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貧困と文学に関するseven_czのブックマーク (1)

  • 「貧しさ」の語られ方について――「サムライの子」をめぐる〈リアル〉の諸相 - king-biscuit WORKS

    *1 ――つねにわたしたちの論拠は〈児童文学〉という限定された、しかも複雑怪奇とまでいわれるほどに特殊な分野であって、そこに生起するさまざまの事象は文学一般の概念規定とはくい違うほどに独自の、偏狭な意味内容をもつ曖昧なことばによって表現されることが珍しくないのだ。*2 ――これはこの世におよそ存在すべくもない物語である。この一家のような善意が存在しないというのではない。そういう善意ならむしろこの世にはありふれていて、人がよくて感傷的な人間がそういう善意の発作にとらえられるのはめずらしくもない出来ごとである。しかし、そういう善意の発作が最後まで貫徹されることがけっしてありえないことを、人びとはわが身の経験として知っている。*3 ――要するに、現在、われわれは、説話の具体の世界から、文学の抽象の世界へ到達し、さらにまた、文学の世界を踏まえて映画やラジオやテレビの具体の世界へ飛躍しつつあるのでは

    「貧しさ」の語られ方について――「サムライの子」をめぐる〈リアル〉の諸相 - king-biscuit WORKS
    seven_cz
    seven_cz 2018/04/20
    大月隆寛氏による、日記の一エントリとしては分量内容とも充実の内容。山中恒「サムライの子」の、児童文学、少女漫画、映画としての表現。童話との決別を図る戦後一時期の児童文学、貧困の描かれ方の移り変わり。
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