◆大成功した映画◆ マリオ映画に関して日経新聞のインタビュー記事を読んでいたら気になる記述があった。 「今回の映画ではいろいろな場面で状況を説明するようなセリフを省きました。シーンの描写を見れば、マリオがなぜここに来たのか、何を目指しているのか、分かるはずです。僕は10年ほど前から(NHKの)『朝ドラ批評家』を自称していますが、作品によっては場面説明がやたら多いものがある。あれは見ていて分からない人向けに仕方なくやるもので、本来的には状況説明がないドラマが一番だと思ってます」 出典:マリオの父は滑らない 映画大ヒット、宮本茂氏の仕事術 - 日本経済新聞 状況説明がないドラマが一番!。 思えば、今回のマリオ映画が先行上映されたとき批評家からは低評価を食らったらしく、その理由が「ゲームを知らない人間にとっては説明不足だったから」というものだった。しかし宮本は言い切ったのだ。あえて説明をはぶいた