任天堂が2006年に発売したゲームハードWiiは、幅広いユーザーに受け入れられ、一億台以上を販売する成功を収めた。そのハードウェアの核となったのはWiiリモコンだ。これまで普及していたゲームハードのコントローラーとは、一線を画すリモコン型のデザインに仕上げれている。CMOSセンサーや加速度センサー、スピーカーなどが搭載されていることにより、両センサーを用いた体感型アクティビティや、アクションゲームでのポインティングによるエイミングなど、これまでのゲーム体験に加えて、さまざまなあそびを提案することに成功した。 そのWiiリモコンのプロトタイプ版が、Yahooオークションことヤフオク!に出品されていたことが、海外メディアを介して話題にのぼっている。10月18日に出品され、25日に7万4000円で落札された試作品は、センサーバーとコントローラー(Wiiリモコン)とヌンチャクの3つセット。センサー