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2023年4月20日のブックマーク (2件)

  • 心霊写真や「神の手」、巨匠による贋作?も、世界が揺れた嘘6選

    イタリアのバチカン市国で「ラオコーン像」の写真を撮る観光客。紀元前に製作されたとされるこの像は、ルネサンスの巨匠、ミケランジェロによる贋作(がんさく)ではないかと考える学者もいる。だとすれば、歴史的な偽物だ。(PHOTOGRAPH BY AGENCJA FOTOGRAFICZNA CARO, ALAMY STOCK PHOTO) 世界はこれまで亡霊や大災害、そして聖人のプライベートな部分にまつわる壮大な嘘に翻弄されてきた。これらの事件はエイプリルフールの無邪気ないたずらとは違い、説得力があったがために、経済を揺るがしたり、人々の信仰心を高めたり、パニックを引き起こしたりした。そして、その多くは経済的な利益が狙いだった。 こうした壮大な嘘にまつわる場所をめぐってアジアや欧州、米国を旅することも可能だ。大理石の彫刻や映画の1コマ、あるいは都市の景観に埋もれていたり、博物館に展示されたりしている

    心霊写真や「神の手」、巨匠による贋作?も、世界が揺れた嘘6選
  • 青崎有吾という天才作家を見つけた - Heartlogic-2

    ここ数年間、ジュブナイル小説の好みに合う作品が、なかなかないな…と思っていた。 昨今の10代前後の読者を想定した小説はもっぱらライトノベルのカテゴリに入るのだと思うが、ラノベは味が濃すぎてべられない。かといってベテラン作家が10代の少年少女を主人公に据えた作品を読んでみると、なぜか描写や台詞回しのしっくり来ないものが多くて、これまた辛い。 ところが、青崎有吾の作品は奇跡的に素晴らしくて最高に楽しく読める。謎多き天才であり探偵役であり重度のアニオタであり皆に「駄目人間」と評される裏染天馬(男子高校生、学校施設内に居住)は、推理を披露する場面以外のほぼ全てで奇行を連発しているのに一切の臭みがなく、読んでいて体が痒くなったり寒気を覚えたりすることがない。 文章がどこまでもクールかつドライで、助手役であり狂言回し役でもある袴田柚乃(女子高校生、女子卓球部員)の描写も最小限にしてとても爽やかだ。無

    青崎有吾という天才作家を見つけた - Heartlogic-2