「子どもがかわいくて裏切れないと思って、残業代が出ない中、みんな長時間勤務をしていますが、『子どもたち、ごめんね』と言いながら辞めていく教員も何人もいます」 いま、うつ病で休職している小学校教員の言葉です。 文部科学省が始めた「#教師のバトン」プロジェクト。 思わぬ展開となり“炎上”とも言われましたが、開始から1か月、投稿を分析していくと、過酷な労働実態だけでなく改善のヒントも見えてきました。 このバトン、どこにつながっていくのでしょうか。(社会部記者 能州さやか) 教員の志望者が減る中、文部科学省が3月下旬に始めた「#教師のバトン」プロジェクト。 現場の教員にツイッターなどのSNS上で「#教師のバトン」とつけて、働き方改革の好事例や仕事の魅力などの投稿を呼びかけました。 校長など管理職に許可を得る必要がなく、個人情報などを除けば自由に投稿して良いというもので、霞ヶ関に、そして社会に直接現
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