所の人工知能研究センターに所属している、片岡裕雄と申します。研究者としてコンピュータビジョン(CV)やパターン認識に関する研究を行う一方で、研究コミュニティcvpaper.challengeを主宰して「CV分野の今を映し、トレンドを創り出す」ことにも挑戦しています。cvpaper.challengeには最新動向の日本語サーベイ資料や研究メンバーによる研究成果も載せています。今回の記事に書ききれない、より詳細な情報はぜひそちらをご覧ください。 今回の記事については、出身大学の大先輩・皆川卓也氏から話を受けて実現しました。皆川氏は2010年にコンピュータビジョンの業界動向を寄稿されているのですが、今回恐れ多くもその企画を受け継ぐことになりました。 それから11年、深層学習の隆盛とともに発展してきたCV分野の動向を述べるにはあまりにも紙面が限られていま

                                                                    コンピュータビジョン(CV)の動向 2021 | gihyo.jp
                                                                  • React Server Components は Web アプリ開発にどのような変化をもたらすか

                                                                    TL;DR React は単なる UI ライブラリにとどまらず Routing, Bundling, Server Technologies までを統合した技術になろうとしている React Server Components はパフォーマンスだけでなく、「PHP, Ruby on Rails のシンプルなサーバサイド HTML 描画の世界に戻しつつ、サーバサイドとクライアントサイドの実装を同じ技術でシームレスに実装できるようにする」ことができる それにより、開発者から見た複雑さを下げられ、かつエンドユーザは良いパフォーマンス・良い体験を得られる React Server Comonents (以下、RSC)について、インターネット上の記事では主にパフォーマンスについて語られることが多い印象です。しかし、RSC のもう1つ重要な点として、RSC は我々の Web アプリケーション開発の体験

                                                                      React Server Components は Web アプリ開発にどのような変化をもたらすか
                                                                    • 2018年9月20日、Quanta Magazine "Titans of Mathematics Clash Over Epic Proof of ABC Conjecture" の翻訳

                                                                      tar0log.tumblr.com tar0.tumblr.com | taro.haun.org | @tar0zzz | @4bungi | @4bungi | suzuri Tags: abc, eht, life, mini, prfm, photo, ringo, sci, writing Feb 21, 2023: My blog has moved to 4bungi.jp/blog/. I will keep this tumblr so the links will not be broken, but I am also copying the articles I have posted here to 4bungi.jp. Life is like riding a bicycle. To keep your balance you must keep movin

                                                                      • “ABC予想証明”の欠陥発見に賞金1.4億円 ドワンゴ創業者の川上さんが設置

                                                                        数学の未解決問題「ABC予想」を証明する理論の欠陥を指摘できれば賞金1.4億円──一般社団法人日本財団ドワンゴ学園準備会(東京都中央区)は7月7日、そんな取り組みを始めると発表した。発起人はドワンゴ創業者である川上量生さんだ。 ABC予想は、自然数の足し算と掛け算に関する予想で、この予想を仮定すると数論に関する多くの予想や定理を導けることから、数論における重要な未解決問題として知られる。この問題を証明する理論として、京都大学数理解析研究所の望月新一教授は「宇宙際タイヒミューラー理論」(Inter-Universal Teichmuller, IUT理論)を提唱している。 望月教授がIUT理論の論文を公開したのは2012年。7年半の査読期間を経て、京都大学数理解析研究所が編集する国際論文誌「PRIMS」に2021年に掲載された。IUT理論を巡っては、理論の正しさに懐疑的な数学者が存在する一方

                                                                          “ABC予想証明”の欠陥発見に賞金1.4億円 ドワンゴ創業者の川上さんが設置
                                                                        • 数学の望月理論「人類初、数百年に1度の偉業」 加藤文元氏に聞く(1/2ページ)

