評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★★★星5つ) ■『未来世紀ブラジル』に並ぶ傑作〜その言いたい本質は全く変わらないように思える テリーギリアム監督の『未来世紀ブラジル』や、アンドリュー・ニコル監督『ガタカ』、スタンリーキューブリック監督『時計仕掛けのオレンジ』とか近未来の世界観の中で、絶望(一抹の希望?)を描く作品を見たければ、オススメです。SF好きな人には、すぐピンと来るが、嫌いな人にはわかりにくいともいえる。テリーギリアム監督にブルース・ウィリス?と首を捻ったが、これが僕的にはハマリ。妙に甘ちゃんで頭のトロそう・・・でも誠実そうな主人公ジェームス・コールを熱演してる。青い南の島映像とハマリの切ない音楽をテレビ越しに眺めながら、女性精神科医に抱かれるブルース・ウィリスの表情は、せつなかった。またブラッド・ピットの狂ったような演技とかは、もう文句なし。やはりブラピは天才だ。でもJa