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ブックマーク / japan.hani.co.kr (2)

  • [コラム]塩野七生、あるいは全体主義の誘惑

    大学1年の時だったから1995年のことだと思う。先輩の下宿に訪ね、偶然一冊のを手にした。とてもおもしろかったので帰宅途中に書店に立ち寄った。日人作家の塩野七生氏が書いた韓国版の『ローマ人の物語』の第1巻だった。 その後は自然に彼女のファンになった。2巻目で彼女が描写した「カンナエの戦い」についての説明、4~5巻に出てくるカエサルの描写はあまりに魅力的で何度も繰り返し読んだ。後日。『わが友マキアヴェッリ』、『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』など他の著作も読みふけった。彼女の歴史記述の方法について「英雄中心的史観」とか「全体主義的色彩がある」という批判もあったが、20代の私にはどうでも良かった。今でもソウルの自宅の棚には、彼女のが20冊以上(『ローマ人の物語』は15巻の大作だ!)置かれている。 27日、バラク・オバマ大統領の広島訪問を控えて、私の心も忙しなかった。恐れを知ら

    [コラム]塩野七生、あるいは全体主義の誘惑
  • [記者手帳]産経新聞の野口先輩に一読してもらいたい『閔妃暗殺』

    の右翼指向メディアの産経新聞インターネット版が、朴槿恵大統領の中国戦勝軍事パレード出席を批判し、朴大統領を日の浪人によって暗殺された明成皇后に例えた記事が波紋を呼んでいる。写真は産経の野口裕之政治部専門委員が書いた問題のコラムをキャプチャーしたもの //ハンギョレ新聞社 こんにちは。東京のキル・ユンヒョン特派員です。今回の話は産経新聞の嫌韓コラムをめぐって起きたハプニングの顛末です。 最近の韓国と日の間では、産経新聞の野口裕之・政治部専門委員(57)が先月30日、産経新聞の電子版(「産経ニュース」)に掲載したコラムをめぐり、深刻なハプニングがありました。野口委員は、産経ニュースの「野口裕之の軍事情勢」という連載コラムで、現在、米国と中国の間で厳しい選択を迫られている韓国外交を、旧韓末に国家存立のため、清や日ロシアに順に頼らざるをえなかった明成皇后(記事では閔妃という表現を使用)

    [記者手帳]産経新聞の野口先輩に一読してもらいたい『閔妃暗殺』
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