                                                                          数学の超難問とされてきたABC予想を証明した望月新一京都大教授の論文の正しさが、権威ある専門誌に認められた。証明の前提となった「宇宙際タイヒミューラー理論」は極めて難解だが、長期的には社会を変える大きな可能性を秘めている。望月氏と親交が深く、新理論に関する著作もある東京工業大の加藤文元(ふみはる)教授(数論幾何)に論文掲載の意義を聞いた。(科学部 小野晋史) --今回の決定をどう見る 「率直に言ってよかったと思う。とても長い論文で内容が難解かつ斬新だったこともあり、ここまでに長い時間がかかったが、掲載決定は一つの到達点だと思う。(掲載される専門誌の)『PRIMS(プリムス)』は世界的に見ても非常に信頼性が高く、一定のお墨付きであることは間違いない。私自身は望月さんの理論が正しいものだと思っていたので、この日が必ず来ると考えていた」 --ABC予想はなぜ、重要な未解決問題とされてきたのか 「

                                                                            数学の望月理論「人類初、数百年に1度の偉業」 加藤文元氏に聞く(1/2ページ)
                                                                          • GAFAで数学系の人材がひっぱりだこな理由。純粋数学はもう「ポケットに入っている」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                            「リーマンゼータ関数の零点は、負の偶数と、実部が1/2の複素数に限られる」、「単連結な三次元閉多様体は三次元球面に同相である」……。 数学にはとかく、数学界の「中」の問題に生涯をかけて取り組み、数学上の未解決問題を追求するといった、純粋な上にも純粋、すなわち実社会とは没交渉な「至高の学問」のイメージがないだろうか。 だが今、GAFAを始めとする米国のビッグテック各社が、数学専攻の優れた学生を積極的に採用している。そして、ヨーロッパには、「マスハイヤー・オルグ」を始めとする、数学系人材向け職探しサイトも豊富だ。少なくとも欧米では、数学界と産業界の距離は明らかに近くなっているようだ。 国内に目を向けても、経済産業省が2018〜19年、「理数系人材の産業界での活躍に向けての意見交換会」を開催したほか、2018年の同省の報告書「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~」の中では、「デジタル革

                                                                              GAFAで数学系の人材がひっぱりだこな理由。純粋数学はもう「ポケットに入っている」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                                            • 【ストーリー】宿題と間違えて数学の未解決問題を解いた男 - ScienceTime Physics

                                                                              本ブログのコンテンツは、現在新サイトに移行中です。 ※数式の読み込みのために、ページの更新に時間がかかる場合がありますが、長くても10秒ほどで済みますのでお待ちください。

                                                                                【ストーリー】宿題と間違えて数学の未解決問題を解いた男 - ScienceTime Physics
                                                                              • DAO:分散自立型組織の革命とその全貌に迫る|Go

                                                                                DAOに限らず、様々なテック企業や業界の分析をしているメディアですので、ぜひ原文やThe Generalistを購読することをおすすめします。 著者のMario GabrieleさんのTwitter ↓ DAOs are absorbing the internet. This is true across dimensions: • Talent. Home for the internet's most gifted • Capital. Controlling billions in digital assets • Social capital. Where bright minds meet & collab • Culture. Defining cyber culture Gm, and let's begin 🧵 pic.twitter.com/5etEk4S5Y9 —

                                                                                  DAO:分散自立型組織の革命とその全貌に迫る|Go
                                                                                • 【研究成果】太古の昔、生物がどのように増殖する能力を獲得したかを実験で解明~生命起源における「化学」と「生物学」の溝をうめる世界初の成果~

                                                                                  太古の地球で、原始生物につながったとされる分子の集合体がどのように増殖するようになったかという生命起源の長年のなぞを世界ではじめて実験的に解明 新たに設計・合成されたアミノ酸誘導体(エサ)からペプチドの集合体(コアセルベート液滴)が自発的に形成 エサと刺激を繰り返し与えたところ、コアセルベート液滴が増殖を開始 ペプチド材料の大量生産に応用できると期待 肝生命起源において生物の先祖がどのように増殖能力を獲得したのかという長年の謎を、新規アミノ酸誘導体をエサとして増殖するペプチド液滴(コアセルベート液滴)を創製することで実験的に解明しました。 新規に設計・合成したアミノ酸誘導体を水中に添加すると、アミノ酸が縮合しペプチドが生成されました。生成されたペプチドはコアセルベート液滴を自発的に形成し、これにエサと刺激を繰り返し与えると、液滴は増殖し続けました。さらにこの増殖コアセルベート液滴はRNAや

                                                                                    【研究成果】太古の昔、生物がどのように増殖する能力を獲得したかを実験で解明~生命起源における「化学」と「生物学」の溝をうめる世界初の成果~