民主党は18日夕、海江田第2次改造「次の内閣」の第10回会議を国会内で開催。14日に海江田万里代表が野田佳彦最高顧問らと協議してまとめた消費税に対する考え方を党として確認するとともに、各部門から挙げられたマニフェストの重点項目を確認し、今後の取りまとめについては海江田代表、福山哲郎政策調査会長に一任した。 会議後の会見で福山政策調査会長は、14日の「社会保障と税の一体改革」についての幹部の会合での消費税再引き上げ延期方針決定として、社会保障費の充実と安定化に消費税引き上げ分が充当されていないこと、議員定数削減の約束を守っていないこと、アベノミクスは過度な円安と悪い物価上昇、実質賃金の低下、格差拡大を招き、17日の7~9月期GDP速報値にあったように日本経済を非常に厳しい状況に追い込んでいることから、「こうした状況を放置したことで、消費税は引き上げられない環境になった」という認識について、ま