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2023年2月13日のブックマーク (1件)

  • 水平対向エンジンのカムシャフト、直列エンジンとはどのように異なるのか[内燃機関超基礎講座]

    片側2気筒だから見たことのないくらい短いカムシャフト。水平対向4気筒ならではの特徴だ。EJ型からFB型へ移行するにあたり、スバルは効率と出力を両立するためのさまざまな知恵を盛り込んだ。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) PHOTO:瀬谷正弘/牧野茂雄 *記事は2012年3月に執筆したものです 通常、カムシャフトは鋼(鉄材)を成形して造られる。しかし、富士重工業(現スバル)はEJ型の後期から引っ張り強度400MPa級引き抜き鋼製の中空パイプを使用している。鋳物や鍛造品に比べて軽いからだ。そのパイプに焼結合金製のカム山(カムロブ)を特殊な製法で合体させている。カムシャフトになったときのベース円直径は34mmであり、ほかのエンジンに比べると細い。しかも中身が詰まっていないから軽い。EJ20の最終型はベース円37mm径のカムシャフトだったが、それまでのものに比べて1当たりで約4

    水平対向エンジンのカムシャフト、直列エンジンとはどのように異なるのか[内燃機関超基礎講座]