スバルとトヨタのコラボレーションによって生まれた2リットル・1.2トン級スポーツクーペ『BRZ』を800kmほどドライブする機会を得たのでリポートする。 BRZは6月後半にマイナーチェンジを控えており、足回りなどに大幅な改良が施されるという。今回の試乗車はマイチェン前のモデルで、これが最後のインプレッションということになるだろう。試乗車は、中間グレード「R」の6速手動変速機。革巻きステアリング&シフトノブやアルミパッドペダルなどからなる「スポーツインテリアパッケージ」装着。ホイールはノーマルの16インチ径で、205/55R16サイズのヨコハマ「dB E70」というローコストモデルのタイヤを履いていた。大径フロントブレーキ、リアベンチレーテッドディスクブレーキ、トルセンLSD、加速重視のファイナルギアがセットとなったインチパフォーマンスパッケージは未装着。 試乗ルートは東京・葛飾を出発し、奥