「通販市場におけるリテンションの実態調査」の結果を、電通ワンダーマンが12月4日に発表した。「リテンション」戦略とは、既存顧客に継続購入を促すことを重視した戦略で、電通ワンダーマンが専門領域としている。 今回の調査によると、特定企業・商品の継続利用年数が長くなるほど、「金額」を重視する傾向が弱くなり、「機能・特性」を重視する傾向が強くなることが判明した。 特に「半年未満から1年未満」にかけての成長率が大きく、「5年以上」の長期利用顧客は、「金額」よりも「機能・特性」を重視していた。 通販を1年以上継続して利用している理由 継続年数別 購入単価は、継続期間「半年以上~1年未満まで」「2年以上~3年未満まで」での伸びが大きいが、「5年以上」になると縮小していた。購入回数も、継続期間「1年以上~2年未満まで」「3年以上~5年未満」での伸びが大きいが、「5年以上」になると縮小する傾向が見られた。
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