最近では、めったにその姿を観なくなってしまった懐かしの「花柄ポット」。あの頃は当たり前だった「花柄」だが、今あらためて見てみると、時代の空気を感じさせてくれる魅力的なものばかり。そんな「花柄ポット」の花柄をモチーフにした「壁紙」と「便箋フォーマット」の無料ダウンロードできる象印のサイトがTwitterで話題となっている。 懐かしい! 象印の「花柄ポット」 高度経済成長期を経て、日本の暮らしが豊かになり始めた昭和42年に誕生して以来、大ブームとなった「花柄ポット」。象印は、花柄の世界を存分に味わえるギャラリー「GARARY(ガラリー)」を開催中だ。 うおー象印のサイトで花柄魔法瓶の歴史みれるー!!しかも壁紙と便箋までダウンロードできる!どれも良いな…。 https://t.co/jngZzH8BT0 pic.twitter.com/YSuKUgItpB — 飯野 文■1日目-西a01b (@
学校の遠足や旅行などで、日本人の多くが一度は訪れたことがあろう奈良公園。東大寺の大仏もさることながら、ここで売られている「鹿せんべい」を鹿にやるのも、奈良観光の定番。 そして、誰もが一度は疑問に思うだろうことが、「人間が食べても大丈夫なの?」ということ。今回はこれを調べるために、久しぶりに奈良に行ってきた。 奈良国立博物館の正倉院展にはわき目もふらず、公園内各所でおばちゃんが売っている鹿せんべいを購入。受け取ったとき、炭酸せんべいのような香りがしたので、「食べてみたい」という気持ちはふくらむ。 一応、売っているおばちゃんに、人が食べても大丈夫か聞いてみると、 「ぬかでできているので害はないですよ」とのこと。 なるほど。 なんともあいまいな「害はない」と言い回し。衛生面が気になるもの、そう言われたからには食べてみないと。 だが、周りは鹿だらけ。1枚だけ残して、群がってくる鹿にあとは全部やり、
10年あまり前、東京に住んでいたぼくはわりと現代美術に関心があって、美術館だけでなくギャラリーにもちょこちょこ足を運んでいた。その当時、ミヅマアートギャラリーは青山にあり(その後、中目黒、さらに現在の市ヶ谷に移転)、会田誠や山口晃などといったアーティストたちの新作展がよく開催されていた。 会田誠はそのころから美術界の新星、異才として脚光を集めていたが、山口晃はまだブレイク前だったはずで、それがやがて、百貨店のポスターやらテレビCMやらでその作品が使われ、あれよあれよという間に世間的に知られるようになっていった。昔からのファンとしては、新人だった頃から注目していたお笑い芸人やアイドルがブレイクするのがうれしいのと同じように、ちょっと誇らしく思ったりする。 その頃行った山口晃の個展で、いまでも記憶に強く残っている作品がある。それは中世の「似絵」の代表作として教科書でもおなじみの「伝源頼朝像」(
都内某所──ふらりと図書館に立ち寄って、新聞&雑誌コーナーを覗いてみると……「えっ、こんなにたくさん?」と驚く。ざっと新聞30誌、雑誌500誌以上。もちろん、図書館の規模や方針によって所蔵数の差はあるけれど、メジャーなものからマニアックなものまで、実に多くの雑誌が置かれている。 関連情報を含む記事はこちら 「こんなマイナーな雑誌を買うなんて税金のムダだ!」なんて言っちゃいけません。まったく興味のないジャンルの雑誌でも、読んでみたら案外面白いんです。今回は、図書館で見かけたマイナーな雑誌のマニアックな楽しみ方をご紹介。 ■トカゲとむしと ○季刊『ビバリウムガイド』(エムピージェー) ビバリウム(Vivalium)とは、飼育する生き物がもともと生活していた生息地の環境を、人工的に再現して育てることで、この雑誌が扱うのは「爬虫類・両生類」。 最新号をめくってみるといきなり「モンテネグロの自然と動
全メニューが「抹茶」というジェラート屋さんがあるという。ショーケースの中は緑色! ジェラートに含まれる抹茶のパーセンテージの違いによってNo.1〜No.7まで7段階の濃さがグラデーションになってずらり並んでいる姿は、他の店にはない光景。 う〜ん、どれも美味しそう! どれを買おうか迷っちゃう! しかしなぜ抹茶ばかりこんなに? 気になるお味は?? お店に行って確かめてきました。 ジェラートだから抹茶の美味しさがダイレクトに 販売しているのは静岡県藤枝市と静岡市にある「静岡抹茶スイーツファクトリー・ななや」(※お取り寄せ可)。丸七製茶というお茶屋さんが経営するお店です。 「抹茶は熱や光に弱いので、風味がすぐになくなってしまうのが難点です。色も退色してしまいますし・・・そこで、抹茶本来の味を知ってもらうにはジェラートが一番だと思ってお茶屋のプライドをかけて開発しました」と語るのは ななやの店員兼日
人気のある企画展などでは、何十人待ちとか、何十分待ちなんてこともよくあるけれど、混雑時にときどき気になるのは、こんなアナウンスだ。 「列に並ばずにご覧ください」 「立ち止まらず、一歩ずつ前に進みながらご覧ください」 「列に並ばず、空いているところからご覧ください」 美術館や博物館では順路が示されていることが多く、一つずつ順番に見ていくことが多いもの。目玉の展示物あたりになると、どうしても人だかりができてしまうが、それもなんとなく律義に、順番通りに「行列に並んで」観る人が多いのではないだろうか。 もしかして美術館や博物館では「並ばず」「立ち止まらず」観るほうが良いものなの? 7月26日時点で入場者が10万人を超えた人気の特別展『深海 挑戦の歩みと驚異の生きものたち』を開催している国立科学博物館に聞いてみたところ、以下の回答があった。 「こちらでは基本的に『展示物の前に並ばずに』などのご案内は
ここのところ、図書館が何かと話題になっている。有川浩の同名小説を映画化した「図書館戦争」が公開中だし、現実においてもここ数年、全国各地で図書館の新設やリニューアルがあいついでいる。 2011年11月には、東京都立日比谷図書館が千代田区に移管され、図書フロアのほか展示室や研究室、カフェ&ショップなどを併せ持つ千代田区立日比谷図書文化館として生まれ変わった。岐阜市でも、既存の市立図書館に替えて、新たな中央図書館を中心とした複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」が、建築家の伊藤豊雄の設計により建設が予定されている。 しかし、最近もっぱら話題となっているのは、佐賀県武雄市が運営をカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC。DVDレンタルチェーン「TSUTAYA」などを展開する企業)に委託して、この4月にリニューアルオープンした武雄市図書館だろう。年中無休で朝9時から夜9時までの12時間開館と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く