前編記事『「ファンは競走会の養分」なのか…競艇界で悪い奴らが高配当を手にする「ハイエナ戦法」が無くならないワケ 』では、競艇界のレース不正を前提とした賭け方が行われていることを、八百長に手を染めて競艇界を追放された西川昌希元選手の事例から解説した。競走会で不祥事が連発する本質的な理由は、果たしてどこにあるのか。 レース不正以外にも不祥事を連発 業界が抱える問題はレースにおける不正だけではない。 2021年には215名もの選手がコロナ持続化給付金を不適切に受給していたことが判明。競走会は謝罪と返金対応を余儀なくされた。215名という数は、選手8人のうち1人が「不適切受給」を受けていたことを意味する。 同じ2021年には、ボートレーサー養成所の男性教官2人が、コロナの感染拡大期に未成年者を含む女子選手2人と飲酒をともなう私的な会食を行っていた。その後、女子選手のコロナ感染が判明し斡旋辞退(レー
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