新型コロナウイルスの感染者数が高止まりしています。 年度末が近づき、人の動きが活発化することが予想され、専門家は今後さらなる拡大もありうると警戒しています。 (栄町ファミリークリニック 中川貴史院長)「のどの赤みちょっとだけですね。ひどくはないんだけどもね、多少あるかなって感じです」 札幌市内のクリニックです。 こちらに連日訪れているのが、発熱やのどの痛みを訴える患者だといいます。 (栄町ファミリークリニック 中川貴史院長)「新型コロナウイルス感染症であったり、最近だと発熱の患者さんが非常に増えていますね」 去年5月に法律上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられた新型コロナウイルス。 今月大盛況のうちに幕を閉じた「さっぽろ雪祭り」も4年ぶりの通常開催となり、 コロナ禍前と同水準の238万9千人が訪れるなど観光客が戻ってきました。 人の動きが活発化する一方で注意が必要な
新型コロナウイルスがこの世に出現してから丸4年が経ちます。 その間に日本では緊急事態宣言が出たりワクチンが導入されたり5類感染症になったりと、 医療者・非医療者を含めて翻弄され続けた4年間でもありました。 そんな中、2023年10月に「インフルエンザが異例の時期に流行している」というニュースが報じられ始めました。 出典:国立感染症研究所 インフルエンザ流行レベルマップ(2023/10/13) 加えて、2024年3月31日で新型コロナワクチンの無料接種期間は終了することが発表され、以降の接種は自費となる見通しです。 (参考:厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A) こういった状況の中で、患者さんからワクチンに関する質問をされることも多いです。
Published 2023/09/15 17:41 (JST) Updated 2023/09/15 18:19 (JST) 新型コロナウイルス感染後に症状が長引く後遺症を巡り、厚生労働省研究班は成人の感染者11.7~23.4%に後遺症があったとする調査結果を公表した。感染前にワクチン接種をしていた人は未接種者に比べて症状が出た割合が少なかった。オミクロン株流行期の感染者を含む後遺症の研究班の調査結果が出るのは初めて。 国立国際医療研究センターなどの研究者が札幌市、東京都品川区、大阪府八尾市で成人と子ども約5万3千人分の有効回答を得た。2020年1月~22年9月の感染者と非感染者を対象にした。 ワクチン接種者は未接種者に比べて、後遺症が出た割合は約25~55%少なかった。
家庭などから出る下水に新型コロナウイルスがどれほど含まれるか調査している札幌市などの3つの自治体が、ウイルスの検出率のデータを共有し、感染状況を把握していくための協議会を設立することがわかりました。今後、参加する自治体を増やしながら、新しい感染症にも対応できるようにしていきたいとしています。 家庭などから出される下水の新型コロナウイルスの検出率は、実際の感染状況の傾向と概ね一致することが明らかになっていて、感染初期や無症状など検査を受けていない人の感染も把握できることから、高い精度で迅速にウイルスの広がりをつかむことができるとされています。 国は、新型コロナの「全数把握」が5月に廃止されたことにより、下水調査を流行把握の指標の1つにしていて、全国の自治体でも導入が進んでいます。 このうち札幌市や石川県小松市、兵庫県養父市の3つの自治体は今月、全国的な感染状況の把握を目指し「全国下水サーベイ
急激に感染が広がっている新型コロナウイルスについてです。宮城県のクリニックでは、陽性率は9割に上り陽性者が急増したことで薬不足に陥っています。 仙台市若林区の七郷クリニックでは、1日に30人ほどのPCR検査を行っていますが7月ごろから陽性者の数が急増していて、8月の陽性率は約9割に上っています。 七郷クリニック阿部基院長「かなりの負担になっています。当院としては。問い合わせの電話も多いし」 宮城県の新型コロナの感染者数は、8月27日までの1週間で1医療機関当たり29.54人と5類移行後最多を更新しました。 感染者の急増で直面しているのが薬不足です。こちらのクリニックでは、せき止め薬の在庫がわずかとなっていて、1人に処方する量を本来より短い日数分に抑えて何とかつなぎ留めています。 七郷クリニック阿部基院長「やっと300錠入荷した。300錠ということは、12、13人分は入荷したけれどあと無いん
「コロナ感染や濃厚接触で100人近い職員が出勤停止中です。第7波まではなんとか乗り切ってきましたが、年末年始でさらに感染者が増えると、さすがに難しい。当院のセンター長は『戦争に近い』と頭を抱えています」 そう明かすのは、自治医科大学附属病院救急救命センター(栃木県)副センター長の米川力さん。 「つい先日は、約180キロ離れた千葉県からも受け入れ要請がありました。また、ケガをして運び込まれた病院で陽性と判明して受け入れ拒否され、隣の茨城県から当院に運び込まれた方もいます。その方は受け入れ先が見つからず、5時間も救急車で待機していたそうです」(米川さん) こうした窮状は栃木県のみならず全国に及んでいる。たとえば12月22日、東京都は「医療提供体制がひっ迫している」として、医療提供体制の警戒度を最も深刻なレベルに引き上げているのだ。 さらに、この第8波では、茨城県や長野県などでコロナによる1日当
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