和歌山電鐵㈱(本社・和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)は10月31日、同社4車両目となるデザイン電車のイメージを発表した。同日に伊太祁曽神社で行われた貴志川線祭りの中で公開。完成は来年春を目指す。 新デザインは、県名産「梅」がテーマ。外観は、梅干しをイメージした赤を基調に、メタリックで豪華な印象になる予定。 また内装は、木の国「紀州」にちなみ、天井や床などに木をふんだんに使用する他、障子や木製すだれなどでも装飾。これまでの「いちご」「おもちゃ」「たま」の各電車とはひと味違った和風電車になる。 祭りには小嶋社長、車両をデザインした水戸岡鋭治デザイン顧問、たまⅡ世駅長らも参加。小嶋社長は「JR九州のななつ星電車をデザインした水戸岡さんが、梅干し(星)をテーマに作るのだから、『うめ~』話になるよ」と冗談を交えて新車両の完成を期待した。
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